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新型トヨタ・ノア/ヴォクシー 5ナンバー消滅 3ナンバー化のみになった本当の理由

ノア/ヴォクシー 5ナンバー消滅

あれ? そうきたか。

【画像】見た目、ぎらり 大きく変わった新型ノア/ヴォクシー【詳細写真】 全92枚

新型のトヨタ・ノアのスペックを見て驚いたのは、エアロ仕様だけでなく標準グレードも3ナンバー化されたことだ。

全長は4695mmと先代同様だが、全幅が1730mmとなり5ナンバー枠をはみ出している。

つまり、ボディそのものが3ナンバーサイズで作られているのだ。

ノアとヴォクシーは、先代はもちろん、先々代の時代から「標準ボディが5ナンバー、エアロ仕様はバンパーなどを大型化することで3ナンバー」という作り分けがおこなわれてきた。

これはトヨタに限らず、日産セレナもホンダ・ステップワゴンも同様。このクラスは、車体を5ナンバー枠で作るのが常識だったのだ。

新型ノア、そしてヴォクシー(新型では非エアロ車が存在しないが)はその常識を打ち破ったのである。

車体サイズは標準車もエアロ仕様も全長4695mm、全幅1730mmで統一。これは先代モデルに比べると、全長は同じ、全幅は標準車でプラス35mm、エアロ仕様ではマイナス5mmとなっている。

言い換えれば、新型は先代のエアロ仕様とほぼ同じサイズということになる。

ちなみに先代はエアロ仕様だけが膨らみの大きなフロントフェンダーを備えていた。

いっぽうで新型では全車ともワイドタイプのフロントフェンダーとなり、さらにリヤフェンダーの張り出しも左右で35mm増して側面の抑揚が増している。

しかし、全幅拡大のメリットはそれだけではない。

ほかにもあった全幅拡大のメリット

「車幅の拡大は世界的な傾向で、その理由は2つあります。1つは側面衝突への対応。もう1つは大きなタイヤを履くためです」

「SUVだとコンパクトクラスでも3ナンバーが多いのは、後者の理由が大きいですね」

開発責任者を務めた水澗英紀氏はそう説明する。

大きなタイヤをフェンダーに収め、しっかりハンドルを切れるようにするためにはホイールハウス拡大が避けられず、そのために全幅を広げざるを得ないのだ。

そしてノア/ヴォクシーでいえば従来は最大16インチだったのが、新型では17インチまで履けるようになっている。

さらに、居住性も増している。

新型では天井付近の室内幅が70mm増しているが、これも車体設計を3ナンバーとした賜物なのだ。

なぜなら、物理的には可能かもしれないが、天井の幅を広げると車体側面がほぼ垂直になるから、5ナンバーの幅だと箱のような見た目を避けられず、デザインが成立しなくなる(バンのようになる)からだ。

「もちろん、いたずらに大きくすればいいとは思っていません。しかし先代でも販売は約8割が3ナンバーボディのエアロ仕様でした」

「そこで新型は、それと同等サイズならお客様には納得していただけると考えたのです」

「5ナンバーを望まれる理由としては『制約』(自宅駐車場の広さなど)と『こだわり』にわかれると思いますが、もし後者であれば視界の広さなどで運転しやすさを追求することでご納得いただけるようなクルマを作りました」(水澗氏)

日本の道の狭さ 不都合にはならず?

世の中に「5ナンバー枠」と頑なにこだわるひともいるが、そもそも、そのこだわりは本当に必要だろうか。

判断すべきポイントは、「5ナンバーなのか3ナンバーなのか」ではなく、「自分にとってその車体サイズが問題ないのか、それとも不都合が生じるのか」ということである。

「日本の道が狭いから」というのは不都合の理由にはならないだろう。なぜなら、現時点でのこのサイズのミニバンを購入する人の多くがノアやヴォクシーに限らずセレナやステップワゴンでエアロ仕様を購入。

つまり5ナンバーも選べる状況なのに好んで3ナンバーを選択しているからだ。

たしかに車体は小さいほうが運転はしやすいが、かといってわずか幅広になったことで劇的に運転しづらくなるわけでもない。

そして偶然にも、今年春に正式デビューと言われているライバル、ホンダ・ステップワゴンも全車3ナンバー化される見込みだ。

時期セレナに関しては情報がないが、少なくともこのクラスでは「脱5ナンバー」が常識となるだろう。

ちなみに、年配の人が「3ナンバーは贅沢品」といって敬遠するのは理由がある。

かつて3ナンバー車が「贅沢」と捉えられ、平成元年4月に消費税導入されるまではエンジン排気量が同じ2.0Lでも車体が3ナンバーになるだけで、年間の自動車税は3万9500円から8万1500円と倍以上の金額になったからだ。

しかし現在は、エンジン排気量が同じならば5ナンバーでも3ナンバーでも自動車税額は変わらない。

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