年内発売予定の次世代モデル
フォルクスワーゲンは、今年後半に発売予定の新型EV『IDポロ(ID.Polo)』のインテリアを公開した。主要機能に物理ボタンの割り当てを増やしているのが特徴だ。
【画像】大幅に進化した次世代EV、まもなくデビュー【フォルクスワーゲンIDポロを詳しく見る】 全56枚
IDポロは、欧州で比較的安価な2万2000ポンド(約460万円)未満での発売を目指す重要な新製品だ。また、チーフデザイナーのアンドレアス・ミント氏の指揮下で新たなデザイン言語を初めて採用したモデルでもある。ミント氏は顧客からのフィードバックを受け、物理的なスイッチ類の使用拡大を約束している。
今回公開されたインテリアデザインは、2023年発表のコンセプトカー『ID.2all』によく似ており、タッチスクリーンと物理的な操作系を併用した「プレミアム・ハプティック」と呼ばれる概念に沿って設計されている。
ダッシュボードには10.25インチのデジタルインフォメーションディスプレイと、13インチの横置きインフォテインメントスクリーンが搭載されている。物議を醸した音量・空調操作用のタッチスライダーは廃止され、代わりにスクリーン下部に空調・ハザードランプ用の物理ボタンが並ぶ。インフォテインメントの音量調節や楽曲・ラジオ局切り替え用の回転ダイヤルも備わる。
質感にこだわった内装材
ステアリングホイールの左右のスポークそれぞれに物理ボタンが配置されている。左側はクルーズコントロールなどの運転支援機能、右側はインフォテインメントやその他のシステムを操作するボタンとなる。
使用素材の質感向上にも注力しており、ダッシュボードパネルはファブリック張り、ドアパネルとシートにはトップステッチが施される。内外装のカラーは「海の色合い」をモチーフとしているという。また、シートとドアに使用されるテキスタイルはすべて、再生プラスチックボトルから得られる熱可塑性樹脂で作られている。
スクリーンはカスタマイズ可能で、ゴルフの初代モデルを模したレトロモードが搭載されている。アナログ風のインパネ表示や、オーディオプレイヤー用のテープデッキを模した表示などが含まれる。一方、インフォテインメント・システムも刷新し、デザインの洗練と操作性の向上を追求。フォルクスワーゲン独自のシステムまたはグーグル・マップに対応した新ナビゲーションプラットフォームを備える。
新型IDポロは、内燃機関モデルの『ポロ』とほぼ同サイズだが、EVならではのフラットフロア設計により室内空間が大幅に拡大している。特に、モーターや主要機構をボンネット下のフロントに集中配置したことで省スペース化を実現。フォルクスワーゲンによると、IDポロの室内空間はゴルフと同等であり、435Lの深いトランクを備えているという。
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