大きく生まれ変わるハードトップ・クーペ
メルセデスAMGは8月17日、米国で開催されるペブルビーチ・コンクール・デレガンスにて、新型GTを発表することを明らかにした。
【画像】メルセデスAMG独自開発の高性能2+2クーペ【新型GTのプロトタイプと兄弟車SLを写真で比較する】 全47枚
先に導入された7代目SLと同様、開発はすべてアファルターバッハのメルセデスAMGが担当している。SLとは基本構造の大部分を共有し、事実上、同車のハードトップ・クーペ・バージョンとなる。
新型GTのプロトタイプはすでに公開されており、2014年に発売された現行型と比べると、ルーフはレーシーな印象を強め、フロントグリルには専用の処理が施されるなど、細かいビジュアルの違いがある。正式発表の際には、GT専用のホイールデザイン、ボディカラー、オプションパックが導入され、さらなる差別化が図られる可能性がある。
8月17日のペブルビーチではSLの限定モデルも発表され、特注のカラーリングやオプションを指定できるカスタマイズプログラム「マニュファクチュール(Manufaktur)」の導入を祝う予定。
AUTOCAR英国編集部は、メルセデスAMGのミヒャエル・シーベCEOとともに完成間近のプロトタイプに試乗したが、現行型との最も大きな違いは四輪駆動システムの採用である。7速デュアルクラッチから9速ATへの変更など、SLとの共通点も多く見られるが、4.0L V8ツインターボに独自のチューンが施されていると予想される。プラグインハイブリッド(PHEV)も導入されるかもしれない。
シーべCEOは試乗の際、「聞かれる前にお伝えしておきますが、単にクーペとしてしか作るつもりはありません。SLとDNAを共有することは、まったく恥じることではないと考えます」と述べていた。
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