現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 人気ミニバン、セレナとヴォクシー買うならどっち? サイズ感や使い勝手、燃費をチェック!

ここから本文です

人気ミニバン、セレナとヴォクシー買うならどっち? サイズ感や使い勝手、燃費をチェック!

掲載 更新
人気ミニバン、セレナとヴォクシー買うならどっち? サイズ感や使い勝手、燃費をチェック!

 ファミリー層を中心に依然として人気の高いミニバン。数あるモデルのなかで、登録車販売台数の上位を争っているのが、日産「セレナ」とトヨタ「ヴォクシー」です。  どちらも、ミドルサイズミニバンを代表するモデルですが、どのような違いがあるのでしょうか。

ミニバン市場で人気の高い日産「セレナ e-POWER」 2019年上半期(1月から6月)の販売台数ランキングでは、セレナが4位の5万3662台。対するヴォクシーは7位の4万7834台です。

しっかり足を伸ばせて寝られる! 車中泊にオススメのミニバン5選

 初代セレナは、1991年に発売されました。日産の商用車「バネット」の乗用モデルだった「バネットコーチ」の後継車として登場。現在まで、5代続く日産のヒットモデルです。発売当初は、5ナンバーサイズのコンパクトボディが特徴でしたが、代が進むにつれラグジュアリー性も追求。現行モデルでは、ラグジュアリー性と利便性、そして環境性を兼ね備えており、2018年の年間販売台数でもミニバンジャンルで1位を記録するほどの人気車種です。

 一方のヴォクシーは、トヨタが過去に販売していた「ライトエースノア」の後継として2001年に登場。現在まで、3代続くトヨタを代表するミニバンです。

 現在姉妹車として、ヴォクシーに比べて落ち着いたデザインの「ノア」やよりラグジュアリーな「エスクァイア」がラインナップされています。

 両車のボディサイズは、グレードにより差異はありますが、一番小さい値でセレナが全長4690mm×全幅1695mm×全高1865mm。ヴォクシーは、全長4695mm×全幅1695mm×全高1825mmで、ほぼ一緒です。

 また、ミニバンを運転する際に気になる取り回しの点でも、最小回転半径は、セレナとヴォクシーはともに5.5mです。(セレナの一部グレードは5.7m)

 室内寸法では一番大きな値で、セレナが室内長3240mm×室内幅1545mm×室内高1400mm。ヴォクシーは室内長2930mm×室内幅1540mm×室内高1400mmとなり、セレナの方が室内に若干の余裕があります。

 乗車定員については、どちらも7人または8人乗りで、環境性能を考慮した「セレナ e-POWER」と「ヴォクシー ハイブリッド」はどちらも7人乗りです。

 また、細かな部分では、簡易式テーブルやスマホなどの充電に便利なUSBポートなどの装備に違いがあります。

 先進安全運転支援機能では、両車ともに衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置といった機能を標準装備。

 また、セレナは上空から見下ろしているかのような映像をモニターで確認できる「アラウンドビューモニター」や高速道路でのドライバー負担を軽減する「プロパイロット」などをオプションで設定しています。

両車の走りや燃費は何が違う? パワートレインでは、セレナが2リッター直列4気筒エンジン(最高出力150馬力、最大トルク20.4kgm)をベースとした、ガソリン車(Sグレードのみ)と簡易ハイブリッドシステム「スマートシンプルハイブリッド(Sハイブリッド)」を搭載したモデルが存在します。

 また、e-POWER車は、1.2リッター直列3気筒エンジン(最高出力84馬力、最大トルク10.5kgm)+モーター(最高出力136馬力、最大トルク32.6kgm)です。   セレナの燃費は(JC08モード、以下同様)、ガソリン車が15.0km/L、Sハイブリッド車は15.0km/Lから17.2km/L、e-POWER車が26.2km/Lとなっています。

ドレスアップ要素の強いトヨタ「ヴォクシー」 対するヴォクシーは、2リッター直列4気筒エンジン(最高出力152馬力、最大トルク19.7kgm)を搭載するガソリン車と、1.8リッター直列4気筒エンジン(最高出力99馬力、最大トルク14.5kgm)+モーター(最高出力82馬力、最大トルク21.1kgm)の2モデルを用意。燃費は、ガソリン車が14.8km/Lから16.0km/Lで、ハイブリッド車は23.8km/L です。

 両車の大きな違いとしては、セレナはガソリン1種、ハイブリッド2種のパワートレインを設定しているのに対して、ヴォクシーは各1種類の設定です。

 セレナのSハイブリッド車とヴォクシーのハイブリッド車に採用されているシステムは「パラレルハイブリッド」といい、エンジンをモーターがアシストして、両方の動力で駆動します。

 セレナのe-POWER車は、「シリーズハイブリッド」というシステムで、エンジンを発電専用として、その電力でタイヤ直結のモーターを回すというものです。

 両車の特別仕様車を除く価格(消費税込)は、セレナのガソリン車が244万800円、Sハイブリッド車は250万4520円から316万7640円、e-POWER車が296万8920円から343万6560円です。

 対するヴォクシーは、ガソリン車が250万9920円から300万8880円、ハイブリッド車は300万3480円から328万6440円となります。

 ミニバンジャンルで、人気のセレナとヴォクシー。従来までは、セレナの幅広い世代に受け入れられやすいデザインに対して、ヴォクシーはドレスアップ要素などインパクトのあるデザインでした。

 しかし、2019年夏にはセレナがマイナーチェンジを控えており、よりダイナミックなデザインへの変更が予定されています。

 両車がアグレッシブなデザインになることで、購入層にどのような影響があるか注目です。

こんな記事も読まれています

【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】混雑を避けて移動したい! 道路別・渋滞予測まとめ
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】混雑を避けて移動したい! 道路別・渋滞予測まとめ
くるくら
超レトロな「新型スポーツカー」登場へ 6速MT×丸目4灯がカッコイイ! 光岡新型「M55」25年にデビュー 旧車デザインに込められた“意味”とは
超レトロな「新型スポーツカー」登場へ 6速MT×丸目4灯がカッコイイ! 光岡新型「M55」25年にデビュー 旧車デザインに込められた“意味”とは
くるまのニュース
およそ2000万円! アキュラ「NSX-T」は6速MTでも予想より1000万円以上安い値段で落札されました
およそ2000万円! アキュラ「NSX-T」は6速MTでも予想より1000万円以上安い値段で落札されました
Auto Messe Web
焚き火の火おこしや空気入れに便利!「ポケットブロワー」がカルテックから発売
焚き火の火おこしや空気入れに便利!「ポケットブロワー」がカルテックから発売
バイクブロス
契約延長目指すバスティアニーニ、アメリカズGP表彰台は「彼にとって重要」とダッリーニャ褒める
契約延長目指すバスティアニーニ、アメリカズGP表彰台は「彼にとって重要」とダッリーニャ褒める
motorsport.com 日本版
メルセデス・ベンツ、GLCクーペにプラグインハイブリッドモデル「GLC 350 e 4MATIC Coupe Sports Edition Star」を追加
メルセデス・ベンツ、GLCクーペにプラグインハイブリッドモデル「GLC 350 e 4MATIC Coupe Sports Edition Star」を追加
月刊自家用車WEB
次なる中国人F1ドライバーの誕生には時間がかかると考える周冠宇。企業らの関わりが必要だと主張、ホンダの育成にも注目
次なる中国人F1ドライバーの誕生には時間がかかると考える周冠宇。企業らの関わりが必要だと主張、ホンダの育成にも注目
AUTOSPORT web
【中古Eクラス】新車価格の高騰やSUVブームにもかかわらず高人気な優等生メルセデス・ベンツ Eクラスのエステート
【中古Eクラス】新車価格の高騰やSUVブームにもかかわらず高人気な優等生メルセデス・ベンツ Eクラスのエステート
AutoBild Japan
働くクルマもオシャレに特別に ホンダNバン一部改良と特別仕様車 安全性と使い勝手向上へ
働くクルマもオシャレに特別に ホンダNバン一部改良と特別仕様車 安全性と使い勝手向上へ
AUTOCAR JAPAN
WRCに最強の「セリカ」が参戦! ホモロゲーションモデルとして登場したトヨタ「セリカGT-FOUR RC」とは
WRCに最強の「セリカ」が参戦! ホモロゲーションモデルとして登場したトヨタ「セリカGT-FOUR RC」とは
バイクのニュース
SHOEIヘルメットにビルトイン可能! バイク用インカムの新製品
SHOEIヘルメットにビルトイン可能! バイク用インカムの新製品
バイクのニュース
フェルスタッペン、アメリカでの3戦で使用するスペシャルヘルメットを発表。ライトブルー基調に
フェルスタッペン、アメリカでの3戦で使用するスペシャルヘルメットを発表。ライトブルー基調に
AUTOSPORT web
テスラ モデル 3、新グレード「パフォーマンス」を追加…最高速度262km/h
テスラ モデル 3、新グレード「パフォーマンス」を追加…最高速度262km/h
レスポンス
ハコスカなんて偏平率82%よ! 昭和の時代は薄っぺらいタイヤが履けなかったって知ってた?
ハコスカなんて偏平率82%よ! 昭和の時代は薄っぺらいタイヤが履けなかったって知ってた?
ベストカーWeb
10年目にして一新! マツダ「ロードスター」は事実上のモデルチェンジ!? ドライビングファンは現代版ロータス「エラン」でした
10年目にして一新! マツダ「ロードスター」は事実上のモデルチェンジ!? ドライビングファンは現代版ロータス「エラン」でした
Auto Messe Web
フォルクスワーゲン、「Polo GTI」誕生25周年記念限定車「Edition 25」を発売開始
フォルクスワーゲン、「Polo GTI」誕生25周年記念限定車「Edition 25」を発売開始
月刊自家用車WEB
テスラ モデル3に爆速モデルが登場! 0→100km/加速タイムはなんと3.1秒だ!!
テスラ モデル3に爆速モデルが登場! 0→100km/加速タイムはなんと3.1秒だ!!
Webモーターマガジン
トヨタの大きなカクカク「最新SUV」発売! ゴツさ満点&快適車中泊な仕様も登場!? 新250のアイテムとは
トヨタの大きなカクカク「最新SUV」発売! ゴツさ満点&快適車中泊な仕様も登場!? 新250のアイテムとは
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

276.9479.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

5.8499.9万円

中古車を検索
セレナの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

276.9479.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

5.8499.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村