EV低迷に対応 南米でも需要見込む
フォルクスワーゲンは、人気のコンパクトSUV『Tロック(T-Roc)』の第2世代モデルを今年8月に発表する。新開発のフルハイブリッド(ストロングハイブリッド)・パワートレインを初めて搭載することになる。
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次期型Tロックは、ガソリンエンジンと電気モーターの両方で駆動する、トヨタのハイブリッドシステム(THS)と類似した仕組みのパワートレインを採用する予定だ。このパワートレインは今後、ゴルフやティグアンなどにも展開される可能性がある。
フォルクスワーゲンは、このようなシステムを量産車に採用したことはない。欧州で全車EV化に踏み切るまで10年も残されていないが、同ブランドCEOのトーマス・シェーファー氏は、「一部の地域ではHEV(ハイブリッド車)への移行が進んでいるため、現在実験段階にあります」と述べている。
「南米ではHEVドライブトレインの需要があります。Tロックは南米向けに現地で生産されているだけでなく、中国でも生産されており、いずれにしても必要でした」
「興味深いことに、HEVは特に米国でも大きな話題となっています。(HEVは)誰もが不要だと言っていた技術ですが、米国におけるBEVの普及鈍化により、HEVへの流れが強まっているのです」
新開発のパワートレインを次期型Tロックに導入した後、シェーファー氏は「他のモデルでも適しているかどうか検討する」としつつも、「すべてを二重化することはなく、PHEVとHEVのモデルをラインナップする予定です」と述べた。
フォルクスワーゲンの関係者によると、Tロックと同じMQBプラットフォームを採用するすべてのモデルに同ハイブリッドが導入されるわけではないが、今後2年間でゴルフとティグアンに追加される予定だという。
次期型Tロックは、8月に単独イベントで発表された後、翌月のミュンヘン・モーターショーで一般公開される。なお、このモーターショーでは、新型の電動SUV『ID.2X』も登場すると予想されている。
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