3代目イヴォークはどう進化する?
3代目となる新型『レンジローバー・イヴォーク』は2020年代後半に登場する予定で、EVとして生まれ変わる。
【画像】スポーティかつプレミアムな英国製SUV【現行レンジローバー・イヴォークを詳しく見る】 全19枚
新型イヴォークはJLR(ジャガー・ランドローバー)の新プラットフォーム、エレクトリック・モジュラー・アーキテクチャー(EMA)をベースとする。
来年導入される兄貴分の新型『レンジローバー・ヴェラール』と同様、イヴォークは当初EVとして発売される見込みだ。ただし、ヴェラールが大幅なポジショニング変更に踏み切る一方、人気の高いイヴォークはレンジローバーシリーズのエントリーモデルとしての立ち位置を維持するだろう。
特に英国ではイヴォークの人気が顕著で、この10年間でJLRのベストセラーモデルとなり、レンジローバーシリーズ全体の販売台数の40%を占めている。
イヴォークの電動化については、2021年に発表されたJLRの新的戦略『Reimagine』で初めて言及された。
ただし、EVモデルの登場は早くても2027年末以降と予想され、納車開始はその1年後となる見込みだ。この新型イヴォークのデビューをもって、ブランドの刷新期に一つの区切りがつく。2026年前半にはレンジローバー・エレクトリック、その後間もなく新型ヴェラール、2027年初頭にはレンジローバー・スポーツEVが投入される予定だ。
パワートレイン
新型イヴォークは、基本構造から完全に刷新される。
新しいEMAプラットフォームは、ヴェラールだけでなく、今後登場予定の『ディフェンダー・スポーツ』とも共有され、この3車種は英国マーシーサイド州ヘイルウッドの工場で生産される。
800V対応のスケートボード型で、電気駆動を主眼に設計された。自社製モーターと、親会社タタ傘下のアグラタスが2027年に開設予定のサマセット工場で生産されるバッテリーを採用する。
イヴォークのパワートレインの詳細はまだ確認されていないが、新型メルセデス・ベンツGLA EQなどの競合車が720km以上の航続距離を実現すると見られるため、同等以上の性能が求められる。EMAの800Vシステムにより、急速充電は可能になる。
JLRは昨年、プラグインハイブリッド車(PHEV)需要の「驚くべき」高まりを受け、PHEVの生産拡大を決定した。そのため、新型イヴォークやその他のEMAベース車には、訴求力強化のためハイブリッド・パワートレインが搭載される可能性もある。
実際、JLRは以前、EMAはレンジエクステンダーの搭載も想定した設計になっていると表明した。
英国政府が今年初めに発表した、ハイブリッド車の販売期限を2030年から2035年に延長する方針も、今後の決定に影響を与えるだろう。
ハイブリッド化のコストが高すぎると判断された場合、3代目イヴォークをEV専用モデルとしつつ、現行の2代目モデルを改良して内燃機関搭載モデルとして継続販売するという選択肢もある。同様の戦略は、ポルシェの新型カイエン・エレクトリックや、メルセデス・ベンツのGLC EQでも見ることができる。
なお、現行イヴォークにはマイルドハイブリッドのガソリン、マイルドハイブリッドのディーゼル、PHEVが用意されている。
内外装デザイン
基盤部分は抜本的な刷新が予定されているが、デザインはおそらく現行モデルからの進化形となるだろう。2018年に発売された2代目モデルも、初代モデルのデザインを踏襲している。
しかし、JLRの元CEOであるティエリー・ボロレ氏が以前示唆したように、EMAプラットフォームの導入によりボディサイズが変わる可能性もある。
ボロレ氏はEMAについて「JLRの車両に独自のプロポーションと性能をもたらす」と述べていた。新型ヴェラールはこれに当てはまり、従来と異なるボディ形状と、3列目シートの採用が予想されている。しかし、イヴォークへの影響は現時点では不明だ。
いずれにせよ、EMAプラットフォームのフラットフロア設計により、車内空間が拡大することは間違いない。これにより後部座席のスペースが拡大し、トランク容量も若干増加するだろう。現行モデルのトランク容量は591Lで、同クラス最高水準にある。
インテリアでは高級感ある素材を使用し、ミニマルでハイテク中心のレイアウトを採用すると予想される。
EMAの800Vアーキテクチャーにより、運転支援システムやクラウド接続機能の高度化も可能となる。アウディ、BMW、メルセデス・ベンツといった競合他社がすでに展開しているレベルに匹敵するものとなるだろう。
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