スバル『アウトバック・ウィルダネス』、オフロード性能を高めた新型登場…ニューヨークモーターショー2025

スバルオブアメリカは、米国で開幕した「ニューヨークモーターショー2025」において、新型『アウトバック・ウィルダネス』を発表した。

この新モデルは、スバルの「ウィルダネス」ファミリーに新たに加わる車種で、9.5インチの最低地上高と高い走破性を維持しつつ、新しい外装デザイン、高級感のある内装、そしてオンロード・オフロードでの走行性能の向上を実現している。

新型アウトバック・ウィルダネスの9.5インチの最低地上高は、多くのフルサイズSUVを上回る。さらに、新たに採用された電子制御ダンパーにより、荒れた地形での安定性と舗装路での乗り心地・ハンドリングの両立を実現している。このシステムは、路面状況や車両の状態をリアルタイムで検知し、ダンピング力を制御する。

パワートレインには、260hpのパワーと277ポンドフィートのトルクを発生する2.4リットルターボエンジンを搭載。これにリニアトロニックCVTと、スノー/ダートモードとディープスノー/マッドモードを備えたX-MODEデュアルモードシステムを組み合わせることで、高い走破性を実現している。

外観デザインも大幅に刷新され、マットブラックのホイールや拡張されたフロントバンパー、六角形のLEDフォグランプなど、タフさを強調するデザイン要素が随所に見られる。内装には、水に強く清掃が容易なスターテックス素材を採用。オプションでナッパレザーシートや360度サラウンドビューモニターも選択できる。