8月19~20日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催される全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦。このもてぎ大会のプロモーションのため、3度の王者である山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)、近藤真彦JRP(日本レースプロモーション)会長、上野禎久JRP社長、そして斎藤毅ホンダモビリティランド株式会社代表取締役社長が7月27日に栃木県庁を訪れ、福田富一栃木県知事を表敬訪問した。
冒頭、近藤会長は今回の訪問についての感謝を述べるとともに「スーパーフォーミュラはここ数大会で、お客様の来場者数がますます増えてきているなかで、次戦のモビリティリゾートもてぎ大会にも引続きたくさんの方にご来場いただけるために、知事のお力をお借りしてもう一押し、プロモーションができればと思い表敬させていただきました。引き続き応援の程お願いします」と挨拶した。
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さらに山本が「昨年まで13年間、(スーパーフォーミュラでは)地元のもてぎで優勝することができなかったのですが、昨年やっと優勝することができました。今年もその再現ができるよう頑張りたいと思います」とレースへの意気込みを語り、次のように付け加えた。
「また、昨年に引き続き自分の母校である作新学院の小学部の420名の生徒さんと保護者の皆さんを招待させて頂きます。先輩である自分が頑張っている姿を見ていただくことで、モータースポーツのさまざまな魅力を感じてもらいながら、地元にこんな立派な施設があるんだと言うことも合わせて知っていただければ嬉しいなと思います」
福田知事は「日本最高峰の自動車レースのスーパーフォーミュラが50周年を迎えられたということで、栃木県も今年栃木県誕生150年という、お互いに節目の年ということで、相乗効果が期せればと思います」とコメント。「またスーパーフォーミュラは『家族で楽しもう』が大きなテーマになっていると聞いていますが、夏休みでもあり家族みんなで集まって絆を深められるような大会になって欲しいと期待しています。また近藤会長には日本のモータースポーツの牽引役として活躍いただけるようお願いします」と、もてぎ大会および日本のモータースポーツ界に期待を寄せた。
歓談の時間では山本と福田知事の間で地元ならではの会話がはずみ、終始和やかな雰囲気となった。最後に上野社長が『NEXT50プロジェクト』を通じたカーボンニュートラルの取り組みを紹介すると、知事は「それは素晴らしい取り組みなので、是非多くの方々に知っていただけるよう、発信してください」と呼応した。表敬の最後には、山本から知事へ、記念のサイン入りキャップが贈られている。
なお、来週には野尻智紀(TEAM MUGEN)が茨城県の大井川知事を表敬訪問する予定となっている。
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