■ミニバンに多い? オラオラ顔の現行モデル
近年発売される国産車のなかには、大型フロントグリルや目ヂカラのあるヘッドライトなどが特徴的な、いわゆる「オラオラ顔」なクルマが少なくありません。
アルファード並みの迫力顔! ホンダ「エリシオン」が全長5m級にイメチェン!
迫力ある顔つきをしたそれらのクルマは、駐車場でも存在感を発揮。近年の自動車デザインにおいてひとつの“流行”ともいえるような存在となりましたが、現行国産車ではどのようなモデルがあるのでしょうか。ミニバンのなかから3車種ピックアップして紹介します。
●日産「エルグランド」
現行型エルグランドは、2010年に発売されたモデルですが、直近では2020年10月12日に2度目のマイナーチェンジを実施。フェイスリフトがおこなわれました。
フロントグリルは、特徴でもあった水平基調のデザインを改め、緻密さと立体感を感じる意匠を採用しています。
グリルのカラーはグレードにあわせて2種類が設定され、精悍な「ブラッククローム」とエレガントな「サテンクローム」を用意。全体的にキラキラと華やかな印象の顔つきが特徴です。
また、ボディカラーに2トーンカラーが設定されました。
内装も、10インチの大型ディスプレイの採用やインパネのデザイン変更、シートのキルティングパターンの変更など、細かな部分が改善しています。
日産の販売店スタッフに新型エルグランドのフロントフェイスについて聞いたところ、「弊社のミドルサイズミニバン『セレナ』にも似ているデザインのフロントグリルが採用されていますが、セレナでの評判を見ていると(この顔つきに)一定の人気はあると感じます」と話します。
日産のフラグシップミニバンにふさわしい存在感を持つ新型エルグランド。価格(消費税込、以下同様)は369万4900円から556万500円です。
●三菱「デリカD:5」
三菱「デリカD:5」は、現行型が2007年に発売されたSUVミニバンです。
2019年にはビッグマイナーチェンジを受けた新型デリカD:5が発売され、新型ではディーゼルエンジンのみの設定となりました(旧型のガソリン仕様は数か月併売された後に生産終了)。
ビッグマイナーチェンジ後のデリカD:5では、三菱の共通フロントデザイン「ダイナミックシールド」が取り入れられ、縦型の大型LEDヘッドライトとLEDポジションランプを採用。
大型フロントグリルで存在感を高めただけでなく、夜間の対向車や歩行者からの視認性にも配慮されたデザインとなっています。
また、エアロパーツでカスタムされた新グレード「URBAN GEAR(アーバンギア)」を新規に設定。
クールで印象の専用フロントグリルとワイド感のあるフロントバンパーが、ダイナミックな塊感を演出しました。
SUVらしさが表現された標準仕様に対し、都会的なスタイルといえるのがデリカD:5アーバンギアの特徴でしょう。
デリカD:5の価格は391万3800円から448万9100円です。
■2020年の送迎需要増加を見込んで発売された“オラ顔車”とは?
●トヨタ「グランエース」
トヨタ「グランエース」は、海外仕様のセミボンネットタイプのトヨタ「ハイエース」をベースに開発された高級フルサイズワゴンです。
2020年に開催予定だった東京オリンピックにおける送迎需要の増加を見込んで、2019年12月16日に発売されました。
ボディサイズは全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmと、国産車のなかでもかなり大柄な部類です。
同社の高級ミニバンのアルファード(ボディサイズ:全長4945-4950mm×全幅1850mm×全高1935mm-1950mm)と比べても、とくに全長と全幅の大きさが際立ちます。
フロントフェイスは、ヘッドランプと融合した金属調加飾の大型ラジエーターグリルが、高級フルサイズワゴンにふさわしい迫力を演出。クロム加飾フレームで囲んだプロジェクター式2眼ヘッドランプも装備され、先進性も感じられるデザインです。
多人数乗車を目的としたグランエースは、3列シート6人乗り仕様と4列シート8人乗り仕様を用意。どの席でも快適に移動できるゆとりある室内空間を実現しました。
ちなみに駆動方式はFRを採用。前輪の切れ角は大きく、最小回転半径は5.6m(17インチタイヤ装着車)を実現するなど、巨体にそぐわぬ小回り性の高さも特徴となります。
グランエースの価格は620万円から650万円です。
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