マイナーチェンジを受けたホンダの軽自動車「N-WGN(エヌワゴン)」を小川フミオがテストドライブ。クオリティの高さに驚いた!
デザインが秀逸
3列シートSUVの“掘り出しもの”──新型マツダCX-8 25Tブラックトーンエディション試乗記
進化したホンダ「N-WGN(エヌワゴン)」は、乗りもの好きに響くスタイルかもしれない……と、思った。
意外なほど、存在感があるモデルである。それには、スタイリングコンセプトが寄与していると思う。
往年の「ライフステップバン」(1972年)を思わせるベリーショートノーズに、ボリューム感のあるキャビンを組み合わせている。
サイズに制限がある軽の枠のなかでデザインされているため、ボディに曲面を使って官能性を演出……なんてことはできない。
それでも、ボディ各所は直線でなく大きな弧の曲線を採用。たとえば、1675mmの全高を活かした大きなテールゲートは、輪郭が弧を描いていて、見た目のクオリティが高いのもよい。
マイナーチェンジでは、「STYLE+ BITTER(スタイルプラス・ビター)」なる特別仕様車も発表された。ここで紹介するのは、その前輪駆動版だ(4WDもある)。
「ほかの人とは一味違う個性あるデザインを求めるニーズに応える」(ホンダ)と、開発されたのが「STYLE+ BITTER(スタイルプラス・ビター)」。
「よりシックで落ち着いた、大人の世界観を表現しました」と、ホンダではする。標準モデルにおける上級グレード「L」がベースだ。
エクステリアでは、クロームメッキの加飾を施したドアハンドルやリヤライセンスガーニッシュをもつ。グレーメタリックとブラックの専用カラーリングで仕上げたホイールキャップも専用装備だ。
インテリアは、チャコールを基調とした色で仕上げてある。シートがとくに特徴的で、手ざわりのやわらかさを追求したという「プライムスムース」なる合皮と、トリコット生地の組み合わせ。
走りのクオリティは高い!ドライブトレインは658ccのノンターボのみ。これにCVT(無段変速機)が組み合わせられる。
走りの印象は、軽自動車としては、クオリティが高い。とくにサスペンションは、路面からの突き上げを抑えるとともに、ハンドリングがナチュラルで、安っぽい印象が薄い。
直進時は、やたら中央部で遊びがあるようなかんじはないし、いっぽう、操舵すると、車体はちゃんと反応。過敏でないし、かといって、ダル(反応がにぶい)ではない。
性能といえば、後席の使い勝手のよさもとりあげたい。ローフロアーを売り物にする荷室には上下を仕切れるボードが備わるので、いってみれば2パターンで使える。ユーザーの高評価ポイントになるだろう。
後席は、荷室から前にスライドさせる機能をもつ。それによって、荷物のための空間をさらに広く出来る。
個人的に感心したのは、後席シート下にシェルフが設けられている点。濡れたカサなどを横置き出来る。クルマって、たいていカサの置き場に困るから便利だ。
物置きという点では前席ダッシュボードに、充電中のスマートフォンを置いておける「ちょい置きスペース」があるのも、使い勝手がよさそう。
走行性能とは関係ないけれど、日常使いするクルマには、どれもあると便利な機能なので、試乗するときは、そういうところに注目すると良い。
「N-WGN STYLE+ BITTER」の価格は154万9900円(4WDは168万3000円)。
ベースになった「L」はそれぞれ139万9200円、153万2300円だ。
文・小川フミオ 写真・小塚大樹 編集・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
マイナーチェンジでノーマル外観のターボモデルが無くなりましたが、スタイルビターがターボ付きでこの値段ならかなりお得だったのですが、それは求めすぎか。。。
結果的に他と比べて、内装とハンドルテレスコピックが購入の決め手でした。