■153万円差! 最安モデルと最上級モデルを比較
三菱「アウトランダーPHEV」は、2026年6月時点において同社のフラッグシップに位置づけられるプラグインハイブリッドEV(PHEV)のクロスオーバーSUVです。
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「日常はEV、遠出はハイブリッド」をコンセプトに、電動車ならではの力強く滑らかで静かな走りと、さまざまな天候や路面状況に対応する優れた走行性能を兼ね備えています。
初代アウトランダーPHEVは2013年に登場し、「PHEV×SUV」という新しいジャンルを切り開くモデルとして注目を集めました。
現行の2代目モデルは2021年にフルモデルチェンジを実施し、「威風堂堂」をコンセプトにデザインや性能を刷新。
さらに2024年10月には、駆動用バッテリーの刷新をはじめとする大幅改良が行われています。
今回の一部改良では、運転支援機能「三菱e-Assist」に先行車発進通知機能を追加したほか、車両に近づくと自動で解錠する「接近時アンロック」、車両から離れると自動で施錠する「降車時オートロック」を採用し、日常での利便性を高めています。
今回比較するのは、エントリーグレードの「M」と、特別仕様車で最上級モデルに位置づけられる「BLACK Edition(7人乗り)」です。Mは5人乗りのみの設定ですが、BLACK Editionは5人乗りと7人乗りから選択できます。
ボディサイズは、Mが全長4720mm×全幅1860mm×全高1745mm、BLACK Edition(7人乗り)が全長4720mm×全幅1860mm×全高1750mmで、外観上の違いは全高が5mm高い程度です。
一方、室内長は5人乗りが1920mm、7人乗りが2450mmとなっており、3列シート仕様ならではの違いがあります。
エクステリアでは、MがLEDヘッドライトや18インチアルミホイールを装備するのに対し、BLACK EditionはアダプティブLEDヘッドライト(ALH)やグロスブラック仕上げのダイナミックシールド、ダークエンブレム、グロスブラックの20インチアルミホイールなどを採用。
ブラックを基調とした専用装備により、より精悍で存在感のあるデザインに仕上げられています。
インテリアでは、Mがブラックのファブリックシートを採用する一方、BLACK Editionはブラックのセミアニリンレザーシートにシルバーステッチを組み合わせ、高級感を演出しています。
さらに、ヘッドアップディスプレイや3ゾーン独立温度コントロール式フルオートエアコンなど、快適装備も充実しています。
安全装備は、両グレードとも衝突被害軽減ブレーキシステムや踏み間違い衝突防止アシストを標準装備し、今回追加された先行車発進通知機能も搭載しています。
ルームミラーの仕様など一部に違いはあるものの、基本的な運転支援機能は両グレードで共通しています。
パワートレインは、両グレードとも2.4リッターMIVEC DOHC16バルブ直列4気筒エンジンと前後モーターを組み合わせたPHEVシステムを採用。
駆動方式は4WDで、車両運動統合制御システム「S-AWC」も全車に標準装備されています。
燃費(WLTCモード)は、Mが17.6km/L、BLACK Edition(7人乗り)が17.2km/Lです。EV走行換算距離はMが106km、BLACK Edition(7人乗り)が102kmとなっています。
価格(消費税込)は、Mが536万9100円、BLACK Edition(7人乗り)が690万1400円で、その差は153万2300円です。
Mは、アウトランダーPHEVならではの電動走行性能や4WD性能を備えながら、価格を抑えたコストパフォーマンスの高いグレードといえます。
一方、BLACK Edition(7人乗り)は、専用デザインの内外装に加え、上質なインテリアや充実した快適装備、7人乗りの実用性を備えた、よりプレミアム志向のユーザーに適したモデルです。(青木一真)
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