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「もはや“カウルを被ったF1マシン”! キミは伝説の“ヤマハOX99-11”を知っているか?」心臓部は超高回転型V12ユニット!

まさにカウルを被ったF1マシン! ヤマハがガチで挑んだ究極のロードゴーイングカー

そのメカニズムはまさにフォーミュラマシンだ!!

「もはや“カウルを被ったF1マシン”! キミは伝説の“ヤマハOX99-11”を知っているか?」心臓部は超高回転型V12ユニット!

1992年、ジョーダンヤマハ192に搭載されてF1デビューをはたした3.5L V型12気筒エンジン“ヤマハOX99”。F1ファンなら記憶に留めている人も多いだろう。それを心臓部に持つのが「GPスーパーカー」をコンセプトにかかげ、エンジン型式を車名に落としこんだ“ヤマハOX99-11(ナインナイン・イレブン)”だ。

その生産は、F1用エンジンのメンテとデリバリーを行うためイギリスに設立されたイプシロンテクノロジーリミテッドが担当。そんな背景からしても想像できるように、ヨーロッパ市場をメインターゲットとして94年からの販売を目標に開発がスタートしたOX99-11は、細部を見ていけばいくほどまさに「カウルを被ったF1マシン」という思いを強くする。

まずシャシーはCFRP製モノコックを採用。アルミハニカム材をCFRPでサンドイッチ状に包み込んだ構造は当時のF1マシンに限りなく近く、高剛性と軽量化を高い次元で両立している。サスペンションは前後ダブルウィッシュボーン式とされ、プッシュロッドを介してダンパーユニットを作動させるのもF1マシン同様だ。

なお、ダンパーユニットはシャシーに対してほぼ水平にセットされ、プッシュロッドを介して路面からの入力を受けとめる。ホイールストローク量は伸び側、縮み側ともに50mmずつ。F1マシンと同じく、ティアドロップ型の断面形状を持つアーム類にも注目だ。

心臓部はモノコック後方に4本のボルトで固定され、F1マシンと同じようにシャシーの一部として機能するOX99。環境性能や騒音を考慮して触媒&サイレンサーが装備されるが、12連スロットルやドライサンプ潤滑方式など基本構造はF1用エンジンそのままだ。ちなみにレブリミットは1万rpmオーバー!

一方のボディはアルミ製で、叩き出しから焼き付け塗装まで職人が手がける完全なハンドメイド。芸術作品といっても過言ではない流麗で独創的なそのスタイリングは、国内屈指のレーシングマシンデザイナー、ムーンクラフト代表・由良拓也が手がけた。それだけに見ためのインパクトだけで終わるはずはなく、空力特性も徹底的に追求。ボディ上面とシャシー下面のデザインによってマシン全体がひとつの巨大なウイング形状とされてるため、リヤウイングレスでもレーシングマシン並のダウンフォースを得ることに成功しているのだ。

アンダーボディ(シャシー下面)は強度に優れるCFRP+ケブラー製。後方に向かって切れ上がるディフューザー形状を採用し、ボディ上面のデザインと合わせて抜群のCd値とダウンフォースを両立している。また、エンジンの整備性を考えてアンダーボディ後部は脱着式となっている。

ドライバーが車体中央に座るセンターレイアウト。目の前に1万2000rpmまできざまれたタコメーターと330km/hフルスケールのスピードメーターが備わり、左手に水温、油圧、油温、燃料系がセットされる。室内スペースはタイトで、まさにコクピットと呼ぶのが相応しい。

イプシロンテクノロジーリミテッドで生産されたことを示すコーションプレート。シャシーナンバーは“001”、つまり取材車両が1号車なのだ。また、2段目に表記されるタイプが“スポーツ”となっていることから、コンフォート仕様なども考えられていたと想像できる。

しかし、残念ながら、ヤマハの思い描いた壮大なプロジェクトが実を結ぶことはなかった。実際の生産台数は未公表、1億円と言われた車両価格も結局は噂の域にとどまるなど、今でもクルマ好きの興味を掻き立てるOX99-11は、ヤマハが動態保存する2台だけが現存するのみだ。

■SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高:4400×2000×1220mm

ホイールベース:2650mm

車両重量:−−−

エンジン型式:ヤマハOX99

エンジン形式:70度V型12気筒DOHC60バルブ

排気量:3498cc

最高出力:−−−

最大トルク:−−−

ミッション形式:6速MT

サスペンション形式:FRプッシュロッド式ダブルウィッシュボーン

ブレーキ:FRベンチレーテッドディスク+4ポットキャリパー

ホイールサイズ:F9.0J R12J

タイヤサイズ:F245/40-17 R315/35-17

●取材協力:ヤマハ発動機

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