セルジオ・ペレスは今シーズン、F1に参戦していないにもかかわらず、界隈で大きな注目を集め続けている。先日のマイアミGPの週末でキャデラック入りが発表されると予想したメディアもあったが、motorsport.comでも既に報じているように、ペレスには複数の選択肢が存在する。
ペレスはキャデラックとの話し合いが進んでいると見られるが、それ以外にもアルピーヌやメルセデスといったチームが2026年に向けてメキシコ人ドライバーの獲得に関心を示している。ただし、それぞれの選択肢にはいくつかの条件が伴う。
■セルジオ・ペレス、キャデラックF1と3年契約交渉中か。他チームも獲得に興味あり?
■選択肢は3つ?
アルピーヌに関しては、ペレスの名前が挙がるのは今回が初めてではない。チームがまだルノーと呼ばれていた頃から、彼はシート獲得の有力候補のひとりだった。南米のサイトにペレスが“ルノー”と書かれた看板と共に写る写真がリークしたこともあったが、結局移籍は実現しなかった。
現在のアルピーヌは、過去2年にわたる度重なる首脳陣の交代を経て再編の最中にあり、直近ではオリバー・オークスの退任を受けてフラビオ・ブリアトーレが暫定的にチームマネージャーに就任した。ブリアトーレは多額の予算を必要としており、フランコ・コラピントを5レースで起用することを決定し新たなスポンサーの支援を得た。この流れで、そのあとはペレスと交代……ということもあり得るかもしれない。
ペレスのスポンサーの中には、レッドブル離脱前にすでにモータースポーツから手を引いた企業もあるが、彼は今なおテルメックス・テルセルらを所有するフォーブス長者番付の常連、カルロス・スリム・ドミットをはじめとする強力な支援者を得ている。
現時点でアルピーヌとの交渉は初期段階にあり、メルセデスも同様のようだ。特にメルセデスの場合はジョージ・ラッセルの離脱が必須条件になるだろうが、メルセデス代表のトト・ウルフは以前からペレスに好意的で、彼の開発能力やチームプレイヤーとしての献身的姿勢を評価している。
ただメルセデスを取り巻く状況はさらに複雑だ。ラッセル云々の前に、全てはマックス・フェルスタッペン次第と言える。
4度のF1ワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは2028年までの契約をレッドブルと結んでいるが、その契約を早期に解除する可能性が囁かれている。そしてレッドブルはフェルスタッペンが離脱した場合の後任としてラッセル獲得を検討しているとされている。
フェルスタッペンがラッセルと入れ替わりでメルセデス入りすることになればペレスにチャンスはないが、仮にフェルスタッペンがそれ以外……例えばアストンマーティンに移籍し、さらにレッドブルがラッセルを引き抜いた場合、メルセデスに1席空きが出ることになる。そうなれば、ウルフ代表はアンドレア・キミ・アントネッリの相棒としてペレスの起用を検討するだろう。
キャデラックという選択肢も依然として考えられる。2026年からF1に新規参戦する予定のキャデラックは、ペレスがザウバーやフォースインディア/レーシングポイントで示したマシン開発能力を理解している。さらに彼の経済的な支持基盤や、アメリカ大陸での人気もプラス査定に働く。
ただし、これら3つの選択肢のいずれも確定に至っていない。一部報道のように、ペレスがキャデラックと契約を結んだという事実は現時点ではないのだ。したがってペレスは2026年に向けたストーブリーグの主役のひとりになっていくだろう。
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