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【竹岡圭の大きな夢を】第2回「ラリーは非日常です」コ・ドライバーひと筋、漆戸あゆみさん

現在全日本ラリー選手権では、トップバッターでご紹介した上原先生のお隣に乗っていらっしゃる漆戸あゆみさん。2016年は眞貝選手の隣に乗っていらっしゃったので、私が人生でいちばん最初にお話しさせていただいたコ・ドライバーさんでもあるんですよね。

そして、何より私が全日本ラリー選手権に参戦し始めた2017年、私にとって全日本第2戦となったモントレーで、私の隣に乗っていただいたんですよ! あゆみさんの絶妙なコ・ドライバーとしての力量で、実はこの時初めて「ラリーって楽しいんだ!」と思えたんです。この感覚は、一生忘れられない思い出になりました。

そんなあゆみさんと一緒にまたコンビが組みたいな~と思い、何を隠そう、ずっとオファーし続けていたりもするのですが、なにせあゆみさんは大人気で、引っ張りダコなんです。でもきっとあゆみさんとはご縁があると信じています。なんたって、お誕生日が同じなんですもの。生まれ年的には、私の方がお姉さんですけどね(笑)。

◆「クルマなんて動けばなんでもいいよ」からラリーの世界へ

そんなあゆみさんですが、実は元々は全然クルマに興味はなかったんだとか。「クルマなんて動けばなんでもいいよ」と思っていたくらいだったんだそう。それが、社会人になって通勤にクルマが必要になり、自分のクルマを買わなければならなくなった時にいろいろ調べていたら、もともと凝り性なので結構詳しくなってしまったというのは、なんともあゆみさんらしいエピソード。

そんな中、ウェブで見つけたBライセンス競技に関する情報発信のメーリングリストに参加されたそうで(読む専門だったそう)いろいろなやりとりを見ているうちに自分もやってみたいな~と思うようになったんですって。でも、クルマを買うために調べていたのに、競技に興味を持つまでになっちゃうところ、本当に凝り性ですよね(笑)。

でもそうは言っても、モータースポーツなんて、どうやって始められるかわかりませんよね? あゆみさんも同じ状況だったそうで「どうしたらいいかわからなかったんですが、上記のメーリングリストを読んでいるなかで、とりあえずBライセンスでもとってみるかと思いまして」。

そこでまたまた調べたあゆみさん。長野県内のモータースポーツのクラブが、ダートトライアルのイベントのお手伝いを探していたのを見つけたんだとか。「会ったこともない人のところへ、2時間もかけて1人で行くなんて、その時の私にとっては結構冒険でした(笑)」って、そりゃそうですよね! それってスゴイ勇気! 私だったら無理だったかも。というのも、そうなんです!3月30日生まれは、実はすごく人見知りなんですよね。私もそうですから。

そこからモータースポーツの世界に足を踏み入れ、そのクラブが主催しているラリーのお手伝いもしているうちに、ラリーへ参加してみないかと誘われたのが、コ・ドライバーさんとしてのキャリアの始まりだったんだとか。そう、あゆみさんは、最初からずっとコ・ドライバーさんをやっていらっしゃるんですよね。

◆大きめのラリー会場で姿を見なかったことはない

その後の「それから人と人とのつながりで結構長く続けさせていただいています」というあゆみさんの戦歴がスゴイんです! 2001年に関東ラリーシリーズシリーズで競技を始めた後、翌年の2002年には全日本ラリー選手権2輪駆動部門に本格参戦。そして、2006年アジアパシフィックラリー選手権ラリー北海道クラス優勝、世界ラリー選手権ラリージャパンクラス優勝と、国際格式のラリーでも大活躍。

一方、全日本ラリー選手権では、2012年JN-2クラスシリーズ4位、2013年シリーズ3位、2014年はJN-3クラスでシリーズ2位、2015年はJN-5クラスでシリーズ3位。そして、2016年には、眞貝知志選手とイタリア選手権RALLY DI ROMA CAPITALEに参戦し、クラス3位をゲットと、海外ラリーにもチャレンジされたんですよね。

そして、今年も隣に乗られている上原先生とは、2012年の時に1シーズン、その後は2017年から今までコンビを組まれていて、2017年は全日本ラリー選手権(JN-4クラス)シリーズ4位、2018年、2019年はシリーズ2位。上原先生はグラベル(未舗装路)のラリーが得意なので、グラベルではいつも優勝争いに加わっていて、北海道で行われる全日本ラリーのラリーカムイは3連勝中なんだとか!「もちろん今シーズンは、念願のシリーズチャンピオン獲得が目標です」とのことでした。上原先生も「実は一度もシリーズチャンピオン獲っていないというウルピー(あゆみさん)に、チャンピオンをプレゼントしたいな~」と、おっしゃってましたからね。

でですね、あゆみさんのスゴイのは、レギュラーシートの他にも積極的にラリーに出場しているということなんです。大きめのラリー会場では、あゆみさんの姿を見なかったことはないんじゃないかというくらい(笑)。

主だったものでも、2017年のJAF中部・近畿ラリー選手権DE-6(最大排気量クラス)クラスシリーズチャンピオン獲得(出場全戦優勝)、今年2020年もモータースポーツMCのピエール北川さんとコンビを組まれ、TRD RALLY CUP MCA CAPRICCIO 2020(CUP-1)1位を飾っていらっしゃいます。ちなみに私とは、2017年の全日本ラリー選手権第5戦 ラリーモントレー(JN-5クラス)4位という戦績が残っておりますよ~。

「この先もいつまでラリーができるかわからないけど、国内、海外問わずもっといろんな経験をしていきたいなぁ…と思っています」というあゆみさん。ドライバーに一目おかれるような、他の人には負けないスキルを持ったコ・ドライバーになりたいそうですが、すでにみんな一目も二目もおかれていらっしゃると思いますよ~。

◆意外とラテン系?左ハンドルMTのフレンチコンパクトを愛する

そんなあゆみさんの日常は「普通の会社員です。普段の生活は地味です」とか。モータースポーツ以外の趣味は、温泉とネコ。長野と言えば温泉多いですからね。「近所にも温泉が多いので会社帰りに寄ったり、ラリー以外の休日に県内の温泉を訪れています」とのこと。「ネコは事情があって飼えないので、動画を見たり、ネコ好きの仲間とネコカフェに行くことで癒されています」とのことですが、いつか自分の愛猫と過ごせればいいですね~。

クルマでは、小さいハッチバックのコンパクトカーマニアのあゆみさん。「プジョー106 Rallye(並行輸入車)→シトロエン C2 VTS(並行輸入車)→ルノールーテシア R.S.(並行輸入車)→ルノートゥインゴ R.S.カップ(2013年式 30台限定車)」と乗り継がれておりまして「すべて左ハンドルMTのヘンタイです(笑)」とご自身でおっしゃってました。これに加えるなら「フランス車の」というキーワードも入りますね。いつも落ち着いて見えるあゆみさんですが、意外とラテン系の一面もあったりして?!

「漆戸あゆみさんにとってラリーとは?」

ラリーは非日常ですね。つまんない日常から脱出する手段というか(笑)。負けず嫌いなので、勝つためにはどうすればいいかって考えるのは楽しいですね。ここまで人と人のつながりでやってこられて、ありがたいなぁと思っています。 

「漆戸あゆみさんからのメッセージ」

ラリーが開催できなくなる日が来るなんて思ってもみませんでした。こんな世の中で自分にできることは少ないので、ステイホームでできることをして次の戦いに向けて力を貯えたいと思います。応援よろしくお願いします!

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