現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ロータス・カップ・ジャパン最終戦富士、今季初参戦の山本健一が4連勝で王座決める

ここから本文です

ロータス・カップ・ジャパン最終戦富士、今季初参戦の山本健一が4連勝で王座決める

掲載 更新
ロータス・カップ・ジャパン最終戦富士、今季初参戦の山本健一が4連勝で王座決める

ドライで行われた予選でポールポジションを獲得した山本

JAF(日本自動車連盟)公認レース「LOTUS Cup Japan」、2019年シーズン第5戦が11月17日(日)に、静岡県・富士スピードウェイで開催された。ロタース・エキシージで争われるクラス1は山本健一、エリーゼ中心のクラス2は松尾 修が勝利。最終戦を終えてクラス1の年間タイトルは山本、クラス2は秋葉有一がそれぞれ手にしている。

ロータス・カップ・ジャパン最終戦富士、今季初参戦の山本健一が4連勝で王座決める

秋らしい雲ひとつない晴天に恵まれ、午前9時10分にスタートした予選は2回目のアタックラップで1’53.044を記録した山本がポールポジション。昨年のチャンピオンの飯田敏雄が1’53.566と2番手タイムを刻み、フロントロウの一角を確保している。

クラス2は2戦ぶりの参戦となる松尾が2’01.783の好タイムを叩き出し、予選トップを獲得した。このレースにタイトルが掛かっている秋葉は、最終アタックでミスを喫したこともあり、2’02.158と松尾のタイムに届かず、予選2位に留まった。決勝では秋葉が2位以上かつ、現在ポイントリーダーの西面 一を上回る順位でフィニッシュすると逆転で秋葉の連覇が決まる。

好スタートを決めた昨年の王者飯田が山本をパス

午後に行われた決勝レースも予選に続いて晴天が広がり、ロータス・カップとしては久々に予選・決勝ともにドライコンディションで行われることになった。

抜群の蹴り出しを見せた飯田は1コーナーにポールの山本に迫るポジションで侵入すると、2コーナーで前に出る。さらに予選4番手からスタートした清水友一も山本に遅いかかかり、2番手に浮上。その後方、予選3番手の佐藤考洋はセンサートラブルから無念のピットイン。優勝争いは飯田、清水、山本に絞られることになった。

スタートで出遅れた山本だったが、1周目のストレートで前を行く清水をパス。さらに2周目の最終コーナーで前を走る飯田を射程圏内に捉えるとストレートでスリップストリームに入り、そのままオーバーテイクを披露。早々にトップに復帰する。続く3周目は予選タイムに近い1分35秒台にペースを上げて、一気に飯田を引き離して見せた。

一時3番手までポジションを落とした山本が逆転勝利

山本は8周目のダンロップコーナーでは飯田にインに飛び込まれるシーンもあったが、しっかりと首位の座をキープ。残り2周はペースを取り戻し4連勝を達成した。ロータス・カップ初参戦のシーズンながらも、見事クラス1タイトルを獲得している。

「かなり激しい展開のレースになりました。スタートを失敗したのが痛かったです。中盤以降は苦しく、またやられるかな・・・と思いながら、なんとか落ち着きを取り戻して先頭でチェッカーを受けることができました。ロータス・カップは今回のような接戦が毎戦繰り広げられています。本当に楽しいレースですし、自分自身が成長できるシリーズだと思います」と山本は笑顔で喜びを語った。

2位の飯田は「苦しいシーズンだったが、ようやく最後に光が見えた」と振り返った。3位は来シーズンからの本格参戦を計画している清水。トラブルを解消した上でコースに復帰した佐藤は4位でレースを走り切っている。

クラス2は参戦2戦目の松本が初勝利、秋葉が王座決める

クラス2は2番グリッドの秋葉が抜群のスタートを決めて松尾をパス。しかし、スピードに勝る松尾が2周目のストレートで秋葉を抜いてトップに浮上。そのままペースを落とすことなく後続を引き離し、嬉しいロータス・カップ初勝利を手にした。

「スタートで秋葉選手が速かったので、1周目は後ろにつきました。10周あったので落ち着いて走れました。予選から決勝にかけてとてもいいムードのなかでレースを楽しむことができました。来シーズンはタイトルを掛けてフル参戦を考えています」と、初優勝の松本は来シーズンのタイトル獲得を誓っている。

2位に入った秋葉が、このレースを4位で終えた西面と同ポイントながらも、選手権規定により2018年に続きクラス2連覇を達成した。

こんな記事も読まれています

いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
レスポンス
新型ヴェゼルがビッグマイナー! 新グレードも!
新型ヴェゼルがビッグマイナー! 新グレードも!
グーネット
やっぱりダイハツ不正の影響は大きい! 2023年度の新車販売台数ランキング「盤石のクルマ」と「急落したクルマ」
やっぱりダイハツ不正の影響は大きい! 2023年度の新車販売台数ランキング「盤石のクルマ」と「急落したクルマ」
WEB CARTOP
レッドブルF1、注目集まる2025年ドライバーラインアップ決定は”シーズン終盤”に「我々は今のペアで満足」
レッドブルF1、注目集まる2025年ドライバーラインアップ決定は”シーズン終盤”に「我々は今のペアで満足」
motorsport.com 日本版
ダイハツの「軽バン」は何に使える? 「車中泊好き」オジサンにピッタリ!? フラットフロアできる「アトレー」とは
ダイハツの「軽バン」は何に使える? 「車中泊好き」オジサンにピッタリ!? フラットフロアできる「アトレー」とは
くるまのニュース
ロイヤルエンフィールド「INT650」 ブラックアウトされたエンジンを採用したDarkグレードを追加し発売
ロイヤルエンフィールド「INT650」 ブラックアウトされたエンジンを採用したDarkグレードを追加し発売
バイクのニュース
最高に便利なアイデア! 大事なギアを保護して、スッキリ収納にも役立つ b/c 「CRUMM CR」【車に積みたいアウトドアアイテム】
最高に便利なアイデア! 大事なギアを保護して、スッキリ収納にも役立つ b/c 「CRUMM CR」【車に積みたいアウトドアアイテム】
月刊自家用車WEB
佐藤琢磨が日本人初のインディカーウイナーとして殿堂入り。初優勝の地ロングビーチに記念板が埋め込まれる
佐藤琢磨が日本人初のインディカーウイナーとして殿堂入り。初優勝の地ロングビーチに記念板が埋め込まれる
AUTOSPORT web
ボルボ EX30【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
ボルボ EX30【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
【お出かけ情報】GWは“もてぎ”が熱い!!「働くクルマ大集合‼」など家族で一日楽しめるイベントが盛り沢山!
【お出かけ情報】GWは“もてぎ”が熱い!!「働くクルマ大集合‼」など家族で一日楽しめるイベントが盛り沢山!
carview!
ヤマハ「XSR900」もマルボロ(っぽい)カラーに! ブラックも新色でXSR900 GPと同時発売
ヤマハ「XSR900」もマルボロ(っぽい)カラーに! ブラックも新色でXSR900 GPと同時発売
WEBヤングマシン
【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年4月20日時点
【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年4月20日時点
カー・アンド・ドライバー
ホンダが「新型SUV」発表!  トヨタ「ハリアー」サイズの「“クーペ”ボディ」採用! 斬新デザインがカッコイイ「e:NS2」中国で予約受付開始へ
ホンダが「新型SUV」発表! トヨタ「ハリアー」サイズの「“クーペ”ボディ」採用! 斬新デザインがカッコイイ「e:NS2」中国で予約受付開始へ
くるまのニュース
ホンダの“原付二種”スポーツネイキッド「CB125R」に2024年モデル登場! 新設計メーターは視認性抜群!! 新色のブルーがさわやかです
ホンダの“原付二種”スポーツネイキッド「CB125R」に2024年モデル登場! 新設計メーターは視認性抜群!! 新色のブルーがさわやかです
VAGUE
「マジでカッコいい!」トヨタの大型SUV「新型フォーランナー」に高評価の声! 超タフな「次期型ハイラックスサーフ」のデザインに寄せられた反響とは
「マジでカッコいい!」トヨタの大型SUV「新型フォーランナー」に高評価の声! 超タフな「次期型ハイラックスサーフ」のデザインに寄せられた反響とは
くるまのニュース
サーキットはもちろん、日常のアシとしても魅力的! 「ヒョンデ・IONIC 5 N」試乗インプレッション
サーキットはもちろん、日常のアシとしても魅力的! 「ヒョンデ・IONIC 5 N」試乗インプレッション
月刊自家用車WEB
スズキ「バーグマンストリート125EX」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
スズキ「バーグマンストリート125EX」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
どうせ乗るなら、悪路に強くてカッコいい車がいい! アウトドアカーの代名詞的な三菱 デリカD:5がベースのキャンパー
どうせ乗るなら、悪路に強くてカッコいい車がいい! アウトドアカーの代名詞的な三菱 デリカD:5がベースのキャンパー
月刊自家用車WEB

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

990.01760.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

585.01970.0万円

中古車を検索
エキシージの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

990.01760.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

585.01970.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村