メルセデスのサードドライバーを務めるバルテリ・ボッタスは、2026年にキャデラックからグランプリに出場するための契約が、締結に近づいていることを示唆した。ボッタスは、ウイリアムズとメルセデス時代には隠されていたものの、ザウバー在籍中の3年間で明らかになり始めた彼の一面を、ソーシャルメディアプラットフォームで引き続き見せている。
F1第10戦カナダGP後の週末、ボッタスはアメリカのコロラド州に滞在していた。彼がインスタグラムに投稿した動画のなかで、キャデラックブランドのSUV車が彼に示され、その後そのクルマの「素晴らしい座席」について会話が展開された。運転席側のドアが開くと、彼は運転席を撫でながら「いいシートだよ。本当に素晴らしいシートだ。僕は気にしないよ」と言った。クルマには「空席がふたつある」と指摘されるとボッタスはうなずいたが、そのうちのひとつに乗りたいかと聞かれると、「まだだ」と答えた。
キャデラックとの契約が噂されるペレス、アルピーヌとも交渉か。ボッタスもF1復帰を目指し代理人が協議
グレアム・ロードンがキャデラックF1チームのチーム代表に任命されて以来、ボッタスはキャデラックのリストのトップに立っている。イギリス人実業家のロードンは、長年にわたり周冠宇のマネージャーを務めているが、ボッタスがザウバーで3年間周のチームメイトだったこともあり、このフィンランド人のベテランに何を期待できるか正確に把握している。
アメリカの情報筋によると、ゼネラルモーターズ(GM)の取締役会はロードンに対し、アメリカと中国の間の政治的、商業的緊張がかつてないほど高まっており、中国人ドライバーを雇うことはキャデラックの国内ファンに受け入れられないとみられることから、マシンのうち1台に周を起用することは、選択肢にはないと明言したという。
そのため、キャデラックのシートのひとつを争う経験豊富なドライバーは、ボッタスとセルジオ・ペレスのふたりだけになっており、もうひとつについては、ロードンは数年のうちにリーダー的役割に成長できる若手ドライバーを選ぶ可能性がある。アストンマーティンのテスト兼リザーブドライバーであるフェリペ・ドルゴヴィッチは、ロードンのリストの上位にいると考えられており、FIA F2のトップドライバーで、マクラーレンの育成ドライバーのアレクサンダー・ダンも候補に入っているとみられる。アイルランド出身のダンは、今週末の第11戦オーストリアGPのフリー走行1回目で、ランド・ノリスのマクラーレンMCL39をドライブし、グランプリレース参戦への準備を加速させるだろう。
[オートスポーツweb 2025年06月25日]
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