2023年10月21日、トヨタは10月27日~11月5日(一般公開日)に東京ビッグサイトで開催される、「ジャパンモビリティショー2023(以下、JMS)」に出展予定のモビリティやテクノロジーを追加公開した。
5台のモビリティやテクノロジーを追加公開
トヨタは既に、JMSに出展するバッテリーEVのコンセプトモデルや超拡張型モビリティの「カヨイバコ」などを一部公開しているが、今回は以下のモデルをイッキに公開した。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
ランドクルーザー Se(エスイー)
スタイリッシュかつ高い上質感を兼ね備えたスタイリング、BEV(バッテリー電気自動車)ならではのトルクフルな走りを提案するコンセプトモデル。世界の多様なニーズに対応した3列シートSUVで、ランドクルーザー ブランドの新たな魅力を拡大する。
市街地などのオンロード走行時は、BEVならではの高い静粛性による快適な室内空間を醸成。モノコックボディで意のままに操るハンドリングとラフロード(荒れた道)を安心して滑走できる走破性を追求している。
EPU(イーピーユー)
高い耐久性を持ち実用的でありながらもスタイリッシュなBEVとして、モノコックボディを採用した次世代ミッドサイズ ピックアップトラック コンセプト。5m強の全長を持つダブルキャブ仕様とし、モノコックならではのデッキスペースの使い勝手の良さがユーザーの用途を拡張。
キャビン背面の大胆なデッキスルー構造によってユーザーの多彩な要望を実現。アウトドアなどユーザーのモビリティライフを幅広くサポートする。またBEVならではの静粛性に加え、低重心パッケージにより優れた操縦安定性・乗り心地を追求している。
ランドホッパー(LAND HOPPER)
新しい移動の価値観を享受できる前2輪とした3輪タイプ電動パーソナルモビリティコンセプト。折りたたみ可能で、スペースに制約のあるクルマのトランクにも収納可能。クルマとの組み合わせで、旅先でのツーリングなど移動の楽しみを拡大する。
免許を持っていない人(16歳以上)でも運転可能(改正道路交通法における特定小型原動機付自転車をイメージ)。免許返納後などユーザーのライフステージに合わせたモビリティとして利用者の行動範囲を広げ自立を支援する。
低いシート高により足つき良く乗り降りしやすいコンパクトなボディサイズ。取り回しの良さに加え、チェーンやバネで機械的につなげた左右の前輪を上下させる特徴的なリーン機構の採用により、クルマや自転車とは全く別次元の一体感のある爽快な走りを実感できる。
電動車いすや宇宙空間用のモビリティも公開!
JUU(ジェイユーユー)
「どこでも自由に一人で移動できる」をコンセプトに、走破性とデザイン性を備えた電動車いすタイプの新たなコンセプトモビリティ。車いす(電動も含む)では移動が困難な場所でも自由に移動できることで、より利用者の行動範囲を拡張し、身体の不自由な人の外出や雇用の機会を増やし自立を支援する。
階段の昇降時には、左右2つの大きな駆動輪(主輪)で段差を乗り越えるとともに、背もたれ後方に格納されたフリッパーが倒れ車いす本体の傾きを抑制し安定した移動をサポート。自動制御で最適な姿勢を維持し、最大16センチの階段の昇降が可能。
駆動系にはクルマで使われているモーターを採用。車載部品を採用することで、高品質かつ高い信頼性を追求している。将来、ユーザーがJUUからクルマに乗り換えた後、JUUは自立走行にてバックドアまで安全に移動し、そのまま車内へ乗り込むとともに、降車時には運転席まで移動する先進の機能も検討中だ。
スペースモビリティ(プロトタイプ)
宇宙空間、月で活躍できるモビリティを想定し、特に走行系技術を開発推進する為の実験車両。モーター4個、ステアリング4個を各輪に装着し、地上にはない、荒れた過酷な環境でも安全安心に走行するための仕様を開発中。
電気で走る、高い走破性を持ち、例えば50cm程度の岩であれば乗り越えて走破し、25度の急な坂を上ることも可能。このプロトタイプで磨き上げた技術を、ルナクルーザー等のスペースモビリティに活用して行く。
ネオステア(テクノロジー)
バイクハンドルをベースに、アクセル、ブレーキといった足元の操作系をステアリングホイールに集約した新時代のコクピット コンセプト。
異形ステリングホイールによる広く開けた視界、ペダルレスによる広い足元空間がドライビングポジションの自由度やスムーズな乗降性を実現。もっとクルマが愛される存在となり、すべての人に移動の喜びとワクドキを提供。また、下肢が不自由な人も両手で安心かつ直感的な運転が可能になる。
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