フェラーリ、F1マイアミGPに向け「白い」ウェアを発表。スペシャルマシンカラーリングとの組み合わせに期待高まる

　5月2日に開幕するF1第6戦マイアミGPを前に、フェラーリのドライバーやクルーが着用するホワイトカラーの特別デザインのウェアが発表された。

　今回、フェラーリが象徴的な赤色ではなく白いウェアを着用するのは、チームのアパレルパートナーであるプーマが新たなF1ファッションラインをローンチすることを記念してのモノだ。

　なおフェラーリでこうした白いウェア、レーシングスーツを初めて着用したドライバーは、ジョディ・シェクター。1979年の跳ね馬デビュー時に個人スポンサーであるブルックリン・チューイングガムのカラーを反映した青と白のレーシングスーツを着用していた。

　その後、チームメイトだったジル・ヴィルヌーヴも、白いスーツを着用。これは当時、白しかなかった新開発の耐火性スーツに切り替えたためだ。フェラーリでは1982年までこの白いスーツが続いたが、1983年からは再び赤色に立ち戻った。

　近年のフェラーリドライバーの例を挙げると、2023年のモナコGPでシャルル・ルクレールが白をメインとした特別カラーリングのレーシングスーツを着用。モナコ国旗を彷彿とさせる、赤色のショルダー部分が特徴的だった。

　なおフェラーリは既にマイアミGPで2025年マシンSF-25に特別カラーリングを施すと予告済み。メインスポンサーであるヒューレット・パッカード（HP）に合わせ、ホワイト、レッド、ブルーを基調としたカラーリングになると見られている。

　プーマはこのスペシャルカラーのウェア発表に際し、次のようにコメントを寄せた。

「この新作は、サーキットのエネルギーとサッカーアパレルの象徴的な魅力をブレンドしている」

「コレクションは2025年シーズンのフェラーリF1のマシンカラーリングの、特にエンジンカバー部分のクリーンなアクセントカラーに着想を得ている。またチームがアウェイで試合を行なう際に新しいユニフォームを着用するサッカーのアウェイキットの伝統にも敬意を評している」

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