男性のオープンカントリーユーザーを対象としたミーティングである「俺の#オプカン」。11月2日に開催された第2回は、オフロードコースを貸し切って思いっきり走行を楽しむのが狙いだ。
トーヨータイヤのオフロードタイヤ「オープンカントリー(OPEN COUNTRY)」の走破性を存分に感じられるユーザーミーティングとなった。
◆オープンカントリーと「俺の#オプカン」とは?
トーヨータイヤのオフロードタイヤブランドであるオープンカントリー(オプカン)は、オフロードユーザーはもちろん、ホワイトレターやオフタイヤならではの荒々しいトレッドパターンといったデザイン性を求める一般ユーザーからも幅広く注目を集めるブランドへと成長している。SUVや4WDの足元を一気にワイルドに見せるオフロードタイヤとして、街乗り派からアウトドア派まで人気が高い。
そんなオプカンをこよなく愛するユーザーが集まる、トーヨータイヤ主催のユーザーイベントも各地で盛んに開催されている。代表的なものが“オプカン女子”。その名の通り、オープンカントリーを愛車に履きこなす女性が集まるユーザーミーティングが各地で開かれ、SNSでも大きな話題となっている。
そして、そのオプカン女子に触発されるように昨年、第1回が開催されたのが男性限定イベント「俺の#オプカン」だ。初回は同社の仙台工場が会場となり、工場見学や交流コンテンツが中心だった。そして第2回目は「俺の#オプカン~さなげ場所」として、愛知県のさなげアドベンチャーフィールドで11月2日に開催。1年ぶりとなる俺の#オプカンの開催を待ち望んだ男性ユーザーが、オフロードコースに続々と集まった。
◆オフロードコース貸し切りで“走る楽しさ”を体感
第2回目の会場としてオフロードコースを選んだ理由を、主催のトーヨータイヤに聞いてみると……。
「第1回の俺の#オプカンに参加した皆さんから“走りたい”という意見が多数あったんです。“オフロードを走ったことがない”“オフロード走行は一人で行くのが心配”といったオフロード初心者&未経験者の声もありました。そこで今回は、オフロードコースで思う存分走りを堪能できるミーティング内容にすることにしたのです。これからもトーヨータイヤのイベントでは“乗る・走る”ことに力を入れていく予定です」
さらにオプカンのタイヤ開発を担当し、当日のスペシャルトークショーで設計時の裏話を披露したトーヨータイヤの谷口さんも、オフロードを走る意味を語ってくれた。
「オフロードの走行を体感してもらうことが大切だと思っています。実際に走って“オフってこんなフィーリングなんだ”と知って欲しいのです。タイヤのパフォーマンスはもちろんですが、オフロードを走るのって楽しい、と感じてもらうことが一番。その上でタイヤの重要性を感じてもらったり、A/T、M/T、R/Tのセレクトを楽しんでもらえれば良いと思います」
今回のイベントには、オフロードコースを愛車で走行するプログラムと、コースの車両に同乗するプログラムが用意された。会場がさなげアドベンチャーフィールドになったのも、その狙いがあってのことだ。またコース走行は時間を要することからエントリー台数も32台に絞られ、少数で濃密な体験ができるプレミアムなユーザーミーティングとなった。当日は参加者をA班/B班の2つに分け、午前・午後に分けて走行を楽しむスケジュールが組まれた。
ミーティングが始まると、まずはさなげアドベンチャーフィールドのスタッフがドライブする車両に同乗してコースの下見走行が実施される。ここでコースの状況やルートを確認できるので、コースに慣れることができるのも、本格的なオフ走行が初めてのユーザーにはうれしいポイントだ。そこからは希望者が愛車を駆ってオフロードコースを体験していく。急坂の下りやタイトコーナー、グラベルの高速コーナー、そして急登坂などを自らドライブすることで、オフロード走行の醍醐味と難しさを同時に味わった。
一方では、さなげアドベンチャーフィールドのスタッフがドライブする車両に同乗して中級コースを走行するメニューも用意される。こちらはロックセクションやガレ場の急登坂など、レベルの高い走りを助手席や後部座席から体感できるというものだ。大きく傾く車体に驚いたり、これまで経験したことのない角度で上っていくクルマでタイヤのグリップ力を感じるなど、オフロード初心者には新鮮な走行フィーリングで驚きと楽しさが詰まったプログラムとなった。
◆ダカールマシンからカスタム談義まで豪華トークショー
走行の合間となる待機時間には、スペシャルゲストによるトークショーが実施された。スペシャルゲストの1人目として登壇したのは、チームランドクルーザー・トヨタオートボデーのドライバーであり、オープンカントリーのブランドアンバサダーでもある三浦昴選手だ。ダカールラリーの裏話を披露するなど会場は大いに盛り上がり、その後は“良いタイヤとは何か”をテーマにしたタイヤトークへ。
「レースで用いているM/T-Rが一番良いと思っているユーザーもいますが、必ずしもそうではありません。M/T-Rは高い速度域で走るレースマシンがジャンプしても耐える、非常に強靱な設計になっています。しかし例えばロックセクションを走る場合、M/T-Rだと硬すぎて岩を掴みにくいのです。このように適材適所のタイヤ選びがとても大切なのです」
さらに2026年のダカール参戦計画も披露され、新型ラリー車両の具体的な内容が紹介されるなど、ここでしか聞けない裏話も詰まった興味深いトークショーとなった。
次に、関西のラジオ局FM802のDJである大抜卓人さんが登壇。クルマ好きを自認し、ラジオ番組でもクルマやドライブ、タイヤの話題を盛り込むことが多いという。愛車のジープ『ラングラー』でオープンカントリーを履きこなしていることも紹介され、当日は会場にその愛車も展示された。
大抜さんは、タイヤを選んだ際のエピソードを披露する。
「オープンカントリーのA/T、H/T、R/Tを試乗する機会があったんです。同条件で乗り比べると、それぞれの性格がすごくよくわかりました。中でもA/Tの力強さとH/Tのスムーズさを合わせ持ったR/Tは、私にとって“ちょうどいいベストなタイヤ”だと思って選びました」
運転するのが好きで、タイヤ交換によってますます運転が楽しくなっているという大抜さん。「タイヤが替わると人生も変わってきた」と言うほど、タイヤが愛車に与える影響は大きいと語った。
次にオートフラッグスブランドのオリジナルパーツを供給するフラッグス代表・近藤雅之さんが登壇。プロの視点でタイヤ&ホイールの選び方を紹介した。サイズマッチングに始まり、車検対応やロードノイズ、燃費を考慮したタイヤ選びについてレクチャー。さらに、カスタムスタイルに合わせたホワイトレターなどのタイヤデザインのコーディネート術も披露された。タイヤサイズを変更した際のオーバーフェンダー追加による構造変更の話にも及び、カスタムユーザーには興味深く、かつ実用的な内容が盛り込まれた。
そして最後に登壇したのは、トーヨータイヤ・タイヤ技術本部の谷口二郎さん。オプカンの開発に携わる谷口さんからは、タイヤのトレッドデザインなど開発現場のリアルなエピソードが紹介された。R/TとR/Tトレイルのパターンデザインの違いについても詳しく解説された。
「R/Tは6個のブロックの連続で成り立っていますが、R/Tトレイルは8個のブロックを使い、溝の幅も狭くなっています。これによってノイズレベルを下げつつオフロード性能も確保する、バランスの取れた性能を発揮しているのです」
参加者の愛車がズラリと駐車されたスペースをのぞくと、A/T III、M/T、R/Tトレイル、R/Tなど、オープンカントリーの各モデルを履きこなした車両が勢ぞろいしていた。その一部をチェックしてみよう。
シンプル仕様のトヨタ『ランドクルーザー250』は、もともと別ブランドのタイヤを履いていたが、オプカンのR/Tトレイルが発売されると、そのデザインのカッコ良さに惚れ込み履き替えたという。タナベのスプリングでリフトアップし、275/70R18を堂々と履きこなすスタイルだ。
大型グリルガード+ウインチを備えたプラドは、足まわり=2インチアップ、ボディリフト=2インチアップをこなし、タイヤにはオープンカントリーM/T(35×12.5R17)を装着。M/Tタイヤとしては走行ノイズの静かさがお気に入りポイントのひとつになっている。
ノーマル車高でシンプルに仕上げた三菱『デリカD:5』には、オープンカントリーA/T III(225/65R17)を装着。ホワイトレターにこだわり、レッドのマッドフラップとのコンビネーションがお気に入りだという。
ほぼノーマル仕様のスズキ『ジムニー』にはオープンカントリーR/T(185/85R16)をチョイス。まずはタイヤ交換でロードノイズの低さを体感し満足している段階で、リフトアップを含めたカスタムはこれからいろいろ計画中。今後の進化が楽しみな一台となっていた。
そして「俺の#オプカン~さなげ場所」の最後の総仕上げとなったのは、三浦選手がダカールマシンをドライブしてのユーザー同乗走行だ。当選した参加者9名が順に同乗し、さなげのコースを超絶スピードで駆け抜ける車両に乗り込んで、まさに異次元のオフロード体験を味わった。
こうして、充実の「俺の#オプカン~さなげ場所」は無事に終了。参加者は朝から夕方までコンテンツ盛りだくさんの1日を過ごし、オフロード走行をしっかり体感した。オープンカントリーの走破性と楽しさを全身で感じ、オフロード走行の楽しさ・奥深さを知ることができるミーティングとなった。
土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請け負う。現在もカーオーディオをはじめとしたライティングを中心に活動中。
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