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【530psの高性能クーペ】最後の内燃エンジン世代? BMW新型『M2 CS』発表!

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【530psの高性能クーペ】最後の内燃エンジン世代? BMW新型『M2 CS』発表!

軽量化と出力向上を実現

BMWは、新型『M2 CS』を正式に公開した。このモデルは、純粋な内燃機関を搭載した最後のM2になる可能性がある。

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英国価格は8万6800ポンド(約1680万円)からで、余分な装備を省き、サーキット走行を重視した設計となっている。現行のG87型M2において初の特別仕様であり、先代F87型M2 CSの登場から6年ぶりのモデルチェンジとなる。

新型M2 CSは、標準のM2と同じ3.0L直列6気筒ターボエンジンを採用しながら、最高出力は50psアップの530psを実現。これは、ポルシェ718ケイマン GT4 RS(500ps)を上回る数値となる。

最大トルクは66.2kg-mに達し、許容トルクの関係から8速ATのみの設定となっている。BMWによると、MT仕様は最大56kg-mまでしか対応できないうえに、MT車の需要減少も理由として挙げている。

『CS』の名にふさわしく、徹底した軽量化が図られている。カーボンファイバー製のルーフやトランクパネルなどの採用により、標準M2比で30kg軽量化され、車重は1700kgを達成。これにより、0-100km/h加速は3.8秒を実現した。

ほぼフルチューンといえる内容

パフォーマンス面では、エンジンマウントの強化、専用セッティングのサスペンション、ステアリング、ブレーキ、ディファレンシャルの強化など、走行性能を大幅に向上させている。さらに「アグレッシブなサウンド」を奏でるチタン製Mパフォーマンス・エグゾーストもオプションで設定される。

車高は標準モデルより8mmローダウンされ、エクステリアも専用のカーボンパーツによって刷新。ダックテールスポイラー一体型のトランクリッド、大型リアディフューザーなどが特徴となっている。ホイールは、専用のゴールデンブロンズ仕上げの軽量アルミホイールを装備。ボディカラーは、ブラックサファイア、ポルティマオ・ブルー、ブルックリン・グレー、ベルベット・ブルーの4色から選択可能だ。

インテリアにはアルカンターラ巻きステアリングホイール(カーボンパドル付き)、Mカーボン・バケットシート(オプション装備だったものを標準化)、カーボン製センターコンソール、赤いCSバッジなど、特別感を演出している。

ハードコアなモデルでありながら、ヒーテッドステアリングホイール、3ゾーンエアコン、ヘッドアップディスプレイ、ハーマンカードン製サウンドシステムなど、快適性も両立。

M2 CSは限定生産モデルとして展開され、英国では今夏後半よりデリバリー開始予定となっている。

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