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611馬力の高級クーペ『ザガート』発表 アルピナ創業家ボーフェンジーペンが新事業設立

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611馬力の高級クーペ『ザガート』発表 アルピナ創業家ボーフェンジーペンが新事業設立

限定生産車 ベースはBMW M4

BMW車のチューニングで知られるアルピナの創設者、ボーフェンジーペン家が、独自のコーチビルディング事業を新たに立ち上げた。その名称は、シンプルに『ボーフェンジーペン(Bovensiepen)』だ。

【画像】この顔がBMWベース? エレガントな新型クーペ誕生【ボーフェンジーペン・ザガートの詳細を見る】 全17枚

アルピナは現在BMWの傘下にあるため、ボーフェンジーペン家は「素晴らしいドライビングの情熱を体現する、卓越した自動車メーカー」へと軸足を移す。その第1弾として、最高出力611psのグランドツアラー『ザガート(Zagato)』を発表した。

新型ザガートは、BMW M4をベースとしており、イタリアの有名なデザイン会社であるザガートがスタイリングを担当した。車名も同社にちなんで名付けられた。

ザガート社はこれまで、アストン マーティン、フェラーリ、ベントレー、マセラティ、アルファ・ロメオとコラボレーションしてきた。今回のボーフェンジーペンとの新型車については、「伝統的なミラノのデザインスタジオの紛れもない特徴を併せ持つ、個々のデザインの調和のとれた構成」と表現されている。

新型ザガートの生産には1台当たり250時間以上かかるといわれており、生産予定台数は「非常に限定的」なものとなるが、具体的な数字は明らかにされていない。価格と発売日は今年末に発表され、納車開始は来年夏を予定している。

ボーフェンジーペンは、インテリアとエクステリアに幅広いカスタマイズオプションを用意し、1台1台が「オーナーと同じくらいユニーク」になると謳っている。

フロントとリアは完全な新設計で、ボンネットとサイドのプロファイルも変更され、トレードマークである「ダブルバブル」ルーフを採用するなど、ベースとなったBMWとは大きく差別化されている。

3.0L直列6気筒エンジンを搭載し、最高出611psと最大トルク71.3kg-mを発生、0-100km/h加速はわずか3.3秒、最高速度は300km/h以上とされる。

コンフォート、スポーツ、スポーツ・プラスという3種類のドライビングモードに対応した特注のビルシュタイン製ダンパーが搭載され、「卓越した快適性からスポーティなドライビングダイナミクスまで、幅広い走り」を実現する。また、アクラポビッチ製の軽量ツインエグゾーストシステムも採用され、ベース車よりも40%軽量化されているという。

一方、BMWは2026年にアルピナブランドの今後の展開を発表する予定だ。ポールスターの元デザイナー、マクシミリアン・ミッソーニ氏が移籍し、アルピナを含むすべてのラグジュアリーモデルのスタイリングを指揮することになっている。

ボーフェンジーペン・ザガートの発表は、イタリアで開幕したコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステで行われた。

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みんなのコメント

2件
  • NAS********
    今までのザガートと違うのか
    あの一般人が到底理解出来ないデザインとはかけ離れてるが
  • fxnhe501
    これが、元アルピナのやることなんでしょうか。正直、ザガートが単独でやればいいことにしか見えない。必然性がない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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