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トヨタがカローラの新型SUVモデル「カローラ クロス」をタイにおいて世界初公開

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トヨタがカローラの新型SUVモデル「カローラ クロス」をタイにおいて世界初公開

トヨタのカローラ・シリーズに新しいSUVモデル「カローラ クロス」を設定し、タイにて初公開および販売を開始。日本への導入は未定

 トヨタ自動車は7月9日、カローラ・シリーズに新型SUVモデル「カローラ クロス(COROLLA CROSS)」を設定し、タイで初公開および販売を開始した。

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 トヨタの世界戦略車に位置するカローラは、現行モデルで12代目。車歴を通して、常にその時代のニーズ、地域のニーズに即して進化を遂げてきた。今回はワールドワイドに需要が高まっている“SUV”の「カローラ クロス」を新たにシリーズに加え、ユーザーの選択幅をより広げることを画策している。

 新型カローラ クロスは、「COROLLA MEETS SUV」をキーワードに、ユーザーの期待を超える“車格感(力強さを感じさせる外観)”+“ユーティリティ(使い勝手の良さ)”の両立を目指して開発される。基本骨格にはグローバル共通のTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォーム(GA-C)を活用しつつ、リアに新型トーションビームサスペンションを組み込んでSUVらしい安定したフラットな走りを実現。また、広い居住空間とクラストップレベルのラゲッジスペースを構築した。

 エクステリアについては、力強さのなかに艶やかな質感・洗練された気品あるルックスを創出したことが特徴だ。具体的には、堂々として力強いフロントマスクおよびリアビューの構え、スペースと車格を感じさせる伸びやかなサイドセクション、アクティブな雰囲気を強調した力強い前後フェンダーの造形、そしてフェンダーとキャビンとの印象的なコントラストによる存在感のあるスタンスなどを採用する。ボディサイズは全長4460×全幅1825×全高1620mm/ホイールベース2640mmに設定した。

 インテリアに関しては、快適なキャビンスペースと高い利便性を内包したことがトピック。快適なキャビンスペースでは、見晴らしのよい空間と余裕のあるヘッドクリアランスを具現化したうえで、クラストップレベルの487リットル(パンク修理キットおよびテンパータイヤ搭載時は440リットル)という荷室容量を実現。高い利便性では、ラゲッジへのアクセスを考慮した荷室地上高や子どもを抱えての乗降を想定した後席への広い開口などを採用した。

 パワートレインは、ハイブリッド仕様の2ZR-FXE型1798cc直列4気筒DOHCエンジン(98ps/14・5kg・m)+1NM型モーター(53kW/163N・m)のリダクション機構付きTHSII、ガソリン仕様の2ZR-FBE型1798cc直列4気筒DOHCエンジン(140ps/18・05kg・m)+Super CVT-iを設定。駆動システムは2WD(FF)で構成する。懸架機構には前マクファーソンストラット/後トーションビームを採用し、大型で柔らかいブッシュを組み込むことで全席での快適な乗り心地を実現。タイヤには215/60R17または225/50R18サイズを装着した。操作性を高めたこともアピールポイントで、高い視点によってブラインドスポットを低減し、広くて安全な視界を確保。また、最小回転半径はクラストップレベルの5.2mとし、狭い場所での取り回し性のよさを実現した。
 安全機構としてはカローラ・シリーズを基本的に踏襲し、Toyota Safety Senseやブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートなどを設定する。また、環境性能も重視し、ボディの軽量化やパワーユニットの効率化などによりハイブリッド仕様でNEDC モード燃費4.3L/100km、ガソリン仕様で同6.5L/100kmを達成した。


 新型カローラ クロスは、タイでの発売を皮切りに、アジア市場をメインに順次、導入国を拡大する計画だ。日本への導入は、ほぼ同クラスのC-HRや本年秋に発売するヤリス クロスとの兼ね合いもあり、現在のところ未定である。

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みんなのコメント

1件
  • 全体のプロポーションは悪くないのですが、ぷっくらと膨らんだ前後フェンダーがカッコ悪くて残念ですね。
    もう少しうまくデザインできなかったのでしょうかね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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