フェラーリのドライバーとして新たなF1キャリアを歩み始めたルイス・ハミルトンは、このチームへ加入してからの数週間で、活力を取り戻す経験をしたと語っている。
F1史上最多タイとなる7度のチャンピオン獲得を誇るハミルトン。彼のフェラーリ移籍は大注目を浴びてきた。
■ハミルトン、フェラーリ移籍は「100%正しい決断だった」と確信
2月18日にはイギリス・ロンドンでF1全チームの合同ローンチイベントが行なわれ、それに出席したハミルトンは集まった1万5000人のファンのエネルギーに「元気づけられる」と語っている。
「僕の頭の中に思い浮かんだ言葉は、『元気づけられる』というものだ。とても生き生きとしているし、すべてが新しく感じられる」
「このチームの一員であることを誇りに思うと同時に、とてもワクワクしているんだ」
ハミルトンはこのイベント後、2025年マシンのシェイクダウンに向かったが、これまでのフェラーリで過ごした時間から、“活力を取り戻す”経験をしてきたと語った。
彼はF1での20年近いキャリアの中で様々な経験を積み、もう新しいモノは無いという気持ちになっていた。しかし、1月にフェラーリのF1マシンを初めて走らせた後、そうではないと気が付かされたのだという。
「僕は人生において本当に特別な初めての経験というのは、ほんの一握りしかないと心底思っているんだ。ファーストキスに初めてのデート、学校の初登校、初めての仕事という具合だ。そして正直に言うと、僕はもう自分の”初めて”というのはすべて経験済みで、もうこれ以上新しいモノはないのだろうと考えていた」
フェラーリの公開した映像の中で、ハミルトンはそう語っている。
「自分は長い事レースをしてきたけど、僕自身がどれだけレースというものを愛しているのかに驚かされ、そして新鮮に感じたんだ」
「20とか21歳の頃、レーシングスーツを着て、コックピットへ入って初めてF1マシンに乗ったときの興奮を覚えている。でも、今回は違った。だって(フェラーリの)赤色に囲まれたコックピットに座ったら、どんな感じなんだろうといつも想像していたんだ
ハミルトンはその時走らせたSF-23について、エンジンの振動に至るまで、彼がこれまで走らせたことのないマシンだと表現している。
「このクルマは僕が過去10年、12年、17年乗って来たモノとは全く違う」
「このクルマはユニークで、フェラーリのエンジンの振動を初めて感じたときはすごかった。特大の笑顔が浮かんだよ」
「僕より前のドライバーがこの赤い服を着ている姿をいつも見てきたけど、僕に似合うかどうかが気になっていたんだ。だからこの服を着ることができて、本当に光栄だ。この服を着こなして行ければ良いなと思う」
「長い事待ちわびていたからクルマを始動した時、まるで新しい、未知の旅が始まったようで、僕が覚えている中でも最もエキサイティングな瞬間だった。(テストコースの)橋の上でティフォシ(フェラーリの熱狂的ファン)を見るだろうなと思っていたけど、ターン1から彼らが集まっているのを見れて素晴らしかった。そしてチームと顔を合わせたときも、その情熱や歓迎に圧倒されたんだ」
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