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なぜホンダが「フィットネス」閉店!? さわやかスポーツ仕様が2年で姿消す…! 後任「復活のRS」の特徴とは

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なぜホンダが「フィットネス」閉店!? さわやかスポーツ仕様が2年で姿消す…! 後任「復活のRS」の特徴とは

■新しい時代のスポーティを表現していた4代目フィット「NESS(ネス)」

 ホンダは2022年秋にマイナーチェンジ予定の新型「フィット」を8月5日に先行公開しました。デザイン改良に加え、新グレード「RS」を追加したことで話題を呼んでいます。
 
 その一方で、2020年デビュー時にラインナップされていた5つのグレード体系のうち、スポーティ仕様「NESS(ネス)」が今回のマイチェンを機にひっそりと廃止されることが明らかになりました。

限定1500台! ホンダが旧型「フィットRS」のカッコイイ特別仕様を発表!

 フィットは2001年に初代モデルが登場したホンダのコンパクトカーです。ミニバンのような広い室内空間とスポーティなスタイリングを両立させた実用性の高さが支持され、初代はデビュー早々に大ヒット作となりました。

 好評だったコンセプトは歴代モデルでそのまま受け継がれ、2020年2月には4代目となる現行型のフィットが登場しています。

 4代目の特徴は、初代からの良さはそのままに、数値では表せない「感性価値」を追求しユーザーに寄り添う心地よさを具現化した点にあります。

 前方視界を大幅に改善したほか、上級車向けのシートを採用し座り心地も向上。2モーターの新開発ハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載し、燃費や乗り心地の快適性もあげました。

 そしてモデルチェンジのもうひとつの目玉となったのが、新設された5つのグレード体系にありました。

 ホンダでは、従来のような装備差などによるグレード設定ではなく、ユーザーのライフスタイルに合わせたバリエーションを用意したと説明しています。

 基本タイプの「BASIC(ベーシック)」、ナチュラルな素材感により質感を高めた「HOME(ホーム)」、SUVテイストの専用内外装を与えた「CROSSTAR(クロスター)」、専用本革シートなどを備えた高級仕様「LUXE(リュクス)」など、個性的なラインナップを揃えます。

※ ※ ※

 3代目フィットにはスポーティ仕様「RS」がありましたが、その代替として4代目に登場した新たなスポーティ仕様が、5つ目のラインナップ「NESS(ネス)」です。

 ホンダでは「フィットネススポーツのような、軽快でファッショナブルなタイプ」と表現しています。

 4代目フィット NESSのターゲットは「毎日をアクティブに過ごしたい人」。ホンダの開発者は発表当時「黒い内装やエアロパーツといった従来のスポーティグレードのようなイメージとは違う仕様を目指した」と説明していました。

 外装では、車体のルーフ部などにライムグリーンのアクセントカラーをあしらった新鮮なイメージのアクセント2トーンカラーを設定。躍動感あるデザインの16インチアルミホイールとともに、新しいスポーティさを表現しました。

 内装にもシートとソフトパッド表皮に撥水素材を用いるなど、内外装でアクティブさを表現し、新たなスポーティイメージに挑んでいます。

 5つのラインナップを揃え発表された4代目フィットは、発売後約1か月の3月16日時点で3万1000台を超える受注を獲得し、好調な立ち上がりとなりました。

 販売の内訳は、HOMEが47%と、全体の半数近くを占めました。続いてBASICが19%、CROSSTARとLUXEがそれぞれ14%となっています。

 しかし期待の新スポーティモデルNESSは全体の6%と、シリーズのなかではもっとも少ない割合に留まりました。

※ ※ ※

 2022年8月5日に先行公開された新型フィットのWEBサイトでは、新しいRSのほか、デザイン改良が施されたBASIC・HOME・LUXE・CROSSTARの4タイプも紹介されていますが、そこにNESSの姿はありませんでした。

 一方、初公開された新型フィット RSは、従来型を彷彿とさせる黒基調の内装と、エアロパーツによる明確なスポーティさが表現されています。

 発表直後のSNS上でも、新型フィット RSを歓迎する声がホンダファンを中心に多くあがっているようです。

 RSの復活は、ユーザーが求める従来通りな「スポーティさ」に対する需要の根強さを、図らずも証明した格好となっていました。

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みんなのコメント

35件
  • グレード構成名が分かりにくいんだよ。
    FIT NESSって狙って付けてるのか?
    NESS以外もさっぱり分からん。
    外観含めこれじゃ客には訴求できんわ。
    売れなくて納得ですねwww
  • 初代シティターボを再販すべき
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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