■PHEVモデルも用意する全長約5mのラグジュアリーセダン
2020年2月に世界初公開されたDSオートモビルズの新セダンモデル「DS9」。同年11月にはフランスで注文が開始されたスタイリッシュなDSブランドのフラッグシップセダンだが、DS9とはいったいどんなモデルなのだろうか。そして日本にはいつやってくる予定なのだろうか。
【画像】DSブランドの旗艦セダン DS9を画像でチェック(29枚)
DS9は全長4934mm×全幅1932mm×全高1460mm、ホイールベースは2900mmというサイズのラグジュアリーセダンだ。プジョーのフラッグシップセダン「508」よりも大きく、ライバルとしてはBMW「5シリーズ」やメルセデス・ベンツ「Eクラス」、アウディ「A6」あたりの、いわゆるEセグメントにあたるボディサイズとなる。
プラットフォームには、すでに定評のあるグループPSAの「EMP2」(V2.3)を採用。ロングホイールベースの採用で、後席は驚くほど広々としているという。
またバルクヘッドの防音構造やラミネートされた吸音ガラスの採用など独自の技術を採用し、圧倒的な静粛性を確保。高いボディ剛性で、正確なコントロールによる卓越したダイナミックな走りも実現している。またカメラが走行する前方の道路をスキャンし、事前に各ホイールのダンピングを最適化する「DSアクティブスキャンサスペンション」を搭載。安全性と静けさとともに比類ない乗り心地も提供する。
DS9に用意されるパワートレインは3種類。1.6リッター「ピュアテック」直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力225psを発生するガソリンモデルと、DSの新世代電気駆動システム「E-TENSE」を採用した「E-TENSE 225」および「E-TENSE 4×4 360」がある。
DS9のE-TENCEモデルは、2020年6月に日本上陸を果たした「DS3クロスバックE-TENSE」のピュアEVではなく、プラグインハイブリッド(PHEV)になる。
E-TENSE 225は1.6リッター直4ターボエンジンに最高出力80kW(110ps)、最大トルク320Nmを発生する電気モーターを組み合わせ、8速ATを介して前輪を駆動するFFモデルだ。バッテリー容量は11.9kWhで、EV走行可能距離はWLTPモードで最大約50km。またEVモード走行時の最高速度は135km/hとなる。
またE-TENSE 4×4 360は、フロントに110ps、リアに113psを発生する電気モーターを搭載する電気式4WDモデルで、システム最高出力は360ps、システム最大トルクは520Nmとなる高性能バージョン。このモデルはブラックの「DSパフォーマンス」ロゴ入りブレーキキャリパーと20インチMUNICH性の特別仕様アルミホイールで仕上げられる。
DS9 E-TENSEの走行モードは、ガソリンモード、EVモード、ハイブリッドモード、E-TENSEスポーツモードがあり、E-TENSEスポーツモードはアクセルペダルやギアボックス、ステアリング、アクティブサスペンションのマッピングを調整することにより、エンジンとモーターの組み合わせによる最大限のパワーが発揮される。
減速時またはブレーキ時にはエネルギーを回収、バッテリーに蓄電する回生システムで、シフトセレクターを引き「B」モードにすると回生ブレーキは強くなる。また蓄電量が指定されたレベルを下回らないE-Save機能も装備している。
フランスでの車両価格は、ガソリンモデルの「DS9 パフォーマンスライン+ ピュアテック225」が4万7700ユーロ(日本円で約605万円)、PHEVのFFモデル「DS9 パフィーマンスライン+ E-TENSE 225」が5万4000ユーロ(約685万円)、PHEVの4WDモデル「DS9 RIVOLI + E-TENSE 4×4 360」が6万8400ユーロ(約865万円)となっている。
なお、フランスでの納車開始は2021年9月からとなる。
※ ※ ※
そんなDS9だが、2021年に日本市場への導入が決定しているという。すでにDSオートモービルズのホームページのモデル一覧には、2022年に登場予定の「DS4」とともに、DS9が「Future model」として掲載され、エクステリアだけでなくインテリアのディテールなどの写真や、DS9に搭載された最新テクノロジーの詳細もわかるようになっている。
導入時期としては第1四半期が有力だ。もしかすると日本ではまずはPHEVのE-TENSEのみの展開になるかもしれない。
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みんなのコメント
このセダンも、日本導入されても在日フランス公館くらいしか売り先ないでしょうね。。