F1第4戦スペインGPのフリー走行2回目がカタルニア・サーキットで行なわれた。トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)で、タイムは1分18秒170だった。
バルテリ・ボッタス(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ハミルトンの3人が僅差のタイムを残したFP1。それに続いて行なわれたFP2のセッション序盤は全車がミディアムタイヤを履いてアタックを行なったが、やはりボッタス、ハミルトン、フェルスタッペンがトップ3に顔を揃えた。
開始10分ごろには、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)がターン9出口で落としたデブリを回収するためにバーチャルセーフティカーが出される一幕もあったが、その後はセッション進行が止まることはなく各車順調にプログラムをこなしていった。ミディアムで10周弱を走った各車は開始20分を過ぎるタイミングでソフトタイヤを投入し、フライングラップに入っていった。
ソフトを履くメルセデス勢はハミルトンが1分18秒170、ボッタスが1分18秒309にタイムを更新し、ワンツー体制を築き上げた。一方のフェルスタッペンもそのタイムに迫らんとするアタックを行なっていたが、ターン10~11にかけて挙動を乱す場面があり、タイム更新を諦めてしまった。
その後はセッション残り20分頃から、多くのドライバーがユーズドのソフトタイヤでのロングランに切り替え始めた。そして残り10分頃からメルセデス勢はユーズドのミディアムタイヤに交換。ソフト、ミディアムという2種類のタイヤでのロングランデータを集めた。ただ、周回を重ねるメルセデス勢の右リヤタイヤにブリスターができていることも確認された。
結局各車がロングランに時間を費やしたセッション終盤はタイムシートに大きな変動はなく、ハミルトン、ボッタスのワンツーでFP2は終了となった。3番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入ったが、8番手のカルロス・サインツJr.共々彼らはFP1に続いてミディアムタイヤを使用したため、彼らだけ新品のミディアムタイヤがあと1セットしか残っていないという状況となった。これは予選・決勝に向けた戦略を占う上で非常に興味深いと言える。
4番手、5番手には前戦ポルトガルGPに引き続き好調のアルピーヌ勢で、エステバン・オコンとフェルナンド・アロンソが続いた。そして6、7番手がアルファタウリ勢。角田裕毅はソフトタイヤでの2度目のアタックで1分18秒619をマークし、僚友ピエール・ガスリーに0.026秒差に肉薄する7番手につけた。
レッドブル・ホンダ勢はアタック不発のフェルスタッペンは9番手。チームメイトのセルジオ・ペレスもトラフィックの影響でタイムを伸ばせず10番手で初日を終えている。
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