ジェネシス・マグマ・レーシングは6月13日、来年WEC世界耐久選手権にGMR-001ハイパーカーがデビューするのを前に、このLMDhプログラムの主要メンバーを発表した。
アヌーク・アバディがチームマネージャーに、ジャスティン・テイラーがチーフエンジニアに、そしてツーリングカー界のレジェンド、ガブリエル・タルキーニがスポーティングディレクターに就任する。
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この3人は、チーム代表のシリル・アビテブールとテクニカルディレクターのフランソワ・ザビエ・ドゥメゾンが率いる既存のチーム体制に加わる。
「アヌーク、ジャスティン、ガブリエーレは、ジェネシス・マグマ・レーシングチームにとって素晴らしい戦力となる」とアビテブールは述べた。
「彼らは皆、モータースポーツで豊富な経験を有しており、今後数カ月で採用する他のチームメンバーの耐久レースの専門知識も加わることで、さらに充実したものとなるだろう」
「このメンバー構成と、本日発表するマネジメント体制は、GMR-001ハイパーカーのテストや、来季のWECに参戦するレースチームを通して、チームの中核を担うことになる」
フェラーリAFコルセを経てチップ・ガナッシ・レーシングで活躍したテイラーとアバディは、今週末のル・マン24時間レースに向けて、LMP2のIDECスポールにすでに加入している。
アバディはケッセル・レーシングのスポーティングディレクターを務めた後、ジェネシスに移籍。それ以前にはFIAでも経験を積んでいる。
「FIAとACOはハイパーカーカテゴリーの創設で大きな賭けに出た。それ以来、多くのメーカーが参加してきたことがすべてを物語っている」と彼女は語った。
「ジェネシス・マグマ・レーシングとのこの新しいプロジェクトは、我々に白紙の状態からスタートする機会を与えてくれる。我々のビジョンを共有する、意欲的なメンバーで構成された強力なチームを構築できるのだ」
「確かに挑戦的な挑戦になるだろうが、だからこそ、より一層ワクワクしている。我々のマシンがサーキットで走る姿を見るのが待ちきれない」
テイラーは次のように付け加えている。
「ジェネシス・マグマ・レーシングへの加入は、私にとって非常にエキサイティングなできごとだ。チーフエンジニアとしてチームとGMR-001ハイパーカーを根本から開発し、2026年のWECシーズン、そしてそれ以降のシーズンに向けて準備を整える機会となる」
一方、ツーリングカーで複数回チャンピオンに輝いたタルキーニは、ヒョンデ・モータースポーツのBRCヒュンダイNスクアドラ・コルセTCRワールドツアーチームでチームマネージャーを務め、3年間で4度のタイトル獲得に貢献した。
「2021年にレースを引退した時、モータースポーツの仕事に就くのは自然な流れだった。まずは自分がよく知っているツーリングカーの世界からスタートしたのだ」とタルキーニ。
「これまでも素晴らしいシーズンを過ごしてきたが、ジェネシス・マグマ・レーシングへの加入は私にとって新たな挑戦だ」
「WECについて学ぶことはたくさんあるが、ドライバー、コーチ、そしてチームマネージャーとしての経験をすべて活かし、来シーズンに向けて準備を整えていく」
13日にル・マンで行われた記者会見では、チームのドライバープログラムアドバイザーに就任するミア・シャリズマンと、コマーシャル、マーケティング、コミュニケーションマネージャーに就任するウォーレン・シェクターの就任も発表された。
一方ジェネシスは、ドイツ、スイス、英国の既存ネットワークに加え、フランス、イタリア、スペイン、オランダを含むヨーロッパ市場へのブランド拡大も発表している。
[オートスポーツweb 2025年06月13日]
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