8月1日、静岡県の富士スピードウェイで2026年スーパーGT第4戦『FUJI GT 300km RACE』の走行がスタートした。レースウイーク最初の公式練習では、GT500クラスは17号車Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)、GT300クラスは45号車PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗)がトップタイムを記録している。
カレンダー上では5月の第2戦富士終了後には、海外大会となるマレーシア・セパンでの第3戦が6月に開催される予定だった2026年のスーパーGT。しかし、中東情勢悪化をはじめとする費用高騰などの影響もあり第3戦セパンは残念ながら開催延期に。およそ3カ月のインターバルを経て、富士での第4戦を迎えた。
レースウイークは金曜搬入日から暑さが厳しく、土曜予選日も早朝から強い日差しがサーキットを照らした。公式練習は10時30分から開始となったが、セッション前には7月28日に発生した『令和8年熊本地震』で亡くなられた方への黙祷が捧げられた。
その後、公式練習は定刻どおりスタート。ブリヂストン提供情報によると気温は31℃、路面温度は44℃と午前中から30度超えのコンディションだ。ピットレーンのシグナルグリーンでセッションが始まると、コースインするマシンとピットで待機するマシンが約半分ほどに分かれた。
開始から30分ほどが経過するとGT500、GT300の全車が一度はコースインしてタイムを記録。この時点では17号車Astemo HRC PRELUDE-GTが1分29秒689でトップ、12号車TRS IMPUL with SDG Zが1分29秒749で2番手、100号車STANLEY HRC PRELUDE-GTが1分29秒789で3番手というトップ3オーダーだ。GT300は45号車PONOS FERRARI 296 EVOの1分37秒789がクラス首位タイムとなっている。
セッション中には一時スロー走行となる車両もあったが、大きなアクシデントや赤旗中断などなく公式練習は進んだ。走行している間も太陽は強くコースを照らし、11時10分の段階では気温34℃、路面温度は45℃に上昇。11時30分からのフルコースイエロー(FCY)テストを経て、11時45分からは10分間のGT300専有走行が行われた。
その専有走行では、まず60号車Syntium LMcorsa LC500 GTが1分38秒470にタイムを上げて5番手に浮上する。さらに2号車HYPER WATER INGING GR86 GTは卜部和久が連続アタックを行い、1分37秒889を記録して2番手にポジションアップを果たす。
チェッカー周には18号車UPGARAGE AMG GT3の新原光太郎が1分38秒432で6番手に上がるものの、トップの45号車PONOS FERRARIには各マシンとも及ばずGT300専有走行は終了。フェラーリ296 GT3勢は篠原/川端の新コンビで幸先良いトップタイム発進の45号車PONOSをはじめ、7号車CARGUY Ferrari 296 GT3 EVOが4番手、6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIが5番手と3台とも上位につけた。
続く11時55分からはGT500の専有走行が同じく10分間で開始。まず23号車MOTUL Niterra Zは高星明誠が1分29秒685でトップタイムをブレイク。続いて37号車Deloitte TOM’S GR Supraの笹原右京が1分29秒294でトップタイムをさらに更新し、16号車ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTの佐藤蓮が1分29秒526で2番手に飛び込む。
ホンダHRCプレリュードGTは100号車STANLEY HRC PRELUDE-GTの山本尚貴が1分29秒485で16号車ARTAを上回り2番手浮上。さらに17号車Astemo HRC PRELUDE-GTはルーキーの野村勇斗がセクター全体ベストタイムをマークしながら1周を走りきり、1分28秒770のトップタイムを記録。第2戦富士から2戦連続の公式練習最速タイムで公式練習を締めた。
2番手には連続アタックを行った16号車ARTAの佐藤が1分29秒112で続き、37号車Deloitte TOM’SがトヨタGRスープラ勢の最上位となる3番手となった。開幕2連勝中の王者36号車au TOM’S GR Supraはセッション中は主にロングランを行っていたようで、公式練習は1分30秒220のベストタイムで14番手で終えている。
富士スピードウェイで開催されている2026スーパーGT第4戦の土曜日は、お昼のピットウォークを挟み、14時20分から決勝のスターティンググリッドを決める公式予選が行われる予定だ。
[オートスポーツweb 2026年08月01日]
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