現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型デリカD:5がついに発売開始! 新型デリカD:5の賢い買い方は? お得なグレードは? 抑えておきたい装備とは? 価格は384万2640円から。

ここから本文です

新型デリカD:5がついに発売開始! 新型デリカD:5の賢い買い方は? お得なグレードは? 抑えておきたい装備とは? 価格は384万2640円から。

掲載 更新
新型デリカD:5がついに発売開始! 新型デリカD:5の賢い買い方は? お得なグレードは? 抑えておきたい装備とは? 価格は384万2640円から。

三菱自動車は、2月15日(金)、同日より新型デリカD:5の発売を開始すると発表した。2007年のデリカD:5登場以来、最大希望となるビッグチェンジである。メーカー希望小売価格は、384万2640円~421万6320円。 REPORT◎ニューモデル速報編集部

 新型デリカD:5は、三菱自動車のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」や縦型マルチLEDヘッドライトを採用した個性的なエクステリアが特徴となっている。水平基調のインストルメントパネルは、ソフトパッドも使用され、より上質で開放感あるつくりとなった。インパネセンターには、10.1インチの大型モニターをインストールするなど、インフォテインメントも格段に進歩している。

雪が降ると、俄然頼もしさが増すクルマとは? 三菱 新型デリカD:5(DELICA D:5)雪上試乗記

新型デリカD:5は、全車が改良型2.2Lディーゼルターボ+8速AT、4WD駆動のみのため、パワートレーンに迷う要素はない。ではさっそく、購入のポイントを整理してみよう!

1.標準車かアーバンギアか

 従来型にも「ローデスト」というエアロ系のモデルが存在したが、今回はこれを「アーバンギア」という名で、昇格。標準車と並列の存在となった。アーバンギアは、他車でいうカスタム系モデルとして、これまでのデリカユーザー以外の新規顧客を獲得するという大きな目的もある。というわけで、ここではとくに、このアーバンギアをオススメとしたい。標準車のデリカワイルドならしさも魅力だが、イメージがハード過ぎるという人もいるはず。街なかでは普通のミニバンのように風景に溶け込み、実際のオフロードを走らせれば飛び切りの走破性能、というのがアーバンギアの存在意義であり、これまでにない価値だ。対地障害角が標準車に劣ることを心配している人もいるだろう。だが、もともと標準車が相当な能力をもっており、そこに、前後左右のスポイラーが付いたとはいえ、標準車よりは劣るというだけであって、他車ミニバンにたいするアドバンテージは変わらない。よほどのツワモノでない限り、アーバンギアではオフロード性能が足りない、とはならないだろう。

2.7人乗りか8人乗りか

 標準車4グレード、アーバンギア2グレードのうち、標準車の最廉価グリード「M(8人乗り)」以外は、7人乗りと8人乗りを選べる。一般的なミニバン同様、使用状況で選べば良いのだが、他社ミニバンでの傾向と比べると、デリカは8人乗りを選ぶ人が多いという現状もある。ただ、アーバンギアの投入により、他車同様7人乗りがやや増える可能性はあるだろう。デリカは他社ミニバンに比べ2列目も3列目も乗員優先でしっかりした造りのため絶対的な積載容量の面では他社ミニバンに劣る部分もある。キャンプ等で使う場合など、7人乗りだと2列目のシート間にも長尺物など荷物を詰めるというメリットもあるから、そのあたりまで含めて検討するといいだろう。

3.グレード選びはズバリ、「G」を基準に

 デリカのグレードは下から、「M」「G」「Gパワーパッケージ」「P」の4種類で、アーバンギアはこのうち、真ん中の2グレード「G」と「Gパワーパッケージ」のみを設定する。新型デリカD:5の価格帯は、384万2640円~420万7680円と、ベースグレードであっても比較的高めの設定だ。上級グレードにオプションを付けると、簡単に乗り出し500万円級になってしまうので、必要がなければむやみに選択するグレードを上げ過ぎないほうが良いだろう。

 では、下から見ていこう。新型の大きなウリである、停止保持付きのACC(アダプティブクルーズコントロール)も全車標準であり、「M」も十分にオススメできる。逆にネガポイントを挙げると、「M」のみ7人乗り仕様が選べない。また、「M」以外の全車が18インチアルミを装着するなか、「M」のみが16インチで見た目の印象がかなり異なるため、所有満足という面では、ここではその上の「G」を推奨グレードとしておきたい。元々400万円級のクルマだから、最低限の見た目にはこだわりたい。


 推奨グレードの「G」では、18インチホイール装着、7人乗りが選べ、両側スライドドアを装着。オプションだが、マルチアラウンドモニターも選べるから、満足感という意味でも、大きな不満を感じる人は少ないだろう。

 2番目のオススメグレードは、その上の「Gパワーパッケージ」だ。追加されるおもな装備は、運転席電動調整機能、運転席&助手席シートヒーター、テールゲート電動開閉機構など。いずれも無くても我慢できる贅沢装備といえる。ただし、スキー、スノボ、キャンプなど、冬でもアクティブに遊び回るユーザーが多いだけに、デリカなら、シートヒーターは付けておきたいところ。「Gパワーパッケージ」にアップグレードするか、「G」でオプション装着を検討しよう。


 最上級「P」のおもな追加装備は、マルチアラウンドモニターが標準化され、サイドアンダーミラーが無くなること。また、後側方検知警報や後退時車両検知警報の標準化など。ただしこれらは、「Gパワーパッケージ」または、「GおよびGパワーパッケージ」にも個別にオプション装着できるから、必ずしも「P」を選ばなければならない理由は少ないだろう。

 アーバンギアには「G」と「Gパワーパッケージ」の2グレードしか設定されないことからもわかるように、中心グレードは、やはりこの2つだ。推奨グレドは「G」、追加装備の必要性に応じて「Gパワーパッケージ」をセレクトしよう。


5.オススメアイテム

 インパネ一新で可能になった大型10.1インチモニター。従来型は7インチだからその差は歴然だ。こちらに収まるオプションのオリジナル10.1型ナビゲーションはぜひ装着したいところだ。ナビやオーディオ、ツール、アプリと、4つの機能を一括操作できる「Quad View」を搭載する。価格は27万4968円。

番外編.もっと安く、デリカD:5を手に入れたいなら

 従来型フェイスのデリカも継続併売される。ルックスは従来のままでガソリンエンジンのみ。先進安全機能も装備されないが、圧巻の4WD性能は、新型モデルと大差ない。この機会にデリカD:5に乗ってみたいと思ったなら、ガソリンモデルを検討してみるのもありだ。スターティングプライスは244万9440円からと、新型デリカD:5と比べて圧倒的に手が届きやすいプライスが魅力である。

こんな記事も読まれています

粉っぽい空気に要注意!! クルマの健康寿命を縮める[粉]の正体と対処法
粉っぽい空気に要注意!! クルマの健康寿命を縮める[粉]の正体と対処法
ベストカーWeb
カブト、新グラフィックモデル『KAMUI-3 RIDGE』を追加。2024年4月から発売
カブト、新グラフィックモデル『KAMUI-3 RIDGE』を追加。2024年4月から発売
AUTOSPORT web
ニッサン・フォーミュラE、伝統のモナコへ。連続する好成績に「チームの士気は高い」と監督も期待
ニッサン・フォーミュラE、伝統のモナコへ。連続する好成績に「チームの士気は高い」と監督も期待
AUTOSPORT web
変なあだ名のクルマと言わないで! あだ名は[愛されキャラ]の証なんです
変なあだ名のクルマと言わないで! あだ名は[愛されキャラ]の証なんです
ベストカーWeb
メルセデスの「SL」の始祖は「300SL」だった。ル・マン24時間でも優勝したアイコンはなぜ生まれ、どのように発展したのでしょうか?
メルセデスの「SL」の始祖は「300SL」だった。ル・マン24時間でも優勝したアイコンはなぜ生まれ、どのように発展したのでしょうか?
Auto Messe Web
「4EVER Untamed」のキャッチを掲げた第6世代の新型トヨタ・4ランナーが米国デビュー
「4EVER Untamed」のキャッチを掲げた第6世代の新型トヨタ・4ランナーが米国デビュー
カー・アンド・ドライバー
フォルクスワーゲン「ポロGTI」誕生25周年!記念モデルを227台限定で発売
フォルクスワーゲン「ポロGTI」誕生25周年!記念モデルを227台限定で発売
グーネット
ヒョンデ 新型高性能EV「アイオニック5N」発売!50台限定の特別仕様⾞も設定
ヒョンデ 新型高性能EV「アイオニック5N」発売!50台限定の特別仕様⾞も設定
グーネット
日産 コネクテッドサービス「ニッサンコネクト」が進化!アプリから操作できる機能が倍増
日産 コネクテッドサービス「ニッサンコネクト」が進化!アプリから操作できる機能が倍増
グーネット
メルセデス・ベンツ 「GLCクーペ」PHEVモデル登場!電気モーターのみで118キロ走行可
メルセデス・ベンツ 「GLCクーペ」PHEVモデル登場!電気モーターのみで118キロ走行可
グーネット
マツダ、新型電動車セダン「MAZDA EZ-6」とSUVコンセプト「MAZDA 創 ARATA」を北京モーターショーで初公開
マツダ、新型電動車セダン「MAZDA EZ-6」とSUVコンセプト「MAZDA 創 ARATA」を北京モーターショーで初公開
月刊自家用車WEB
加藤陽平TD、転倒後も「表彰台にはチャレンジできるなと思っていた」。新加入ダン・リンフットの印象も/EWCル・マン24時間
加藤陽平TD、転倒後も「表彰台にはチャレンジできるなと思っていた」。新加入ダン・リンフットの印象も/EWCル・マン24時間
AUTOSPORT web
ダッシュボードは大改善 フォルクスワーゲンID.5 GTXへ試乗 「7」と同モーターで339ps
ダッシュボードは大改善 フォルクスワーゲンID.5 GTXへ試乗 「7」と同モーターで339ps
AUTOCAR JAPAN
「ミウラ」「カウンタック」「ストラトス」はガンディーニの作でした! オートモビルカウンシル2024で「追悼展示」が急遽開催
「ミウラ」「カウンタック」「ストラトス」はガンディーニの作でした! オートモビルカウンシル2024で「追悼展示」が急遽開催
Auto Messe Web
クルマの買取もグーネットアプリにおまかせ!相場価格がわかる新サービス、3つの便利なポイント
クルマの買取もグーネットアプリにおまかせ!相場価格がわかる新サービス、3つの便利なポイント
グーネット
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
くるまのニュース
キドニー・グリルからキンクまで 「BMWらしいデザイン」とは何か 8つの特徴を紹介
キドニー・グリルからキンクまで 「BMWらしいデザイン」とは何か 8つの特徴を紹介
AUTOCAR JAPAN
マツダ、北京モーターショーで新型電動車2機種を初披露。2024年中に1車種を発売
マツダ、北京モーターショーで新型電動車2機種を初披露。2024年中に1車種を発売
driver@web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

400.2457.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

23.8715.9万円

中古車を検索
デリカD:5の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

400.2457.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

23.8715.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村