現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型「GRカローラツーリング」に勝手に期待!! 本当に出れば次期カルディナGT-FOURじゃん!

ここから本文です

新型「GRカローラツーリング」に勝手に期待!! 本当に出れば次期カルディナGT-FOURじゃん!

掲載 19
新型「GRカローラツーリング」に勝手に期待!! 本当に出れば次期カルディナGT-FOURじゃん!

 トヨタが参戦する様々なモータースポーツで得られた知見と経験を、市販車開発に活かしたブランドである「GR」。GR86、GRスープラ、GRヤリスなどのラインアップがあるが、筆者がもっともかっこいいと思うのが「GRカローラ」。カローラスポーツをベースに、専用チューニングされたエンジンが搭載されたハイパフォーマンスモデルだが、できれば、カローラツーリングをベースとするモデルもみてみたいところ。欧州には「GRスポーツ」のカローラツーリングが用意されていることを考えれば、なくはないと思う。

 ではもし、GRカローラワゴン(仮)が登場するとしたらどんなモデルになるのか。妄想をしてみよう。

新型「GRカローラツーリング」に勝手に期待!! 本当に出れば次期カルディナGT-FOURじゃん!

文:立花義人、エムスリープロダクション/写真:TOYOTA

こだわりのチューニングで走りを追求する「GR」

 トヨタのモータースポーツ部門である「Toyota Gazoo Racing(トヨタ ガズーレーシング)」が由来である「GR」。2017年から展開されているトヨタのスポーツブランドだ。冒頭でも触れたように、トヨタが活躍するモータースポーツで得られた知見と経験による専用のチューニングを市販車に取り入れたもので、極めて高いレベルでチューニングされたトップグレードの「GRMN」を筆頭に、こだわりのチューニングで走りを追求した「GR」、GRの世界観を気軽に体感できるエントリーグレードの「GRスポーツ」と3段階が用意されている。

 GRカローラは、ハッチバックタイプの「カローラスポーツ」をベースとしており、抽選申し込みによって販売(現在は終了)。大衆車というイメージの強いカローラだが、GRの設定によって、現行型のスポーティなスタイリングとも相まって、若々しいスポーツカーという印象が高まったのではないだろうか。

2022年に500台限定の予約抽選で販売されたGRブランドの最高峰「GRMN」ヤリス。オプションを装着すると800万円を超えるが、プロのドライバーが鍛え上げたトヨタのフルチューンモデルだ

カローラならではの利便性はそのままに、高い次元での走る楽しさを両立させた「GRカローラ」

 カローラはモータースポーツの世界でも活躍してきたモデルだ。かつてはWRCやその他のラリーでも戦績を残し、近年は水素エンジンカローラによるスーパー耐久シリーズの参戦でも注目が集まっている。

 そんなカローラのなかでもスポーティなカローラスポーツをベースとするGRカローラには、GRヤリスに搭載された1.6L直3ガソリンターボをさらに強化した、最高出力224kW(304PS)の改良型エンジンを搭載。スポーツ4WDシステムによって限界領域でのコントロール性を高めている。

 カローラスポーツならではのロングホイールベースが生み出す高速安定性を武器に、フロント60mm、リア85mmワイドトレッド化されたことで、さらに高い旋回性能も実現。5ドア、5人乗りというカローラならではの利便性はそのままに、高い次元での走る楽しさを両立させたモデルだ。フロントバンパーのインテーク、フロントフェンダーとフードバルジのアウトレット、バルブ付き3本出しマフラーなど、外観からも伝わってくる走りへの欲求と機能美がたまらない。

GRカローラには、GRヤリスの1.6L直3ガソリンターボをさらに強化したユニットが搭載されている。圧倒的な加速と高回転の伸びが感じられるが、クルマつくりとサイズからか、静かで快適な走りも楽しめる

エンジンはGRカローラ、トランスミッションは8速ATとしてもいいかも

 このGRカローラももちろん素晴らしいのだが、より実用性の高いカローラツーリングでもGRの走りを味わいたいところ。実は欧州版のカローラツーリングには、GRスポーツモデルがある。しかも、日本仕様のカローラツーリングとカローラスポーツはホイールベースが同じなのだが、欧州版ははホイールベースが60mm長く、ややゆったりとした雰囲気がある。そのためか、(欧州の)GRスポーツのツーリングは、どちらかというとややグレード高めのスポーティなステーションワゴンという印象だ。

 この欧州版カローラツーリングのGRスポーツをベースに、ステーションワゴン仕様の「GR」を作り上げたいところだ。もちろんエンジンは、GRカローラと同じ改良型の1.6L直3ガソリンターボが欲しい。駆動方式はもちろん4WDとしてほしいところだが、トランスミッションについては、GRカローラがMT車のみであることを考慮し、差別化のため8速ATとしてもいいかもしれない。GRカローラばりの厳ついエクステリアも必須だ。

 たっぷりの荷物で家族とともにレジャーに出かけられ、かつ日常の走りも高次元の走りも楽しい。そんなワゴンがあったら、お父さんもニンマリのモデルになるはずだ。

欧州仕様のカローラツーリングGRスポーツ。日本仕様よりホイールベースが長く、スポーティな上級ツーリングワゴン、という印象だ

◆     ◆     ◆

 2007年に販売終了となった同社の「カルディナ」の3代目に設定されていた高性能グレード「GT-FOUR」がまさに、このようなモデルだった。国内ワゴン市場の衰退で消滅してしまったが、今後は新型クラウンエステートの登場などによって、ワゴンのボディスタイルに再び注目が集まるのではと筆者は考えている。次期型カローラは次世代エンジンで低床下が進み、ますますスポーティになりそうというウワサがある。ぜひ次期型での設定を期待したい!!

【画像ギャラリー】カローラならではの利便性はそのままに、高い次元での走る楽しさを両立させた トヨタ「GRカローラ」(15枚)

投稿 新型「GRカローラツーリング」に勝手に期待!! 本当に出れば次期カルディナGT-FOURじゃん! は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

アストンマーティン育成ジャック・クロフォード、2025年もダムス・ルーカスオイルからFIA F2へ参戦
アストンマーティン育成ジャック・クロフォード、2025年もダムス・ルーカスオイルからFIA F2へ参戦
AUTOSPORT web
誰も知らない日本車! パッソ/ブーンの7人乗り! [ルミナス/セッテ]はなぜフリードになれなかったのか?
誰も知らない日本車! パッソ/ブーンの7人乗り! [ルミナス/セッテ]はなぜフリードになれなかったのか?
ベストカーWeb
[新型パジェロ]のEV版!?  突如公開の新型車の正体が涙モノ
[新型パジェロ]のEV版!?  突如公開の新型車の正体が涙モノ
ベストカーWeb
タイトル候補のハート・オブ・レーシングがGTDプロ参戦終了を発表。2025年投入のヴァルキリーは1台
タイトル候補のハート・オブ・レーシングがGTDプロ参戦終了を発表。2025年投入のヴァルキリーは1台
AUTOSPORT web
黄色の矢印って進んでいいの!? 忘れがちな信号の意味
黄色の矢印って進んでいいの!? 忘れがちな信号の意味
ベストカーWeb
入ったら出られん!? イマイチ普及せず…周回型交差点[ラウンドアバウト]の長所と短所
入ったら出られん!? イマイチ普及せず…周回型交差点[ラウンドアバウト]の長所と短所
ベストカーWeb
100台のマイクロカーが大集合! ガンダム「サザビー仕様」に「山崎製パン仕様」も…個性的すぎるクルマが埼玉県川島町に集結しました【マイクロカー図鑑】
100台のマイクロカーが大集合! ガンダム「サザビー仕様」に「山崎製パン仕様」も…個性的すぎるクルマが埼玉県川島町に集結しました【マイクロカー図鑑】
Auto Messe Web
冤罪を主張する元アルピーヌF1代表「私は関与していない」。ピアストリと契約し損ねた古巣の失態を明かす
冤罪を主張する元アルピーヌF1代表「私は関与していない」。ピアストリと契約し損ねた古巣の失態を明かす
AUTOSPORT web
驚くほどの中毒性? ローバー・ミニ(Mk6・7) UK中古車ガイド 理屈抜きの楽しさ
驚くほどの中毒性? ローバー・ミニ(Mk6・7) UK中古車ガイド 理屈抜きの楽しさ
AUTOCAR JAPAN
駐車スペースをめぐって住民とコンサート客がもめるのは日常茶飯事! クルマをぶつけられて謝罪を求めたら「脅迫」といわれ…【みどり独乙通信】
駐車スペースをめぐって住民とコンサート客がもめるのは日常茶飯事! クルマをぶつけられて謝罪を求めたら「脅迫」といわれ…【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
【試乗体験も!】すぐそこにあるテクノロジー Honda 0シリーズ搭載技術を公開
【試乗体験も!】すぐそこにあるテクノロジー Honda 0シリーズ搭載技術を公開
AUTOCAR JAPAN
“世界一タフ”な斬新「ゴツ顔SUV」がスゴイ! 全長“5.5m超”&泥棒に「電撃ビリビリ」機能あり! “画期的ギミック”満載の「ベンジェンス」とは?
“世界一タフ”な斬新「ゴツ顔SUV」がスゴイ! 全長“5.5m超”&泥棒に「電撃ビリビリ」機能あり! “画期的ギミック”満載の「ベンジェンス」とは?
くるまのニュース
マイケル・アンドレッティが第一線を退いた理由を語る。「数カ月間考え抜いた。バトンを渡す時が来た」
マイケル・アンドレッティが第一線を退いた理由を語る。「数カ月間考え抜いた。バトンを渡す時が来た」
AUTOSPORT web
ジープ、最高峰『ルビコン』の2ドアに初の2リッター直列4気筒直噴ターボ搭載の限定車を設定
ジープ、最高峰『ルビコン』の2ドアに初の2リッター直列4気筒直噴ターボ搭載の限定車を設定
AUTOSPORT web
中国格安ブランドのグローバル展開、背後にステランティスの支援 売上「共食い」懸念はないのか
中国格安ブランドのグローバル展開、背後にステランティスの支援 売上「共食い」懸念はないのか
AUTOCAR JAPAN
ロールス・ロイスがニューヨークに世界3番目のプライベートオフィスを開設! ビスポーク拠点を展開する目的は?…4番目は東京ではなくソウル
ロールス・ロイスがニューヨークに世界3番目のプライベートオフィスを開設! ビスポーク拠点を展開する目的は?…4番目は東京ではなくソウル
Auto Messe Web
「挑戦1年目で『これで、おしまい』はない」トヨタ/GR加地MS担当部長が語る宮田莉朋、平川亮の2025年の方向性
「挑戦1年目で『これで、おしまい』はない」トヨタ/GR加地MS担当部長が語る宮田莉朋、平川亮の2025年の方向性
AUTOSPORT web
阪神高速の「約3年通行止め」大幅前倒しで“通行再開”へ! 大動脈復活 “垂れ下がる橋”架替えで新しく
阪神高速の「約3年通行止め」大幅前倒しで“通行再開”へ! 大動脈復活 “垂れ下がる橋”架替えで新しく
乗りものニュース

みんなのコメント

19件
  • NAS********
    例えが謎すぎ
    カルディナてレガシィTWに全く歯が立たずにボロ負けした迷車だろ
  • cnn********
    だいたいカルディナGT-four自体そんなに有名じゃない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村