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キャデラックF1代表「新チーム参戦はリスクではないと認識してもらうことが重要」ヴァージン創設時の経験が活きたと語る

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キャデラックF1代表「新チーム参戦はリスクではないと認識してもらうことが重要」ヴァージン創設時の経験が活きたと語る

 キャデラックのF1初参戦をチーム代表として率いるグレアム・ロードンは、自身が今経験していることと、2009/2010年の冬のつらい時期との間には、ほとんど共通点がないことを明かした。

 当時、ジョン・ブースとニック・ワースとともにロードンが結成したチームは、最初はヴァージン・レーシングの名の下で、その後はマルシャ、そして最終的にはマノー・レーシングへと名前を変えて世界選手権への参戦権を手にしていた。ロードンは冗談めかしてこう語った。

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「睡眠不足だけが唯一の共通点だ。なぜなら、両チームがF1に参戦した経緯というふたつの状況が非常に異なっているからだ」

 ヴァージン・レーシングは、当時のFIA会長マックス・モズレーが2010年初頭にF1に参戦させるために選んだ4チームのうちのひとつだった。これは、モズレーが広く知られることになった個人的スキャンダルに見舞われた後も権力の座に留まるなら、独自のシリーズを立ち上げると既存のチームが脅したことに対する彼の反応だった。結局、BMWとトヨタはそれぞれ異なる理由でF1から撤退し、新たに4つのチームが加わったが、グリッドにたどり着いたのは3チームのみで、どれも長くは存続しなかった。

 ロードンは次のように当時を振り返った。

「当時、2009年の参入プロセスの裏側ではレギュレーションが非常に流動的で、ほぼ毎週変更があった。テクニカルレギュレーションは2セットあって、その後1セットになった。コスト制限は2000万で、3000万に上がり、さらに4000万になった。その後コスト制限は当然すべてなくなった」

 モズレーは、バジェットカー導入を約束して多くの新チームを引きつけたが、それは決して実現されることはなかった。そのためヴァージンが活動終了に追いやられ、HRTと、トニー・フェルナンデスのチームで最初はロータスF1、その後ケータハムと名づけられたチームも同様の状況となった。ロードンは、「当時はほぼ毎週のように状況が変わったので、信じられないほど困難な挑戦だった」と回顧。一方で現在は、「安定感が増したが、競争もはるかに激しくなっている」と述べている。

「いくつかの類似点はあるが、主なものは間違いなく睡眠不足だ。しかし、かなり異なっている点も数多くある」

 ロードンは16年前に学んだことが今回非常に役立ったと認めた。

「FIAへの提出物については、前回非常に多くのことを学んだので、それを今回に応用した。それはこのプロセスを非常に真剣に受け止め、期待以上の成果を出すことだった。つまり、もしひとつの情報を提供するよう求められたら、我々は5つの情報を提供する。彼らが短い説明を希望した場合は、すべてについて長い説明を提供した。そして我々は提出物のなかで、自分たちが何をしているのか理解していることを実証した」

「FIAや商業権利保有者のような人たちが、新チームを受け入れることでリスクを負うわけではないことを認識すること、そして我々が何をしているのか理解していることが非常に重要だ。それは私が最初のときに得た教訓だった」

[オートスポーツweb 2025年10月16日]

文:AUTOSPORT web
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