2026年3月に一部改良を受けたトヨタ ヤリスクロス。人気の理由はハイブリッドの低燃費だけではない。ガソリン車なら212万6300円から狙え、価格の安さも強烈な武器。では本当にガソリンで十分なのか、価格差と燃費差から考えたい。
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
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価格重視ならガソリンの説得力はかなり強い
ヤリスクロスのガソリン車は、Xの2WDが212万6300円、Gの2WDが234万1900円、Zの2WDが262万1300円、Zアドベンチャーの2WDが273万6800円。一方、ハイブリッド2WDはXが251万200円、Gが271万2600円、Zが299万2000円、Zアドベンチャーが310万7500円だ。
つまり価格差は、Xで38万3900円、G/Z/Zアドベンチャーで37万700円。ざっくり40万円近い差がある。これはけっこう大きい。ドライブレコーダー、ETC、フロアマット、コーティングなどを付けてもなお、ガソリン車なら総額を抑えやすい。
走りも日常域ならガソリンで不足感は少ない。1.5LエンジンにCVTの組み合わせで、街乗りから郊外路まで扱いやすい。年間走行距離が短めで、週末の買い物や通勤が中心なら、ガソリンで十分という判断はかなり現実的だ。
燃費と静かさで選ぶならハイブリッドの満足度
ただし燃費を見ると、ハイブリッドの強さはやはり圧倒的だ。WLTCモード燃費はガソリン2WDがXで18.9km/L、Gで18.8km/L、ZとZアドベンチャーで17.9km/L。対するハイブリッド2WDはXが30.8km/L、Gが30.2km/L、ZとZアドベンチャーが27.8km/Lとなる。
差はおおむね10km/L前後。年間走行距離が多い人、ガソリン価格の上昇が気になる人、高速よりも街乗り中心の人ほど、ハイブリッドの恩恵は大きい。さらに発進時の滑らかさ、低速域の静かさ、給油回数の少なさも魅力だ。燃費だけで元を取るというより、毎日の快適さ込みで選ぶパワートレーンと考えたい。
結論は明快。購入価格を抑えて、走行距離もほどほどならガソリン車で十分。長く乗る、距離を走る、静かで上質な走りを求めるならハイブリッドが本命だ。2026年改良で10.5インチ画面などの商品力も高まり、どちらを選んでも満足度は高い。ただし目下、ヤリスクロスは受注や納期が読みにくい状況もある。狙うなら販売店で最新の受注枠を早めに確認したい。
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