アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、2026年までチームと契約を結んだ理由は「ホンダが加わったチームを経験したかったから」だと明かした。
アロンソは現在43歳。今年の7月には44歳になる。そんなアロンソは現時点で、アストンマーティンとの契約は2026年まで。契約が満了になる時には45歳だ。
■あの悔しさがあったから、ホンダは強くなれた……HRC渡辺社長、アロンソの契約延長を歓迎「今度は絶対、共に笑顔になれるように!」
「50歳までやるとは思えないけど……わからないね。だからこそ、可能性も残しておいたんだ」
サウジアラビアGPの木曜記者会見に出席したアロンソは、記者に「具体的にはいつまでレースに出られると考えているか?」と尋ねられた際、そう語った。
アロンソは昨年4月に、アストンマーティンとの契約を延長。アロンソのアストンマーティンとの契約は、レーシングドライバーとしてだけではなく、それを超えた期間にも及んでいるという。
2026年のF1ではテクニカルレギュレーションが一新され、小型軽量化されたシャシーに搭載されるパワーユニット(PU)は内燃エンジンと電動モーターの出力比率が50対50に。持続可能燃料の使用も義務付けられ、アストンマーティンはまさにF1新時代と呼べるその2026年から、ホンダのワークスPUを搭載することとなっている。
そしてアロンソは、2026年シーズンまでの契約をアストンマーティンと結んだ理由のひとつとして、ホンダとの再共闘を挙げた。
「今年はもちろん、来年も必ずレースに出たいと思っていた。レギュレーションの変更もあったしね」とアロンソは続けた。
「2026年のレギュレーションと、ホンダが加わったチームを経験してみたかったんだ。そしてその数ヵ月後に、エイドリアン(ニューウェイ)がチームに加入するという驚きがあった」
「昨年、契約交渉をした時には、(自分自身に)魅力的な部分もあった。でも、2026年以降は分からない。シーズンごとに状況を見ながら、自分の感覚やモチベーションを見ていきたいと思っている」
アロンソとホンダといえば、2015年の日本GPのことが思い出される。当時アロンソは、ホンダ製PUを搭載したマクラーレンのマシンを走らせていたが、あまりのパフォーマンスの低さに「まるでGP2(現在のFIA F2)エンジンだよ!」と無線で叫んだ。
アロンソはその後紆余曲折を経てアストンマーティンに加入。一方でホンダはレッドブルと組み、数々のタイトルを獲得するにまで至った。
アロンソと再び組むことについて、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長は昨年「あの悔しさを乗り越えることができたからこそ、我々は強くなれました」「もう一度アロンソ選手と、勝利に向けて一緒に戦えるということが嬉しいです」と語っていた。
しかし、アロンソはまだまだモチベーションは高いと豪語する一方で、現役を続けることに執着し、チームを困らせるようなことはしたくないとも説明した。
「今はまだモチベーションが高いけど、3~4年経った時にそれを保証できるかどうか分からない。そうなれば、チームに負担をかけてしまう。だから、2026年末まで契約しようと提案したんだ。その後も、ローレンスやランス(ストロール親子)と素晴らしい関係を築けると思っている」とアロンソは語った。
「チームの全員で率直に話し合い、チームにとって何が最善かを検討する。僕は常に、チームのニーズに応えられるように尽力するつもりだ。ドライバーとして続けるならば、チームメンバーが続けたいと思ってくれて、僕自身にもモチベーションがあるのなら、契約を延長する」
「ドライバー以外のポジションの場合、自分のスピードがもはや十分ではないと感じた場合には、真っ先にそう手を上げるよ」
なお、現在レッドブルに所属するマックス・フェルスタッペンが、アストンマーティンに移籍するのではないかという噂が根強くあるが、アロンソはこの可能性については真っ向から否定した。
「彼が来るなら歓迎するよ。でも、実現する可能性は低いね」
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みんなのコメント
コイツとマクラーレンの我が侭に付き合わされて意見はほぼ聞き入れられず、マスコミにもホンダが悪いとコメントされて無理難題を押し付けて開発の邪魔もしてたんだが。