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国産ステーションワゴンでコスパ抜群の「カローラツーリング」。ハイブリッド推しの理由と選んではいけないグレードについて解説

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国産ステーションワゴンでコスパ抜群の「カローラツーリング」。ハイブリッド推しの理由と選んではいけないグレードについて解説

「カローラツーリング」は、トヨタが製造・販売を手がけるステーションワゴンです。2019年9月に「カローラフィールダー」よりフルモデルチェンジし、車名も新たに刷新されました。販売好調なカローラツーリングのおすすめグレードはどれなのでしょうか。

コスパの良いステーションワゴン、それがカローラツーリング!
トヨタの代表的車種であるカローラには、セダンモデルの「カローラ」とハッチバックモデルの「カローラスポーツ」、そしてステーションワゴンモデルの「カローラツーリング」という3つのバリエーションが存在しています。

トヨタ「カローラ ツーリング」 希少となった扱いやすいサイズの国産ステーションワゴン

特に人気の高いのがカローラツーリングです。かつては一世を風靡したステーションワゴンですが、現在では新車で購入可能なステーションワゴンは少なく、国産車では「スバル レヴォーグ」や「マツダ マツダ6ワゴン」など数えるほどしかありません。

>>スバル レヴォーグのカタロググレードをチェックする
>>マツダ マツダ6ワゴンのカタロググレードをチェックする

その中でもカローラツーリングは、最もリーズナブルな価格帯となっていることから、コストパフォーマンスを重視する人に人気の高い1台となっています。

>>トヨタ カローラツーリングのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ カローラツーリングハイブリッドのカタロググレードをチェックする

カローラツーリングは全7グレードがラインナップ!
そんなカローラツーリングには、全7グレードが展開されています。

これらのグレードは、ガソリン車とハイブリッド車で大きく分けることができます。

まず、ガソリン車は、1.8Lのガソリンエンジンを搭載したエントリーグレードである「G-X」、中間グレードの「S」、最上級グレードの「W×B」です。また「W×B」には、1.2Lのターボエンジンに6速MTを組み合わせたグレードも用意されています。

また、ハイブリッド車もガソリン車同様に「HYBRID G-X」、「HYBRID S」、「HYBRID W×B」がラインナップされています。なお、ハイブリッド車では4WD仕様も選択可能です。

<車両価格>
ガソリン車
「G-X」・・・・・・・・・・201万3000円
「S」・・・・・・・・・・・221万6500円
「W×B」 ・・・・・・・・・CVT:236万5000円/6速MT:247万3900円
ハイブリッド車
「HYBRID G-X」・・・・・・・248万500円~267万8500円
「HYBRID S」・・・・・・・・265万1000円~284万9000円
「HYBRID W×B」・・・・・・279万9500円~299万7500円

レヴォーグが310万2000円~、マツダ6ワゴンが289万3000円~であることを考えると、カローラツーリングは最も手頃なステーションワゴンであることがわかります。

>>トヨタ カローラツーリングのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ カローラツーリングハイブリッドのカタロググレードをチェックする

「G-X」は一般ユーザーには不向きなので要注意!
コストパフォーマンスの高さと積載能力を兼ね備えたカローラツーリングは、営業車両などの法人用途にも向いているモデルです。営業車両では、装備を最低限にそぎ落として車両価格を押さえたグレードが適していることから、カローラツーリングにもそうしたニーズに対応するグレードとして「G-X」および「HYBRID G-X」が用意されています。

たしかに、「G-X」の201万3000円という価格は魅力的ですが、ほかのグレードに比べて多くの面で装備や機能が制限されています。

例えば、キーを差すことなくドアを開錠したりエンジンを始動できたりする「スマートエントリー&スタートシステム」や電動パーキングブレーキ、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールなどは、ほかのグレードでは標準装備となっていますが、「G-X」ではオプションとなっています。

また、9インチのディスプレイオーディオやシートヒーター、ステアリングヒーターなどはオプションでも設定することができず、「G-X」は一般ユーザーが利用するにはやや不便であることは否めません。

おすすめは「HYBRID S」!
一方、中間グレードの「S」/「HYBRID S」と「W×B」/「HYBRID W×B」の装備や機能の差はそれほど大きくありません。

「W×B」/「HYBRID W×B」には、LEDフロントフォグランプや7インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイなどが標準装備となっていますが、これらは「S」/「HYBRID S」にもオプション装着することが可能です。

合成皮革のシートやバイビームLEDヘッドランプとLEDデイライト、フロントコンソールトレイとフロントカップホルダーのLEDランプ、「おくだけ充電」などのオプションは「W×B」/「HYBRID W×B」のみしかオプション設定されていませんが、逆に言えばこれらの装備や機能にこだわりがなければ、「S」/「HYBRID S」に必要なオプションを追加することで、十分満足度の高い1台に仕上げることができるでしょう。

パワートレインでは、ハイブリッド車を選ぶことをおすすめします。

「S」と「HYBRID S」では43万4500円の価格差がありますが、税制優遇を考慮すると実際にはそれほど大きな差にはなりません。また、ガソリン車のWLTCモード燃費が14.6km/Lであるのに対し、ハイブリッド車は29.0km/Lと圧倒的であり燃料代はおよそ半分です。

それなりに走行する機会があるのであれば、車両価格は多少割高でもハイブリッド車を選んだほうが、最終的には経済的と言えそうです。

>>トヨタ カローラツーリングのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ カローラツーリングハイブリッドのカタロググレードをチェックする

MT仕様はスポーティグレード!
やや特殊なグレードと言えるのが、「W×B」のMT仕様です。従来のカローラシリーズでは、MT仕様はエントリーグレードという位置付けでしたが、カローラツーリングではむしろスポーツモデルの性格が強められています。

実際、カローラツーリングのMT仕様では、シートはスポーティなものが標準装備され、ホイールも17インチのアルミホイールが装着されています。搭載される1.2Lのターボエンジンは小気味良いフィーリングが特徴で、スポーティな走りを楽しむことができます。

また、ベースが上級グレードの「W×B」であるため、そのほかの装備や機能も必要十分なものが備わっているため、車両価格も247万3900円とカローラツーリングの中では決して安価なグレードではありません。

現在では貴重な存在となったMTのスポーティワゴンを求めている人には、ぜひ試してもらいたいグレードです。

>>トヨタ カローラツーリングのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ カローラツーリングハイブリッドのカタロググレードをチェックする

>>トヨタ カローラツーリングの中古車相場をグラフで見てみる
>>トヨタ カローラツーリングハイブリッドの中古車相場をグラフで見てみる

文:ピーコックブルー
写真:
1~2枚目:カローラツーリング ハイブリッドS
3~4枚目:カローラツーリング ハイブリッド W×B

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