現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ「3000GT」!? 2JZエンジンを搭載した「2000GT」のレプリカが本物ソックリなのは理由がありました

ここから本文です

トヨタ「3000GT」!? 2JZエンジンを搭載した「2000GT」のレプリカが本物ソックリなのは理由がありました

掲載 22
トヨタ「3000GT」!? 2JZエンジンを搭載した「2000GT」のレプリカが本物ソックリなのは理由がありました

普段使いから長距離ドライブまで安心して乗れる!

 一般的にレプリカは、すでに存在しているクルマをベース車として製作されることが多い。だが、ロッキーオートはトヨタ「2000GT」ならではの流麗なボディラインやドライビングポジションを崩すことなく、排気量3000ccの直列6気筒エンジンや現代のトランスミッション、足まわり、エアコンユニットなど、当時のモノよりもボリュームがある各種パーツたちを組み込んでいる。

トヨタ「2000GT」のプロトタイプ!? 日本グランプリに出場した幻の名車がなぜよみがえった?

 驚いたのが、日本での公道走行を可能とする厳しい基準を満たすため、フレームから製作するしかないと考えて実行したこと。東京オートサロン2023の会場で「Rocky 3000GT」と「TOYOTA 2000GT 細谷四方洋 グランプリ 15」を見た若者が“旧いクラウンとかがベース車なのかな?”と言っていたが、実はそうではないのだ。オリジナルの2000GTに近づけるためにわざわざフレームから製作し、それを採用したことにより、「Rocky 3000GT」は現代版のトヨタ 2000GTとして蘇ったわけである。そして、2000GTのデザインを担当した野崎 喩氏が描いた美しいラインを崩すことなく再現することが可能となったのだ。

当時の質感を損なうことなく再現

「Rocky 3000GT」のオリジナルディメンションは2000GTのボディをデータ化することで再現性を高めており、ボディのほかにもドアやバックパネル、ボンネットなどもデータ化して再現している。図面や資料が残っていない部分に関しては実車からデータ化しているので、一般の人が見たら本物と区別がつかないような完成度になっているのだ。ガラスモールバンパー、フェンダーミラー、ライトグリルなどは本物と同じ素材にてメッキをかけることで、当時の質感を損なうことなく再現している。

ステッキサイドブレーキ仕様となっている点もポイント

 アナログと各種最新装備が融合している「Rocky 3000GT」のインテリアは、オリジナルタイプの7連メーターを採用。エアコンの吹き出し口や操作パネルなどは、室内の雰囲気とマッチするように配置されている。サイドブレーキは最新技術のフット式を用いており、ステッキレバーを引くことにより1発で解除可能だが、見た目がまさにステッキサイドブレーキ仕様となっている点もポイントだ。

 乗り降り時などにドライバーが身体を動かしやすいようにハンドルチルトも標準装備しており、使いやすい車内空間が確保されている。トランスミッションは電子制御式ATで、前後4輪ディスクブレーキや電子制御式燃料噴射装置なども備わっている。

 ロッキーオートでは、旧車・名車の専門店としてフルオリジナル車からフルコンバートコンプリートカーまでの販売・整備を手がけつつ、往時の名車の内外装を忠実に再現し、メカニズムを現代のモノで構成した受注生産車も製作・販売している。確かな技術力、高いクオリティ、そして、豊富な実績で、ユーザーの豊かなカーライフを創造しているのだ。

 東京オートサロン2023で披露されたRccky 3000GTのストリートモデルは、トヨタ製直列6気筒エンジン(2JZ型/排気量3000cc)を搭載し、現代の道路事情に合わせてオートエアコンとパワーステアリングが標準装備となっている。普段使いから長距離ドライブまで、シチュエーションを問うことなく誰でも気軽かつ安心してドライブできるのであった。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

名神ICに直結! 「彦根お城トンネル」が12月開通 高速道路から市中心部へ一気にワープ
名神ICに直結! 「彦根お城トンネル」が12月開通 高速道路から市中心部へ一気にワープ
乗りものニュース
ホンダ斬新「オデッセイSUV!?」に大反響! 「V6ワゴン」から進化の“最上級クーペSUV”に「カッコイイ」「モダンな見た目」の声も! 13年ぶりの「アヴァンシア」がスゴイ!
ホンダ斬新「オデッセイSUV!?」に大反響! 「V6ワゴン」から進化の“最上級クーペSUV”に「カッコイイ」「モダンな見た目」の声も! 13年ぶりの「アヴァンシア」がスゴイ!
くるまのニュース
ロバート・クビサ、2025年も3台目のフェラーリ499Pをドライブへ。AFコルセ残留が決定
ロバート・クビサ、2025年も3台目のフェラーリ499Pをドライブへ。AFコルセ残留が決定
AUTOSPORT web
アルファ・ロメオ・トナーレでジュリエッタ乗りに出会う【新米編集長コラム#9】
アルファ・ロメオ・トナーレでジュリエッタ乗りに出会う【新米編集長コラム#9】
AUTOCAR JAPAN
ル・マン優勝のポルシェ「917K」がなんと550万円!? ホンダエンジンを搭載した子供向けジュニアカーの大きさは実車の7割…おもちゃにしては高すぎる!?
ル・マン優勝のポルシェ「917K」がなんと550万円!? ホンダエンジンを搭載した子供向けジュニアカーの大きさは実車の7割…おもちゃにしては高すぎる!?
Auto Messe Web
ライバルかつ僚友のトヨタWRC育成ふたりがラリージャパン初参戦。お互い「負けたくない」と意識
ライバルかつ僚友のトヨタWRC育成ふたりがラリージャパン初参戦。お互い「負けたくない」と意識
AUTOSPORT web
高性能4シーターオープン、メルセデスAMG『CLE 53カブリオレ』発売、価格は1400万円
高性能4シーターオープン、メルセデスAMG『CLE 53カブリオレ』発売、価格は1400万円
レスポンス
【特許画像リーク!】来年デビュー予定の新型「BMW iX3」のリーク画像を入手!コンセプトモデルのほぼそのまま量産される
【特許画像リーク!】来年デビュー予定の新型「BMW iX3」のリーク画像を入手!コンセプトモデルのほぼそのまま量産される
AutoBild Japan
【中国メーカー初受賞】BYDシール 「Euro Car Body 2024」車体構造デザイン部門で第3位
【中国メーカー初受賞】BYDシール 「Euro Car Body 2024」車体構造デザイン部門で第3位
AUTOCAR JAPAN
アルファロメオ『33ストラダーレ』新型、「ベスト・イン・クラシック2024」の最高賞を受賞
アルファロメオ『33ストラダーレ』新型、「ベスト・イン・クラシック2024」の最高賞を受賞
レスポンス
新車77万円! ホンダ革新的「コンパクトカー」に「安くて広くて最高!」の高評価! 全長3.7mで「フィット」より小さい“街乗り最強”モデルとは! デザイン&乗り心地も大満足
新車77万円! ホンダ革新的「コンパクトカー」に「安くて広くて最高!」の高評価! 全長3.7mで「フィット」より小さい“街乗り最強”モデルとは! デザイン&乗り心地も大満足
くるまのニュース
トヨタ新型「最小級SUV」登場か!? 「ヤリスクロス」より小さい“静音モデル”に「カッコいい!」と反響アリ! 「bZ1X」かもしれない新型車に期待大!
トヨタ新型「最小級SUV」登場か!? 「ヤリスクロス」より小さい“静音モデル”に「カッコいい!」と反響アリ! 「bZ1X」かもしれない新型車に期待大!
くるまのニュース
エバンスが0.7秒リードの接戦。トヨタ2台がパンク、ヌービルに“ノーパワー”トラブル/ラリージャパン デイ2午前
エバンスが0.7秒リードの接戦。トヨタ2台がパンク、ヌービルに“ノーパワー”トラブル/ラリージャパン デイ2午前
AUTOSPORT web
ええええぇついに最後か!? 鮮明なボディカラーに思わず見とれる!!!!!!!!! 爆速2Lターボのホットハッチ[AMG A45 S]の魅力度がマシマシ
ええええぇついに最後か!? 鮮明なボディカラーに思わず見とれる!!!!!!!!! 爆速2Lターボのホットハッチ[AMG A45 S]の魅力度がマシマシ
ベストカーWeb
なんちゃってセレブ、ヒョンデ新型「アイオニック5N」の「ファーストエディション」を激オススメ! 限定50台のうち22台が「マガリガワ クラブ」に集合!
なんちゃってセレブ、ヒョンデ新型「アイオニック5N」の「ファーストエディション」を激オススメ! 限定50台のうち22台が「マガリガワ クラブ」に集合!
Auto Messe Web
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
くるまのニュース
いやあ、クソ暑かったよ! ラスベガスF1初開催を知るエディ・チーバーに訊く。悪名高き“駐車場コース”でのレースは「悪い思い出ではない」
いやあ、クソ暑かったよ! ラスベガスF1初開催を知るエディ・チーバーに訊く。悪名高き“駐車場コース”でのレースは「悪い思い出ではない」
motorsport.com 日本版
「AI EV時代のトヨタ」めざすファラデー・フューチャー、新型EV『FX』最初の試作車が完成
「AI EV時代のトヨタ」めざすファラデー・フューチャー、新型EV『FX』最初の試作車が完成
レスポンス

みんなのコメント

22件
  • ATなのが時代だねぇ。
    車はぱっと本物か偽物か見分けがつかん!
    なんせその辺に本物が走ってないからね。
  • A70スープラは、トヨタ3000GTを名乗ってた。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村