Moto3オランダ予選｜古里＆山中、Q1突破からセカンドロウを獲得！ ルエダが今季3度目ポール

　MotoGP第10戦オランダGPのMoto3予選が行なわれ、Red Bull KTM Ajoのホセ・アントニオ・ルエダがポールポジションを獲得した。

　オランダGPで日本人ライダーは、山中琉聖（FRINSA - MT Helmets - MSI）と古里太陽（Honda Team Asia）のふたりとも、予選はQ1スタートになった。

　Q1に出走した日本人ライダーふたりだが、古里のほうが好調で前半のアタックでは暫定2番手に食い込む1分40秒882をマーク。前戦イタリアGPで初勝利したルーキーの、マキシモ・キレス（CFMOTO Gaviota Aspar Team）が0.074秒の僅差で暫定トップに立った。

　しかし山中もセッション中盤にQ2進出圏内の4番手タイムを記録すると、連続アタックでさらにタイムを縮め、古里を上回って暫定2番手に割って入った。

　Q1終盤のアタックでふたりは自己ベストを更新することこそ無かったものの、ライバルたちもトップ4に加わる速さは発揮できないままセッションが終了。キレスがQ1をトップ通過し、日本人ライダー2名もQ2に進出した。

　予選Q2では、Q1を4番手タイムで突破してきたアルヴァロ・カルペ（Red Bull KTM Ajo）が速さを示し、1分39秒798で暫定トップに。同じくQ1突破組のキレスも3番手に続いた。

　セッション後半にはホセ・アントニオ・ルエダがカルペを超える1分39秒757をマーク。暫定トップタイムを更新した。

　そしてラストアタックで先述のルエダ以上のタイムは記録されずにセッションが終了。ルエダは今季3度目のポールポジションを獲得した。2番手にはカルペ、3番手にはダビド・アルマンサ（Leopard Racing）が続いた。

　日本人ライダーは最後のアタックで自己ベストを大きく更新し、古里が4番手、山中が5番手で共にセカンドロウに並んだ。