Moto2フランス予選｜佐々木＆國井の日本人ライダーは苦戦Q1敗退。ゴンザレスが今季5度目ポール

　MotoGP第6戦フランスGPのMoto2クラス予選が行なわれ、LIQUI MOLY Dynavolt Intact GPのマニュエル・ゴンザレスがポールポジションを獲得した。

　Moto2クラスも日本人ライダーは2名が参戦しているが、まだ苦戦から抜け出せておらず、佐々木歩夢（RW - Idrofoglia Racing G）と國井勇輝（Idemitsu Honda Team Asia）は今回も共にQ1スタートとなった。

　なんとかQ1を突破したいところだが佐々木はQ1でタイムを記録する前に転倒を喫してしまう。すぐに佐々木はピットに戻ったが、セッション中にマシン修復が間に合うかが問題だった。

　コース上ではバリー・バルタス（Fantic Racing Lino Sonego）が1分34秒894をマークして暫定トップタイムに。國井はそこから1.7秒差の10番手とかなり離された状態にあった。

　Q1は、バルタスが前半に記録したタイムを誰も更新できないままセッション終了。バルタス、ダビド・アロンソ（CFMOTO Inde Aspar Team）、マルコス・ラミレス（Onlyfans American Racing Team）、イヴァン・オルトラ（QJMOTOR - FRINSA - MSI）の4人がQ2に進んだ。

　転倒のあった佐々木はセッション終盤になんとか間に合いコースイン。9番手のタイムを記録することができた。國井は最終的に11番手でQ1を終えた。

　日本人ライダー不在で争われたQ2は、ジェイク・ディクソン（ELF Marc VDS Racing Team）、マニュエル・ゴンザレス、アロン・カネット（Fantic Racing Lino Sonego）らランキング上位のライダーがまず好タイムをマーク。従来のコースレコードを更新して0.01秒の僅差の戦いが繰り広げられていたが、ゴンザレスが1分34秒666で暫定トップに立った。

　セッション中盤にはゴンザレスが暫定トップタイムを1分34秒518まで更新していたが、彼は連続アタックで最終的に1分34秒315をマーク。この新レコードタイムで今季5度目となるポールポジションを獲得した。2番手はバルタス、3番手にはディオゴ・モレイラ（Italtrans Racing Team）が並んだ。

Comments

[taka.]

今年は来るかゴンザレス#18が...⁉︎