■北米で登場した黒すぎるプリウスへの反響は?
2021年5月27日、北米トヨタは「プリウス 2022年モデル」の特別仕様車として「プリウス ナイトシェードエディション」を発表しました。
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ナイトシェードエディションは、ピックアップトラックの「タンドラ」「タコマ」、セダンの「アバロン」「カムリ」、SUVの「セコイア」などにも設定されており、ブラックの各種パーツを装備した北米トヨタの特別仕様車シリーズです。
プリウス ナイトシェードエディションは、黒いヘッドライトのアクセントやドアミラーカバー、ドアハンドル、リアスポイラー、シャークフィンアンテナに加え、リアのエンブレム類にも黒を使用。5本スポークのアルミホイールまで黒で統一されています。
またセミグロスブラックのセンターコンソールが採用されるなど、内装まで黒にこだわりました。
北米専用のプリウス ナイトシェードエディションですが、日本のユーザーの反響はどうなのでしょうか。くるまのニュースでは、SNS上でアンケート調査を実施しました。
「北米で黒いプリウスの特別仕様車が登場しましたがどう思いますか?」という質問では、「とてもカッコ良いと思う」が13.2%、「まあまあカッコ良いと思う」が26.4%、「まあまあカッコ良いと思う」が18.9%、「まったくカッコ良いと思わない」が41.5%となり、賛否が分かれる結果となりました。
「もし日本で発売されたら購入したいと思いますか?」という質問では、「購入したいと思う」が9.4%、「購入したいと思わない」が90.6%と、購入したいと思わないという回答が圧倒的に大多数となっています。
その理由として、「ハイブリッドに興味がない」「プリウスは後方視界が悪いので購入対象にならない」など、プリウスに関心がないという回答者が多く存在しました。
また、「ダークなイメージは合わない」「タクシーみたいで嫌」「夜間に何度も黒い車と事故りそうになったから」など、黒すぎるボディやパーツ類が受け入れられないという意見も寄せられました。
その一方、「燃費が良くて壊れない、良い道具としてのプリウスにはずっと興味があったが、優等生イメージが嫌だった。このプリウスは“ちょい悪”で、人とかぶらなくて良さそう」という好意的なコメントや、「現行プリウスは根本的なデザインが悪すぎる。PHVで同じ外装であれば欲しい」といった回答も見受けられました。
さらに、「プリウスにどのようなイメージを持っていますか?」という質問では、「ハイブリッドの先駆車」「ECOなイメージとハイテクなイメージ」「燃費が良くて壊れない」など、トヨタが世界に先駆けて登場させた環境に優しいハイブリッド車というイメージを抱く回答者が多かったです。
しかし、「よく事故する車」「運転が酷い人が多い」「凄惨な事故の数々の影響で不遇の車種だが品質は一級品」など、販売台数が多いことや購入者の年齢が比較的高いことなどが影響して、マイナスのイメージを持っている人も少なくないことがわかりました。
※ ※ ※
ハイブリッドで低燃費かつクリーンなエコカーとして確固たる地位を確立したプリウスですが、トヨタのみならず、他社メーカーもハイブリッド車を数多くラインナップするなか、販売面では苦戦を強いられています。
北米トヨタのような黒づくめのボディの特別仕様車のような次なる秘策が必要な時期に来ているのかもしれません。
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