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”早め早め”のアグレッシブな戦略でアメリカGPを制したフェルスタッペン&レッドブル「勝てるかどうか確信が持てなかった」

”早め早め”のアグレッシブな戦略でアメリカGPを制したフェルスタッペン&レッドブル「勝てるかどうか確信が持てなかった」

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1アメリカGPでメルセデスのルイス・ハミルトンとの激しい戦いを制し、優勝を手にした。

 ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンだったが、抜群の蹴り出しを見せたハミルトンに、ホールショットを奪われてしまう。その後フェルスタッペンはハミルトンから1秒以内の差で必死にくらいついていくものの抜くことはできず。そのためチームは、アグレッシブな戦略に出る。10周を走ったところで、最初のピットストップを行なったのだ。

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 これでフェルスタッペンは、ハミルトンをアンダーカットすることに成功し、首位を奪い返すことができた。その後も29周目に2度目にピットストップ……早め、早めにピットストップを消化することで、ポジションを守る戦略を採ったのだ。

 首位に返り咲いたものの、早めにピットストップするということは、最後のスティントをライバルよりも長く走らなければならないことになる。そのためにはタイヤを労る必要があり、ハミルトンが2度目のピットストップを終えた後には、差が急速に縮まり、レース最終盤にはふたりは1秒前後の差となった。

 しかしフェルタッペンはタイヤのパフォーマンスを残しており、最終的には逃げ切りに成功。今季8勝目を手にした。

 ただフェルスタッペンは、当初はその戦略に、疑問も抱いていたという。

「スタートで負けてしまったので、何か他のことをしなければいけなかった」

 フェルスタッペンはレース後にそう語った。

「でもこのコースは、タイヤの摩耗がかなり大きいから、アグレッシブにならなければいけなかった」

「うまくいくかどうかは分からなかった。でも、最後の数周は楽しかったよ。高速コーナーでは少しスライドしていたけど、なんとか耐えることができてかなり満足している」

 今回の勝利の結果、フェルスタッペンはハミルトンに対するドライバーズランキングのリードを12ポイントに広げることになった。

 一方敗れたハミルトンは、レース終盤に1秒前後に近付くことができたものの、DRSを使ってもオーバーテイクすることはできなかったと語る。

「とても厳しいレースだった」

 そうハミルトンは語った。

「僕は良いスタートを切ったし、できることは全てやった。でも結局のところ、彼らは週末を通じて優位に立っていた」

「これ以上の結果を求めることはできなかった。でも、週末を通じて素晴らしいピットストップと、素晴らしい仕事をしてくれた僕のチームに、大いに感謝したいと思う」

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも、今回の戦略でフェルスタッペンが勝てるかどうか、最後まで確信を持てなかったと認める。

「彼がこれをやってのけるとは、本当に思ってもみなかった」

 そうホーナー代表は語った。

「ルイスは8周も若いタイヤを履いていたし、最初に履いたハードタイヤは、ほとんど摩耗し切っていた。もう構造が見えそうな状態だったんだ。だから、レース終盤にはほとんどタイヤが残っていないだろうと思っていた」

「レースの終盤にはルイスはとても強く、彼はもっと長く走れるように見えた。彼はアドバンテージを手にしていたんだ」

「最後の数周で負けていたら、本当に辛い想いをしていただろう。でも、マックスはギリギリで持ち堪えた。彼は素晴らしい仕事をしたし、最後の最後に十分なパフォーマンスを残していたんだ」

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