■「LAND CRUISER FES JAPAN」に4x4エンジニアリングが出展を続ける理由
富士スピードウェイ(静岡県小山町)で2026年6月14日に開催された「LAND CRUISER FES JAPAN 2026」に、オフロード系パーツの名門メーカー「4×4エンジニアリング」が出展し、人気ホイール「ブラッドレーフォージド匠」の新サイズ発表などを行いました。
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LAND CRUISER FES JAPANは、2026年で3回目の開催となる最大級のランドクルーザー系イベントです。「4×4エンジニアリング」は、初開催の2024年から継続して出展しています。
その理由は明快で、来場者の層が非常に広いからだそうです。確かに駐車場を見渡すだけでも、往年の40系から最新の250系・300系、そして発売されたばかりのランクルFJまで、世代を超えたランドクルーザーのオーナーが集まります。
ファン感謝デー的な性格を持つ本イベントでは、実車を見ながらメーカーの担当者と直接対話できる機会が重要視されています。
特に今年は250系だけでもエントリーが400台規模に達したことから、250系ユーザーへの認知拡大という狙いもあるそうです。
■「ブラッドレーフォージド匠」に“深リム”登場
4×4エンジニアリングの代名詞「ブラッドレー」シリーズのホイールは長年にわたって根強い支持を受けており、古い世代から現行の再再販70(GDJ76W)まで装着例が多いのが特徴です。今回のブースでは、鍛造モデル「ブラッドレーフォージド匠(TAKUMI)」の新インセットが発表され話題を呼んでいました。
これまで“匠”はインセットがプラマイゼロ(±0)のみで、「ブラッドレーV」のように0、-15、-25から選べる構成ではありませんでした。そのため、前後通しサイズで履くとリアが引っ込んでしまうランクル70系のユーザーから、「もっと深いリムのモデルが欲しい」という要望が多数寄せられていたといいます。
新たに追加設定されたサイズの“匠”は、70系(再再販含む)やGRJ76にも装着可能な16インチ/17インチの「リム幅8J、インセット-25」です。2026年の8月以降に入荷予定で、16インチが先行する見込みとのことです。
色展開は従来と同じく「マットディープグレー」「マットシャドーブラック」「マットチタンブロンズ」の3色をラインナップ。価格は、8Jのインセット±0モデルと同等になる予定です。
今回追加される新インセットでは、造形面において深リム化に伴う“2段リブ”デザインを採用しています。インセット±0モデルよりもリムがさらに深く、「ブラッドレーV」でいう「ゼロ」に近い見え方になります。2026年7月の群馬パーツショーなどでも購入申し込みが可能になる見込みです。
■新型ランクルFJ&ハイラックスにも幅広く対応する「Air/G」「ブラッドレーV」
さらに、4×4エンジニアリングではホイールの適合拡大も進んでいます。ランクルFJと新型ハイラックスに対しては、「Air/G」シリーズ(ロックス、マッシヴ、ヴァルカン)に加え、「ブラッドレーV」と「ブラッドレーフォージド匠」の17インチも装着が可能です。
サイズ面では、ランクルFJが150系プラドに近いパッケージのため、17インチ×8J、インセット20付近が定番となる見込みとのことです。ランクルFJの純正ホイールサイズは18インチですが、オフロード系ユーザーはR/TやM/T系タイヤとの組み合わせで17インチへとインチダウンする傾向が強く、同社のホイールラインナップがちょうどハマる形になります。
4×4エンジニアリングは、ランクルFJと新型ハイラックスを注文済みで、今後は実車での検証を重ねながら、ホイールのフィッティングやタイヤ外径の最適解を模索していくとしています。
今回のイベント会場にもランクルFJ対応サイズを持ち込んでおり、“すぐ選んですぐ履ける”体制を整えているのも心強いポイントです。
■250系は「ショック」を開発中──さらに高まる足まわりの完成度
足まわりの開発状況について、70系はすでに2インチアップが完成域に入り、車両としてのパッケージが熟成しています。対して250系は、サスペンションやラテラルロッドなどの基本アイテムをそろえつつ、これまでラインナップになかったオリジナルのショックアブソーバーを現在開発中とのことです。
現時点で2インチアップのコイルを用意している同社ですが、ショックとセットで最適化したキットの投入を目指しており、完成度の高い乗り味と耐久性の両立に注力しています。また、ユーザーからの「足まわりとホイールだけでなく、もっと幅広いパーツを出してほしい」という声の増加を受け、250系向けの周辺パーツ拡充も並行して検討中だそうです。
さらに、ランクルFJや新型ハイラックス向けにもリフトアップ関連のラインナップ強化を予定しています。ホイールはすでに対応済みであるため、今後は見た目と操縦安定性、そして実用性のバランスを取る足まわりの提案を広げていく方針とのこと。納車が進み、ユーザーの本当の使い方が見えてくるこれからが、同社にとっても本格的な開発フェーズといえそうです。(くるまのニュース編集部)
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