日産、「フェアレディZ」日本仕様を初公開 6月下旬に販売開始 240台限定の「プロトスペック」は696万円

　日産自動車は１４日、東京オートサロン２０２２で日本仕様の「フェアレディＺ」を初公開し、特別仕様車「プロトスペック」を皮切りに６月下旬に販売を始めると発表した。

　日本仕様の最高出力は２９８キロワット、最大トルクは４７５ニュートンメートル。排気量３・０リットルＶ６ツインターボに、６速マニュアルもしくはマニュアルモード付フルレンジ電子制御９速オートマチックを組み合わせる。車体サイズは全長４３８０ミリメートル×全幅１８４５ミリメートル×全高１３１５ミリメートル。

　プロトスペックは、イカズチイエローとスーパーブラックの２トーンカラーの外観や専用カラーのレイズ製１９インチアルミ鍛造ホイール、四輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキを採用。内装には本革・スエード調ファブリックコンビシートなどを装備する。プロトスペックはオンラインで２４０台限定で販売する。申し込みは２月７日から。価格は６９６万６３００円（消費税込み）。

　過去にＺ３２型を愛用していた内田誠社長はプレスカンファレンスに登壇し、「実際に走行したが、車を上手く操ることができる車。本当に楽しい車」と新型の出来栄えに自信を示した。

Comments

値段はともかく面白そうな車が出たのは事実!

いきなり高い方だけ金額を発表するなんて、相変わらず日産は商売下手だなぁと思います。
実は反応見てから他グレードの値付けをするって戦略なら大歓迎ですが…