メルセデスF1のトト・ウルフ代表は、チームが計画している2024年型の“根本的な”変更によって、予算制限レギュレーションに違反することはないと考えている。
現行テクニカルレギュレーションが導入された2022年以降、苦戦が続いてきたメルセデス。2023年型マシン『W14』はモナコGPでの大型アップデートによって、常勝軍団復活へ向けた光明を見いだせたかのように思われる。
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しかしトップに君臨するレッドブルとの差は健在で、優勝争いに加われていないのが現状。メルセデスは来季に向けてより大きな変更が必要であるということを認識している。
ただ、現代F1でチームは厳しい予算制限の中で開発費をやりくりする必要があるため、そうした刷新は容易なことではない。
しかしメルセデスのウルフ代表は、チームが収支を分析したことで、まだ見ぬ2024年型マシン『W15』のために過剰な支出を心配することはないと語っている。
「我々は財務部に46人からなる大きな組織を立ち上げ、小さなネジ1本に至るまで予算上限を監視している」とウルフは説明する。
「1年を通しての支出傾向に合わせて、基本的には様々なプロジェクトにリソースを割り当てている」
「昨年は1年を通してラインを下回り、今年もラインを下回っている。来年に向けた通常開発というのを考えると、ここまで予想通りに進んでいる」
「マシンがどのように動いているかを常に学べているのは良いことだ。来年に向けていくつか根本的な設計変更が加わる予定だが、ただただマシンを作っている訳ではない。マシンはシミュレーションで作られる。お金では計り知れない。演算速度や風洞実験の時間で作り上げるのだ」
マシン特性の調整を促すハミルトン
メルセデスはW14からパフォーマンスを引き出しつつあるが、いくつかの要素で欠落した部分があることを十分に認識している。
ルイス・ハミルトンはカナダGPで今季3度目の表彰台を獲得したものの、W14の抱えるリヤエンドの弱さを改善する必要があると指摘している。
「僕らは特に低速コーナーで苦労しているし、フェルナンド(アロンソ/アストンマーチン)やマックス(フェルスタッペン/レッドブル)には、ターン2からのトラクションで負けていた」とハミルトンはレース後に語った。
「マシンのリヤにダウンフォースを追加したり、(空力)効率をもうちょっと改善したり、やるべきことは沢山ある。でも、少しずつ前進しているよ」
また、アップデートの効果を尋ねられたハミルトンは次のように答えている。
「実際のところ、今年の初めと大きな違いは感じられない。マシンにはいくつか違いを感じるところもあるけど、単純にダウンフォースが少し増えただけなんだ」
「でもマシン特性は、今年の序盤のモノとかなり良く似ている」
「来季マシンのために、色んなところを別のモノに変えていく必要がある。マシン特性的には、まだレッドブルに勝てるようなマシンじゃない。そして、僕らはそれに取り組まなければならない」
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