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発売から約1カ月半で計画の9倍売れた! 日産スカイラインのマイナーチェンジが成功したワケ

 技術の日産を象徴するかのようなモデルに生まれ変わった

 2013年9月に登場した通算13代目となるスカイラインは、スカイラインという車名はキープしながらも、インフィニティのエンブレムを装着。ターゲットは40代前半の男性で、共働きの奥さんがいて、娘がひとり。外資系企業で管理職をしており、非常にタフな環境の第一戦で活躍し、都心のタワーマンションに住んでいる、というような非常に狭いユーザー層(あくまで筆者のイメージ)でも話題となった。

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 そんなスカイラインが今年の7月に約6年の時を経てビッグマイナーチェンジを果たした。再び日産のCIマークを備え、日産のフラッグシップスポーツカーであるGT-Rを思わせるフロントマスクと、伝統の丸テールを復活させたのは記憶に新しいところ。

 またエンジンも従来のダイムラーから供給されていた2リッターターボエンジンを廃止し、自社製の3リッターV6ツインターボエンジンを搭載。トップグレードの400Rには、405馬力を発生するハイチューン版を搭載し、スポーツセダンとしてのスカイライン復活を印象付けた。

 一方のハイブリッド車には、ドライバーがすぐハンドルを操作できる状況において、高速道路の同一車線上での手放し運転や前方車両の追い越しを可能とした運転支援システム「プロパイロット2.0」を搭載。こちらも“技術の日産“が帰ってきた、と言っても過言ではないだろう。

 そんなスカイラインだが、今年7月の発表から1カ月半で販売計画の約9倍近い台数を受注したとアナウンスがされた。といってもその台数は1760台だが、価格帯を考えれば十分な数字と言える。

 そのデータの内訳は、ハイブリッドとターボがほぼ半々。ターボのなかでは400Rが半分を占めており、400Rを選んだユーザーの3割近くが40代以下の若いユーザーというから、スカイラインに対するイメージが変わりつつあることを象徴しているのではないだろうか。

 とくに、国産車では少数派となりつつあるハイパフォーマンスな4ドアセダンというジャンルに新風を吹き込んだ400Rは、これからも続くであろうスカイラインの歴史のなかに新たに刻まれる重要なモデルとなる可能性も高そうだ。リヤのエンブレムを除けば通常のモデルと大きく変わらない外観も、スカイラインファンからしてみれば「羊の皮を被った狼」が復活したといえる重要な要素なのである。

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