北米マツダが12月2日、マツダ3の2022年モデルを発表した。この冬に北米での発売を開始する。日本仕様のマツダ3には設定のない2.5Lターボ車も新たに設定されている。しかも日本で同じエンジンを積むマツダ6やCX-5、CX-8の230ps仕様よりも20psもパワーアップされているのだ。
今のところ、これがそのまま日本に導入されるかは未定だが、北米マツダ3の2022年モデルの内容をお伝えしよう。
15年ぶりに復活したインテグラはボクらが知ってる懐かしのインテグラとどう違う? はたして日本発売はあるのか?
文/ベストカーWeb編集部、写真/マツダ、ベストカー編集部
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■デビュー3年目のマイチェンを敢行!
まずはエントリーグレードとなる「2.0」には直4、2LDOHC(155ps/20.7kgm)が搭載され、駆動方式はFFのみとなり、ボディタイプはセダンのみだ。
続いて中間グレードとなる「2.5S」には直4、2.5LDOHC(186ps/25.7kgm)を搭載。ボディタイプはセダンとファストバックの2タイプとなり、こちらは標準の2.5Sに加え、セレクトパッケージ、プリファードパッケージのほか、カーボンエディション(赤色のレザー内装やブラックの18インチアルミ、BOSE製オーディオなどを採用)が用意される。
セダンの2.5Sカーボンエディション。ブラックの18インチアルミホイールが精悍な印象だ。インテリアも鮮烈なレッドのレザー内装となる
ファストバックには6MT車のプレミアムパッケージも設定される。2.5LエンジンのSKYACTIV-G 2.5には気筒休止技術が採用され、燃費性能を向上させている。
■日本仕様にはないホットな2.5Lターボ車を追加設定!!
また、日本仕様のマツダ3のラインナップにはない直4、2.5L直噴DOHCターボのSKYACTIV-G 2.5T搭載車を設定。この2.5Lターボはオクタン価が87のガソリンを使った場合には227ps/42.8kgmとなるが、オクタン価93のプレミアムガソリン使用時には250ps/44.2kgmにまでパワー、トルクともに向上する。
北米のマツダで新たに設定された直4、2.5Lターボエンジンを搭載する「2.5 TURBO」。プレミアムガソリン仕様は250ps/44.2kgmを発揮!
この2.5ターボ、最新のダイナミック・プレッシャー・ターボの採用により、新たに設計されたポートからターボチャージャーのなかにフレッシュエアを取り込むことで、瞬時にブーストを得られる応答性のよさが特徴なのだという。
2.5Lターボ車には専用となるスポーティなエクステリアが用意されており、グロスブラックで精悍に仕上げられたフロントグリルをはじめ、大型のリアテールパイプにグロスブラックの18インチアルミホイール&ドアミラーなどを装着。
インテリアにも本革巻きのパドルシフト付きステアリング、クローム仕上げを施されたプッシュ式エンジンスターターボタンなどが奢られる。
2.5ターボにはプレミアムプラスグレードが設定され、セダンにはトランクスポイラーが装着され、ファストバックにはフロントエアダムとルーフスポイラーが装着され、スポーティな雰囲気を演出している。4WDのi-ACTIV AWDも2.5ターボ車には設定される。
これまで日本仕様で積まれてきたマツダ6やSUVのCX-5、CX-8よりもボディが小さく、Cセグメントモデルとなるマツダ3に搭載されるうえ、ハイパワー化&高トルク化でマツダ3に最適化されているというから楽しみだ。
■全車に最新のi-ACTIVSENSE搭載!!
さらに全車にLEDデイタイムランニングライト、オートモード付きLEDヘッドライト、LEDテールランプが採用されたほか、最新の先進運転支援システムのi-ACTIVSENSEも全車に標準採用されている。
日本仕様のトップグレードで、ガソリンエンジンとクリーンディーゼルのいいとこどりとも言われる「究極のエンジン」、SKYACTIV-X搭載車が今ひとつ不発なだけに日本市場にもこの2.5Lターボ車が設定されるのを熱望したいところだ。
2.5Lターボ車が登場することになれば、先代アクセラに設定されていた2.2Lクリーンディーゼル車のようなホットハッチ的モデルになること間違いなし!
■欧州市場で2022年春からマツダ2ハイブリッドも導入開始!
また、マツダは欧州市場でマツダ2ハイブリッドを2022年春から導入開始することを12月6日に発表。日本市場で販売されているヤリスハイブリッドをOEM車としてマツダブランドで販売することをアナウンスしている。
トヨタのヤリスハイブリッドがマツダ2として2020年春から欧州市場でマツダブランドで販売されることもアナウンスされた
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みんなのコメント
返り討ちにあうのが目にみえてるけどw