■乗用向けな「eアトレー」を公開
東京ビッグサイト(東京都江東区)を会場に、2025年10月29日から開催されている「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」では、各ブースがさまざまな趣向を凝らした展示が行われており、それをチェックするのも楽しみのひとつ。
【画像】超カッコイイ! これがダイハツの「新たな軽商用バン」です! 画像で見る(51枚)
ダイハツのブースでは注目のコンセプトカーのほか、「町のステッカー屋さん」として車体に貼る用や持ち帰り用のステッカーをプリントして配るという体験も行われており、プリンターなどに賄う電力は、電気自動車から給電するスタイルが採られていました。
しかしこの電気自動車、シレっと並んでいましたが、実は世界初公開となる「eアトレー」というモデルだったのです。
すでにダイハツ、トヨタ、スズキの3社共同で、BEV(バッテリー電気自動車)システムを搭載した商用軽バンEVを開発していることは発表済ですが、今まで公開されていたのはダイハツの軽商用バン「ハイゼットカーゴ」をベースとしたものでした。
一方、今回は乗用向けで上級仕様にあたる「アトレー」をベースとしたものとなっており、エアロパーツやLEDヘッドライト、フォグランプが備わり、ボディカラーも「オフビートカーキメタリック」と、アトレーに準じた変更がなされていたのです。
このモデルはあくまで参考出品とのことですが、1500Wの給電ができるということでアウトドアレジャーへの親和性も高く、平日はビジネス、週末は趣味と使い分けることも可能。
1台で趣味と仕事をこなしたいという人には、ベーシックなハイゼットカーゴではなく、一般ユースで使えるアトレーベースのモデルも、一定の需要はありそうです。
なお、この車両のベースとなった3社共同で開発している車両については、主にパワートレイン周りを3社共同で開発。車体に関してはダイハツが担当し、トヨタとスズキにOEM供給をするという方式が採られているとのこと。
そのため、基本的なクルマとしての性能は共通ながら、細かな装備やオプションなどは各社独自のものとなっているそうで、メーカー毎の特徴が反映されるそうです。
また外観は通常のガソリンモデルと大きく変わっていないように見えますが、車両重量が増えたことによって、タイヤはより強固な「8PR」相当(通常は6PR)のものとなり、ブレーキキャリパーも大型のものへと変更がなされています。
そして、それに合わせてホイールも大型のキャリパーに干渉しない新形状のものとなっていて、放熱性や強度も考慮されたデザインとなるなど、ここだけ聞くとまるでハイパフォーマンスなスポーツカーのようなこだわりが詰め込まれているそう。
それならホイール径を13インチなどにすればいいという声もありそうですが、そうすると最小回転半径が大きくなってしまい、小回り性能が劣ってしまうことにつながります。それは商用車として絶対に避けたかったので、12インチのまま極限まで大きなブレーキサイズとしたということ。
同じように見えて、実はかなり考え抜かれたモデルであることをうかがい知ることができました。(小鮒康一)
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