“インド人（社員）もビックリ”な再現 自動車メーカーのスズキ 鳥善とレトルトカレー4種を共同開発

鳥善と共同開発したレトルトカレーを販売

　自動車メーカーのスズキは2025年6月25日、ブライダルやレストラン事業を展開する鳥善と共同開発したレトルトカレーを販売すると発表しました。

　このレトルトカレーは、発表と同日の25日から販売を開始。スズキ本社の社員食堂で2024年1月より提供している本格的なインドベジタリアン料理をベースに、鳥善がレトルト用のレシピを考案しました。スズキも試食会を実施し、同社のインド出身社員が「母親の味」として親しむ味わいを、レトルト食品として再現しています。

　パッケージデザインは、スズキの四輪デザイン部が担当。四輪車や二輪車のイラストのまわりに、それぞれのカレーで使用している食材が描かれており、4種類のパッケージの左側面を並べるとひとつの絵になる“隠し絵”が施されるなど、食べ終わった後も飾りたくなる工夫がなされています。

　スズキの鈴木俊宏代表取締役社長は、今回のレトルトカレー発売に際し「鳥善様との協業が深化したことで、インドの魅力を発信することができました。ぜひ本格的なインドベジタリアン料理をご賞味ください」とコメントしました。

　味は「大根サンバル」「トマトレンズダール」「茶ひよこ豆マサラ」「青菜ムングダール」の4種類で、価格はいずれも918円。スズキ公式ECサイト「S-MALL」で取り扱われるほか、順次、スズキ歴史館や各種イベント会場でも販売される予定です。（乗りものニュース編集部）