幅広い機種に対応するカーボンパーツの新作
バイク用カーボン外装パーツでは国内第一人者と言えるマジカルレーシング。カーボン(CFRP=カーボン繊維強化プラスチック)だけでなくカーボン複合材やFRP(繊維強化プラスチック)にアクリル成型、ブルーミラーやスクリーンなど、多くの材料を元にした成形技術を駆使し、2/4輪から産業用まで多くの製品を手がけてもいる。
バイク用ではレースユースはもちろんのこと、「ストリートボディワーク」と名付けられた自製カーボン外装パーツを、またボディ自体が強度を持った中空ボディ兼フレームとなるカーボンモノコックミラー(レンズは視界深度が高いブルーミラー)や、機種によってはフルドライカーボン(ハブ除く)のBSTホイールもラインナップする。
ホンダ「CT125 ハンターカブ」の発売はいつ? 値段はいくら?
そんな背景を持ったストリートボディワーク、2019年新作のヤマハ・ボルト用を装着した車両だ。
高速走行で効果が得られるアンダーカウルやバイザースクリーン、タンデムシートカバーにフェンダーレスキットがラインナップされるが、今回バイザースクリーンには「多目的プレート」が付属している。
これはスクリーン裏=ライダー側のメーター上に装着でき、加工によって多彩な用途に使える。
例えば強力面ファスナーを貼ることでスマートフォンを装着したり、デジタル油温計などの追加メーターを置くことも可能だ。
一方でタンデムシートカバーには小物入れスペースが設けられ、ボルトの元々のデザインを崩すことなく積載性も高めている。レインウェアや1泊程度の着替えも入るから、パッと思い立った時に気軽に泊まりのツーリングにも行けそう……。
カーボンという機能性素材の素性から離れて、そんなことさえ考えてしまいそうな作りとデザインなのである。
Detailed Description 詳細説明
取材協力:マジカルレーシング
記事協力:ヘリテイジ&レジェンズ
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