現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 男性器が小さい人ほどスポーツカーが好き?研究で明らかになった「自動車」と「性別」の意外な関連性

ここから本文です

男性器が小さい人ほどスポーツカーが好き?研究で明らかになった「自動車」と「性別」の意外な関連性

掲載 更新 181
男性器が小さい人ほどスポーツカーが好き?研究で明らかになった「自動車」と「性別」の意外な関連性

大排気量のスポーツカーや頑強なオフロードSUVはいかにも男性的な趣味のクルマという感じを受けるのだが、では電気自動車には人々はどのようなイメージを抱いているのだろうか。

最近の研究によると、「電気自動車が女性っぽい」と感じている国民が多い国では電気自動車が普及し難い傾向があるという。

なぜ「ボリューム系ラーメン」が流行るのか?不健康に見える食べ物を美味しく感じる人間の心理

女性的な文化的志向を持つ国はEV普及率が高い

フランス語の名詞は全て男性名詞と女性名詞に分かれているのだが、意外なことにフランス語では自動車(voiture)は女性名詞である。フランスの自動車メーカー、ルノーの大衆車などはどことなく女性的な印象の車種もあるかもしれないが、一方、アメリカのスポーツカーやピックアップトラックなどの車種には男性的な“マッチョ”なイメージもある。

日常生活の足として使い倒してこそのクルマだが、そうは言っても資本主義社会において自動車は単なる移動手段というだけではなく、文化的および象徴的な意味を持っていることがこれまでの研究で示唆されている。歴史的に内燃機関の自動車は、パワー、スピード、支配力を表す男性らしさと結びつけられる傾向が強いともいわれている。

では年を追うごとに無視できない存在となっている電気自動車(EV)について、人々はどのようなイメージを抱いているのだろうか。

スイス・ザンクトガレン大学の研究チームが2023年に「Travel Behavior and Society」で発表した研究は、EVの普及におけるジェンダー観の役割について調査し、より女性的な文化的志向を持つ国では、EVの普及率が高い傾向があることを報告している。女性的価値観がより共有されている国ではEVは広く受け入れらているのである。

研究チームはこうした自動車の性別との関連性が、国家レベルと個人レベルの両方でEVの普及に影響を与えるかどうかを2つの研究を通じて検証した。

研究チームは31カ国のヨーロッパの国々の男性らしさ、女性らしさのスコアとEV市場シェアを比較した。比較には国民1人当たり名目GDP、自動車所有率、国家環境政策、ガソリン価格、電気料金などが含まれる。

調査結果では文化的女性らしさとEV市場シェアの高さとの間に強い関係があることが示された。ノルウェー、アイスランド、スウェーデン、オランダはより女性的な文化的志向を示し、男性らしさのスコアが低く、EVの普及率が著しく高かった。

対照的に、スロバキアやハンガリーなど男性らしさのスコアが高い国はEVの普及率が低い傾向があり、権力と競争を重視する伝統的な文化的価値観が、消費者にEVの選択を思いとどまらせている可能性があることを示唆している。

分析されたすべての文化的要因の中で、男性らしさと女性らしさの要素は、経済的および政策的影響を考慮しても、EVの普及の最も強力な予測因子であった。その国の自動車の象徴的および文化的意味が、国家レベルで消費者行動に重要な影響を及ぼしている可能性が示されることになったのだ。

“自動車=男性らしさ”という根強い認知バイアス

2番目の研究では、比較的男性的な国であるもののEVの普及がヨーロッパ平均に近いドイツの参加者429人を対象にオンライン調査を実施した。

参加者は特定の概念をどれだけ早く関連付けるかを分析することで無意識の偏見を測定するように設計された心理学的ツールである暗黙的関連付けテスト(IAT)を受けた。このテストによって参加者がEVを女性らしさ、あるいは男性らしさと関連付けているかどうか、また関連付けている場合はどの程度強く関連付けているのかが測定された。

テストの回答を分析した結果、ドイツの消費者は一般的にEVを女性らしさと関連付けていることが明らかになったが、男性は女性よりもEVを女性らしさと関連付ける傾向が強かった。さらに重要なのは、EVの購入に最も関心の薄い男性は、EVと女性らしさの関連が最も強かった。つまりEVが女性的であるとより強く感じている男性ほど内燃機関自動車に乗り続ける可能性が高いことになる。

対照的にEVの購入に前向きな男性と女性は、性別による関連がはるかに弱く、すでにEVに乗っていたりを検討している人は“自動車=男性らしさ”、そして“EV=女性らしさ”という文化的ステレオタイプの影響を受けにくいことを示している。

内燃機関自動車と男性らしさの結びつきは、時には複雑で興味深い働きを見せることもあるようだ。主観的に自分のペニスが小さいと感じている男性は、そのコンプレックスの反動からなのか、スポーツカーに乗る可能性が高まるというのである。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのダニエル・リチャードソン教授の研究チームが2023年に「PsyArXiv Preprints」で発表した研究は、18歳から74歳までの男性200人のうち半数に、平均よりも長いペニスサイズを平均であると伝えて欺くことから始まっている。

欺かれた参加者の多くには自分のペニスサイズが平均よりも小さいという“劣等感”が引き起こされたことになるのだが、この状態で贅沢品や高級品の画像を見せられて評価を求められると、スピードの出るスポーツカーをより望ましいものであると高く評価する有意な傾向が見られたのである。

リチャードソン教授は「男性参加者に自分のペニスが比較的小さいと感じさせたところ、スポーツカーに対する欲求が高まった」と説明している。

もちろんスポーツカーに乗る乗らないは個人の選択だが、EVの普及のためにも無駄な散財を抑えるためにも(!?)、多くの文化における“自動車=男性らしさ”という認知バイアスがいち早く緩和されていくことを望みたいものだ。

※研究論文
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2214367X23000443

※参考記事
https://www.psypost.org/study-finds-strong-link-between-cultural-femininity-and-electric-vehicle-market-share/

文/仲田しんじ

文:@DIME

こんな記事も読まれています

米国スバル「BRZ」特別仕様車に熱視線! 鮮烈イエローの「シリーズ.イエロー」に反響! “黄色いBRZ”に「輸入してでも欲しい」の声
米国スバル「BRZ」特別仕様車に熱視線! 鮮烈イエローの「シリーズ.イエロー」に反響! “黄色いBRZ”に「輸入してでも欲しい」の声
くるまのニュース
【マイクロモビリティ研究所】チャンネル初の4輪特定小型原付 AINOHOT「SAGA life」試乗インプレ(動画あり)
【マイクロモビリティ研究所】チャンネル初の4輪特定小型原付 AINOHOT「SAGA life」試乗インプレ(動画あり)
バイクブロス
夜間や悪天候時でも安心! カーメイトとセンコー商事が共同開発したトラック用「後退支援システム」とは?
夜間や悪天候時でも安心! カーメイトとセンコー商事が共同開発したトラック用「後退支援システム」とは?
ベストカーWeb
高騰前に狙え!! ベストはやっぱディーゼルターボ! 7人乗りSUVのCX-8なら150万円台でまだまだある!!
高騰前に狙え!! ベストはやっぱディーゼルターボ! 7人乗りSUVのCX-8なら150万円台でまだまだある!!
ベストカーWeb
日産自動車、2026年春夏モデルのオリジナルグッズ115点を4月23日より発売
日産自動車、2026年春夏モデルのオリジナルグッズ115点を4月23日より発売
レスポンス
バイオ燃料の原料になる「あまり聞いたことがない植物」商船三井らが栽培へ 食べられないから“食料と競合しない” 舞台は炭鉱跡地
バイオ燃料の原料になる「あまり聞いたことがない植物」商船三井らが栽培へ 食べられないから“食料と競合しない” 舞台は炭鉱跡地
乗りものニュース
“中古で35万円”の爆安「ホンダ・アコードツアラー」実際どうなのよ!? “走行20万キロ”の過走行マシン! 格安中古車の実力をジャーナリストが本気で確かめてみた
“中古で35万円”の爆安「ホンダ・アコードツアラー」実際どうなのよ!? “走行20万キロ”の過走行マシン! 格安中古車の実力をジャーナリストが本気で確かめてみた
くるまのニュース
【魔改造】燃料タンク容量700リットルのモンスターピックアップ このロングボディ改造フォードF-450はドアが6つ、座席が11つ、タンクが3つある!
【魔改造】燃料タンク容量700リットルのモンスターピックアップ このロングボディ改造フォードF-450はドアが6つ、座席が11つ、タンクが3つある!
AutoBild Japan
ピレリ、シーズン再開のマイアミGPとカナダGPのタイヤは最も柔らかい組み合わせ。1ストップ戦略が主流に?
ピレリ、シーズン再開のマイアミGPとカナダGPのタイヤは最も柔らかい組み合わせ。1ストップ戦略が主流に?
motorsport.com 日本版
約150万円! ホンダ「N-VAN」一部改良モデル発売が話題に! 「フラットな荷室の広さが魅力的」「シンプルさが逆に好印象」の声も! 最上級より「77万円安い」けど利便性バッチリな「最安モデル」に注目!
約150万円! ホンダ「N-VAN」一部改良モデル発売が話題に! 「フラットな荷室の広さが魅力的」「シンプルさが逆に好印象」の声も! 最上級より「77万円安い」けど利便性バッチリな「最安モデル」に注目!
くるまのニュース
『弱虫ペダル』コラボの自転車ルールガイドブック改訂、トヨタ・モビリティ基金が群馬県内全高校に寄贈
『弱虫ペダル』コラボの自転車ルールガイドブック改訂、トヨタ・モビリティ基金が群馬県内全高校に寄贈
レスポンス
三菱が年内に投入する「新型クロスカントリーSUV」とは? パジェロだらけのブースで岸浦新社長が語る!!
三菱が年内に投入する「新型クロスカントリーSUV」とは? パジェロだらけのブースで岸浦新社長が語る!!
WEB CARTOP
群馬発スバルSUVに胸アツ!! CX-3生産終了で見える次の流れは? 最新SUVトピック3本をまとめ
群馬発スバルSUVに胸アツ!! CX-3生産終了で見える次の流れは? 最新SUVトピック3本をまとめ
ベストカーWeb
テストで大破したアストンマーティン・ヴァルキリー、レースウイーク前にシャシー交換へ/WECイモラ
テストで大破したアストンマーティン・ヴァルキリー、レースウイーク前にシャシー交換へ/WECイモラ
AUTOSPORT web
ホンダEV戦略修正の影響拡大、旭化成もカナダの電池材新工場を延期[新聞ウォッチ]
ホンダEV戦略修正の影響拡大、旭化成もカナダの電池材新工場を延期[新聞ウォッチ]
レスポンス
【このC-HRなんぼ?】6ヶ月落ち&走行距離8,862km ほぼ新車状態のトヨタC-HRがお得な価格で販売中!その販売価格はリーズナブル?
【このC-HRなんぼ?】6ヶ月落ち&走行距離8,862km ほぼ新車状態のトヨタC-HRがお得な価格で販売中!その販売価格はリーズナブル?
AutoBild Japan
駅前にアトレ・伊勢丹・コルソ、もう一つ! 新商業施設へ「ビックカメラ」が出店 「家電は東京へ」が変わる?
駅前にアトレ・伊勢丹・コルソ、もう一つ! 新商業施設へ「ビックカメラ」が出店 「家電は東京へ」が変わる?
乗りものニュース
アウディ『A3』に「edition S line plus」、スポーツバック200台・セダン50台限定発売…571万円から
アウディ『A3』に「edition S line plus」、スポーツバック200台・セダン50台限定発売…571万円から
レスポンス

みんなのコメント

181件
  • rif********
    フツーにセクハラだと思う気持ち悪い記事だな
    試しに男女逆にしてデブ女ほどコンプレックスでブランド好きとか書いてみ?絶対に荒れるから。
  • ko2********
    俺は早さも一流
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村