40台限定の最後の「シビック・タイプR」
欧州市場では2026年にシビック・タイプRの販売が終了する。このたび発表された「アルティメットエディション」は、シビック・タイプRの有終の美を飾る記念モデルとして企画された特別仕様車だ。
チャンピオンシップホワイトにペイントされたボディには、ボンネットやサイドに特別なレッドのデカールがあしらわれる。リヤウイングやドアステップガーニッシュなどにはカーボンが用いられ、テールエンドに配される「ULTIMATE EDITION」のバッジとともに、特別なモデルを表現している。
タイプRのロゴプロジェクターで乗員を迎えるインテリアには、ドアライニングやセンターコンソールなどに追加の照明が備わり、室内のディテールを引き立たせる。
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オーナーには記念品として、1から40までのシリアルナンバー入りのエンブレム、カーボンキーホルダー、カスタムメイドフロアマット、そして車体カバーが入った特別なギフトボックスが贈られる。
ホンダ・モーター・ヨーロッパで欧州戦略・製品責任者を務めるハンナ・スウィフト氏はこのように述べている。
「欧州におけるホンダ・ラインナップの真のアイコンに別れを告げるにあたり、特別仕様車によるシビック・タイプRで最高の見送りをし、その伝統を称えるまたとない機会をお客様に提供することがふさわしいと考えました。業界は変化しており、欧州の法律に従って当社のモデルラインナップも進化する必要があります。しかし、タイプRは常にホンダのドライビングの興奮に対する情熱を究極的に表現してきたものであり、今後数週間から数カ月にわたってその伝統を称えられることを楽しみにしています」
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