現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > エアサスは選ばない。車高調で20インチ全切りを極めた60系プリウス

ここから本文です

エアサスは選ばない。車高調で20インチ全切りを極めた60系プリウス

掲載 95
エアサスは選ばない。車高調で20インチ全切りを極めた60系プリウス

エアサスではなく車高調で限界まで落とし込んだ硬派なローダウンスタイル

ブラックアウトされたボディとスモークヘッドライトで威圧感を放つ60系トヨタ「プリウス」。オーナーの“まぁぼー”さんは、自身が目指す「ちょいワル親父」のスタイルを愛車に落とし込んだ。エアサスではなく車高調を選択し、SSR MS1の20インチホイールを前後異幅で装着。低い車高を保ちながら、ステアリングの全切りが可能な限界までセッティングを煮詰めた硬派なカスタムの全貌を紹介する。

ランクル250のつなぎのつもりが!トヨタ新型「プリウス」をアウトドア仕様にリフトアップ

自身のスタイルに合わせて「ちょいワル親父」の雰囲気を体現する

この60系プリウスを見て最初に感じるのは、一般的なプリウスとは異なる威圧感だ。その方向性は最初から明確に定められていた。

「コンセプトとしてはアダルトかつ、いかつくですね。単に派手にするのではなく、渋さを残した大人っぽいいかつさです」と“まぁぼー”さん。

そのイメージをさらに具体化すると、オーナー自身のファッションにも通じるものだった。

「僕自身が『ちょいワル親父』を目指しているので、自分に合わせたクルマという感じです。ボディカラーに合わせて、全体を黒で統一しています」

クルマだけを見てカスタムするのではなく、自分自身のキャラクターに似合うクルマを作る。それが、このプリウスのスタート地点であった。その象徴ともいえるのが、フロントまわりだ。ヘッドライトにはスモークを施し、目元を真っ黒に仕上げている。クルマの顔ともいえるヘッドライトをあえて隠し、サングラスをかけているような表情を作ることで、プリウスの印象を一変させた。

エアサスではなく車高調を選択して常時低いスタイルを貫く

このプリウスのもうひとつの大きな特徴が、極端に低く構えた車高だ。装着しているのはラッシュ(RUSH)製の車高調である。車高を自在に操作できるエアサスではなく、あえて車高調を選んだのには明確な理由がある。

「言い方は悪いかもしれませんが、エアサスは低くなって当たり前だと思っています。僕は常時ベタベタな車高で走りたい。だからこそ車高調なんです」

車高を必要に応じて上げ下げするのではなく、走っているときから常に低い状態でいたい。そのスタイルを貫くための選択だ。

「エアサスが少し軟派なイメージだとしたら、こちらは硬派です。取材時、隣にいた白いプリウスがエアサス仕様だったので、あえて車高調で勝負するという対比も兼ねています」

単純な優劣ではなく、「自分は車高調でここまでやる」というスタンスそのものにこだわっている。

前後異幅の20インチホイールをフェンダーぎりぎりに収める

そのこだわりは、ホイールにもはっきりと表れている。装着するのはSSR MS1の20インチ。フロントは20×9J インセット32、リアは20×9.5J インセット43という前後異なるサイズを選択している。以前は別のホイールを前後9Jの通しで履いていたが、今回はさらに太いリム幅を求めてSSRを選んだ。

「自分なりに計算して、フェンダーぎりぎりのラインを狙いました」

ホイールを太くすれば、それだけフェンダーやインナーとのクリアランスを確保するのが難しくなる。そこでリアはインナーを少しだけ加工し、スペーサーを使わないノースペーサーにこだわってセッティングを施した(フロントは5mmのスペーサーを使用)。前後でホイールサイズを変え、スペーサーの有無も使い分ける。その結果として生まれたツラ具合が、このプリウスの足元の見どころだ。

ステアリングを全切りできる限界のラインまで車高を落とし込む

車高の決め方にも明確な基準がある。ただ下げられるところまで下げたのではなく、フロントタイヤやホイールが周辺部品と干渉しない範囲を探り、その限界まで車高を落としている。フロントに9Jという太さを収めながら、ステアリングを最後まで切れる「全切り」を可能にした。

タイヤサイズも、この低さを実現するための重要なポイントだ。前後とも225/30R20サイズを選択している。一般的には225/35あたりが選ばれることも多いが、“まぁぼー”さんはあえてさらに薄い30扁平を選んだ。

「225/35が一般的ですが、そこからさらに車高を下げたかったので、フェンダーとのクリアランスを考慮してあえて30を選びました」

タイヤの厚みを極限まで抑えることでクリアランスを確保し、さらなるローダウンを可能にしている。ここまで低くすると日常での使い勝手が懸念されるが、街乗りも問題なくこなしているという。コンビニの出入口など段差がある場所では慎重な操作が必要になるものの、普段の走行に大きな制約は感じていない。

フロント、サイド、リアにはモデリスタのエアロを装着し、ウイングにはGR製を組み合わせる。そこにSSR MS1の20インチを前後異幅で合わせ、225/30という薄いタイヤを用いてラッシュの車高調で常時低いスタイルを実現した。車高を固定したまま全切りできる限界まで追い込み、太いホイールをフェンダーぎりぎりに収める。「低くするなら、常に低く」というオーナーの美学と確かなセッティング技術が、この60系プリウスの硬派な立ち姿を証明している。

文:Auto Messe Web 遠藤 彰(ENDO Akira)
【キャンペーン】お得に給油!第1・3金土日はガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

他者と被らない純正流用のこだわり。レクサスNX用ホイール履く90系ヴォクシー
他者と被らない純正流用のこだわり。レクサスNX用ホイール履く90系ヴォクシー
Auto Messe Web
「大人でカッコいいVIPスタイルを目指した」。22インチ履きのトヨタ アルファード
「大人でカッコいいVIPスタイルを目指した」。22インチ履きのトヨタ アルファード
Auto Messe Web
両側のドアが開かず助手席から乗り込む。ランボルギーニカラーのカスタムノア
両側のドアが開かず助手席から乗り込む。ランボルギーニカラーのカスタムノア
Auto Messe Web
500人に聞いた「珍しくて人と被らなさそう」な国産車TOP3、3位スカイラインGT-R、2位ランクル、1位は?
500人に聞いた「珍しくて人と被らなさそう」な国産車TOP3、3位スカイラインGT-R、2位ランクル、1位は?
@DIME
「やれることは全部、自分でやる」。自作で高みを目指した唯一無二のヴェルファイア
「やれることは全部、自分でやる」。自作で高みを目指した唯一無二のヴェルファイア
Auto Messe Web
高校時代の憧れと40年連れ添うオーナー。走行40万kmに迫る2代目セリカクーペ
高校時代の憧れと40年連れ添うオーナー。走行40万kmに迫る2代目セリカクーペ
Auto Messe Web
「質感がめっちゃ高くて魅力的」トヨタ新型「クラウン・クロスオーバー」SNSで大好評! 一方で「どこが変わったの?」と戸惑いの声も
「質感がめっちゃ高くて魅力的」トヨタ新型「クラウン・クロスオーバー」SNSで大好評! 一方で「どこが変わったの?」と戸惑いの声も
VAGUE
純正の使い勝手はそのまま残したい。ランクル250用アルミ製ハーフリアラダー
純正の使い勝手はそのまま残したい。ランクル250用アルミ製ハーフリアラダー
Auto Messe Web
夢のクルマ『トヨタGRスープラ』を手に入れた28歳英国在住オーナー 「1000psまでチューニングします!」と意気込み
夢のクルマ『トヨタGRスープラ』を手に入れた28歳英国在住オーナー 「1000psまでチューニングします!」と意気込み
AUTOCAR JAPAN
トヨタが本気で作った「38万円のカート」が凄すぎる。ノアヴォクに積載可能&縦置き保管OKでレースの敷居が下がりまくり
トヨタが本気で作った「38万円のカート」が凄すぎる。ノアヴォクに積載可能&縦置き保管OKでレースの敷居が下がりまくり
WEB CARTOP
キャンピングカーをDIYするのにいくらかかった?日産キャラバン車中泊仕様の製作費を公開
キャンピングカーをDIYするのにいくらかかった?日産キャラバン車中泊仕様の製作費を公開
MOBY
60周年記念車なのに価格差ほぼナシ!? カローラ「アクティブスポーツ」がお買い得すぎる!
60周年記念車なのに価格差ほぼナシ!? カローラ「アクティブスポーツ」がお買い得すぎる!
ベストカーWeb
「103万円安いのはありがたい」 トヨタ新型「クラウン・セダン」SNSで好評! 新グレード「G」の追加を歓迎する一方でパワートレーンには注文も
「103万円安いのはありがたい」 トヨタ新型「クラウン・セダン」SNSで好評! 新グレード「G」の追加を歓迎する一方でパワートレーンには注文も
VAGUE
純正ボディに穴を開けたくない。貼り付け装着で印象を変えるトヨタ ランドクルーザー250
純正ボディに穴を開けたくない。貼り付け装着で印象を変えるトヨタ ランドクルーザー250
Auto Messe Web
運転手を雇えるなら乗ってみたい車種、3位ロールスロイス「ファントム」、2位トヨタ「クラウン」、1位は?
運転手を雇えるなら乗ってみたい車種、3位ロールスロイス「ファントム」、2位トヨタ「クラウン」、1位は?
@DIME
インプレッサSTI純正ホイールをDIYで白塗り。カローラスポーツ流用術
インプレッサSTI純正ホイールをDIYで白塗り。カローラスポーツ流用術
Auto Messe Web
本家GT-Rはもう手が届かない!? 「RB26」搭載車も狙い目! いま買える“リトル名車”を徹底検証
本家GT-Rはもう手が届かない!? 「RB26」搭載車も狙い目! いま買える“リトル名車”を徹底検証
ベストカーWeb
無加工でマウンテン柄が浮かび上がる。テラクルーが手掛けるランクル250専用LEDパーツ
無加工でマウンテン柄が浮かび上がる。テラクルーが手掛けるランクル250専用LEDパーツ
Auto Messe Web

みんなのコメント

95件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

279 . 6万円 464 . 5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9 . 3万円 550 . 0万円

中古車を検索
トヨタ プリウスの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

279 . 6万円 464 . 5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9 . 3万円 550 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村